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2025/10/31リースバックも2chの評判は?実態とリスクとは
- リースバック
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
みなさんは「リースバック」の仕組みについてご存知でしょうか?リースバックは、多くの人にとってあまり馴染みがない仕組みかもしれません。今回は2chの投稿から、リースバックについて解説していきます。
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Contents
リースバックとは?基本の仕組みとメリット・デメリットを解説
リースバックとは、持ち家を売却してその後、賃貸として住み続けることができる仕組みです。不動産リースバックでは、まず売買契約を結んで持ち家を売却します。それによって家の売り手はリースバック業者から家の代金を受け取ります。次に賃貸借契約を結ぶことで、売り手は売却した家を賃貸として利用していくことになります。これがリースバックの仕組みです。
リースバックには、売却した家に住み続けることができる、また買い戻すことができるというメリットがあります。
リースバックを本格的に宣伝し始めたのは2010年頃で、私たちがそれに触れるようになったのは最近のことです。
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2chで語られるリースバックの実態:リアルな意見と体験
では、2chの投稿からリースバックに関する意見を見ていきましょう。
2chの投稿①「結局は任意売却することになる」
「名無し不動さん2018/05/20(日) 22:59:10.99ID:zeDC9v37
リースバックは人集めの餌で任意売却して手数料とりたいだけ」
任意売却とは、住宅ローンを支払えなくなってしまったときに債権者の許可を取って家を売却し、その売却益で住宅ローンを返済することです。売却しても住宅ローンは完済できないけれど、競売にかけられるよりは多くの金額を債権者に返済することができるので、任意売却が行われます。
家が競売の危機に陥ったとき、人々は焦って競売回避の方法を探します。そこでリースバックを見つけるのです。リースバックでは、「住宅ローンを完済できる」というメリットがあるので、それを聞きつけて相談に行く人も多いです。リースバックでは資金を早く受け取ることができるので、競売を回避できる可能性が高いのです。
しかし、リースバックはどのような場合でも利用できるわけではありません。
リースバックをするための条件は
- 成人していること
- 判断力があること
- 家賃を支払えるくらいの収入があること
- 保証人を用意できること
- 物件に価値があること
- リースバック業者が対象としている物件であること
- リースバック業者が対象としているエリアであること
- 名義人からの同意があること
- ローン、抵当権が残っていないこと
といった条件があるのです。 しかし、中にはこの条件を隠して、利用者と契約を進めるリースバック業者がいます。 本当は住宅ローンがオーバーローンのためリースバックができないのに契約手続きを進めたり、物件が対象外なのに「リースバックができる」といって営業してきたりするのです。そして競売にかかる直前になってやはりリースバックが利用できないと伝えられ、結局任意売却せざるを得なくなってしまうのです。
ただし、すべての業者が悪徳というわけではなく、適切な業者を選べばリースバックは安全な資金調達方法です。注意してリースバック業者を選べば、リースバックは安全な資金調達方法なのです。
優良なリースバック業者についてはこちらを参考にしてください。
⇒ 【おすすめ5選!】優良なリースバック業者とは?〜その特徴〜
2chの投稿②「リースバックは詐欺である」
「名無し不動さん2018/05/21(月) 07:53:17.84ID:ENJiHj62
リースバック詐欺が流行るだろう」
「名無し不動さん2018/06/02(土) 16:58:43.71ID:jitTgKZa
ハウスドゥのリースバックも詐欺みたいなもん
市場の6割で買い取り家賃が11とかな」
「名無し不動さん2018/05/22(火) 18:15:30.43ID:UUkwShSd
詐欺じゃないけど客の困ってる弱味につけこみ安く叩いて業者とグルでボロ儲け
世の中こんなもんだ」
リースバックは詐欺ではなく、その仕組みを理解していないために騙されたと感じる人がいる場合があります。騙されたと感じる原因は、リースバックの仕組みを理解できていなかったことにあると考えられます。しかし、実際のところ「リースバックに騙された」と感じている人は多いのです。例えば
- 思っていたより買取価格が安かった
- 思っていたより家賃が高かった
- 高齢の親が勝手に申し込んでいた
- 家賃を急に値上げされた
- 買い戻せると聞いていたのに結局買い戻せなかった
というように、リースバックでは希望通りの値段で取引ができなかったり、本当は望んでいないのに契約してしまったりするトラブルが発生する可能性があるのです。リースバックに興味を持った場合、業者の説明をそのまま信じるのではなく、事前に自分で調べておくことが大切です。
関連記事 : リースバックで騙された?トラブル事例から学ぶ注意点と対策方法
2chの投稿③「リースバックは条件が悪い」
「名無し不動さん2018/05/22(火) 17:14:33.55ID:egtA1RYA 条件が悪いよな?リースバックは」
リースバックには、以下のような問題点が存在するため、契約前に十分に理解しておく必要があります。これらを知らずに契約してしまって後悔するといった人も多いです。しかし、これらはリースバック業者に騙されているからではありません。リースバックはそもそもこのような仕組みになっているのです。リースバックにはどのような問題があるのかについて確認していきましょう。
買取価格が相場より低い
リースバックでは、一般的に買取価格が市場相場よりも低くなることがあります。これは、リースバック業者の利益を守るためです。リースバック業者は、購入した物件を自由に売買できないという不利を抱えています。その分、買取価格が低くなってしまうものなのです。買取価格が低いのはリースバック業者に騙されているわけではないので注意しましょう。
家賃を支払わなければならない
リースバックをするまでは持ち家に住んでいるため、家賃の支払いをすることはありませんでした。しかしリースバック後は賃貸物件になるため、家賃を支払うことになります。新たに家賃の支払いが発生するため、予算に影響を与えることがあります。
家賃が相場より高い
リースバックでは、家賃が市場相場よりも高く設定される場合があります。その理由は、買取価格が相場より高い理由と同じです。売買上の不利な条件によってリースバック業者が損をしないようにしているのです。 家賃が相場より高くなるのも、リースバック業者に騙されているからではありません。
所有権がなくなる
リースバックでは、物件の所有権をリースバック業者に譲渡することになります。不動産の所有権はその不動産を購入した第三者に移行します。つまり、所有権は家の売り手から、買い手であるリースバック業者に移行するのです。
永久に住めるわけではない
リースバックをしても、ずっとその家に住み続けられるわけではありません。リースバックでは、契約期間が制限されており、長期的に住み続けることはできない場合が多いです。一般的には定期借家契約という契約を結ぶため、契約期間は2〜3年であることが多いです。2〜3年以上は住み続けられない場合がほとんどなので、リースバックを利用するときにはそれを覚悟して利用しましょう。
買い戻し価格が高い
リースバックでは、売却した物件を買い戻すことができますが、その際の買い戻し価格は通常高額になります。それは、リースバック期間中に業者が負担した諸費用の分が上乗せされるからです。そのため、買い戻し価格は1〜3割増しになってしまいます。買い戻し価格が高かったとしても、リースバック業者に騙されているわけではありません。リースバックとはそもそもそういう仕組みなのです。
業者によって条件が異なる
リースバックでは、業者や物件の条件に応じて、買取価格や家賃が異なることがあります。その家の状態や所在地など、さまざまな条件によって価格は変わります。また、対象にできる物件も、業者によって異なります。そのため、契約した業者によって提示される条件が大きく変わってしまうことがあるのです。
リースバックにはこれらの特性があり、契約前に十分に理解しておくことが重要です。これらの条件があることを理解した上でリースバックにメリットを感じるときにだけ、リースバックを利用するようにしましょう。
「名無し不動さん2019/11/07(木) 08:51:46.47ID:???
家まもるーのだかの一括査定サイト使ったことある人いる?
複数社に情報飛ぶのが不安なんだよな。
軽減税率も終わるし、持ち家を賃貸に切り替えて家賃補助貰いたい。」
リースバックの一括査定とは、所有している不動産の情報を入力すると、複数の不動産会社の買取価格を提示してもらえるというサービスです。査定結果が出たら、各社のプランを比較して、最も希望に合う不動産業者に申し込みをすれば良いのです。
一括査定をするためには、まず一括査定サイトのフォームに物件の情報を入力します。その際に必要となる情報は、物件の種類、住所、敷地面積、築年数、売却希望時期などです。物件の情報に関してはピッタリでなくても構いませんが、正確な情報であった方が正しい売却価格を知ることができます。また、名前やメールアドレスなどの個人情報も入力します。それは、査定結果を教えてもらう際に必要となるためです。 次に、おすすめの不動産業者が10社ほど提示されます。その中で気になる企業が見つかれば査定を依頼します。もし条件に納得できない場合は、一括サイトの運営会社を通して交渉することができます。査定が完了すると査定を依頼した不動産業者から連絡が来て、リースバックの手続きを進めていくことになります。
一括査定には、「手間や費用がかからない」、「専門的な情報をもらえる」といったメリットがある一方、「査定結果が正確だとは限らない」、「情報が流れて勧誘の電話がくる可能性がある」、「一括査定サイトが提携している業者に限られてしまう」といったデメリットが存在します。
もしリースバック業者を一括査定で探そうと思った場合は、こちらを参考にしてください。
⇒ 【おすすめ7選!】リースバックの一括査定サイト〜まとめ〜
関連記事 : リースバックの口コミは本当?実際の評判と実態
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まとめ:リースバックを選ぶ際の注意点と失敗しないためのポイント
今回は、2chの投稿を参考にリースバックについて説明してきました。
リースバックについては業者側も利用者側も十分に理解できてみなさんはリースバックについて知っていますか。いない可能性があります。そのため、人によって言っていることが違うかもしれません。リースバックに関して騙されないように、どの情報も鵜呑みにせず自分でも調べてみると安全にリースバックを利用することができるでしょう。
【参考】
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/estate/1526816815/l50
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東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
