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2025/07/29【厳選7社】リースバック会社一覧|選び方のポイントや買取価格の目安
- リースバック

リースバックとは、不動産を売却して現金化しつつ、そのまま同じ家に賃貸として住み続けられる仕組みです。住宅ローンの返済が困難な人や相続対策をしたい人、事業資金を調達したい人に需要があります。
しかし、リースバックを提供する会社は多いため、どのように選べばよいか悩む方もいるのではないでしょうか。
この記事では、おすすめのリースバック会社を7社ピックアップして紹介します。リースバックの仕組みや選び方、買取価格の目安、メリット・デメリットも解説するため、参考にしてみてください。
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
Contents
リースバックとは

不動産の売買は生活に関わる重要な問題で、慎重に決断する必要があります。リースバックを利用する前に、基本的な仕組みについて再確認しましょう。ここでは、リースバックの仕組みと併せて、類似の制度であるリバースモーゲージとの違いについて解説します。
基本的な仕組み
リースバックとは、現在住んでいる自宅を不動産会社に売却し、売却後もその家を借りて住み続ける仕組みです。「売却」と「賃貸借契約」を同時に行うことで、住み替えることなくまとまった現金が得られます。
売却代金を一括で受け取った後は、月々の賃料を支払いながら普段通りの生活の継続が可能です。リースバックの利用により、引っ越しや新たな住居探しの負担を回避できるため、資金が必要なときの有力な選択肢といえます。
リバースモーゲージとの違い
リバースモーゲージも自宅を活用して資金を得る方法で、リースバックと混同されるケースがよくあります。
リバースモーゲージは、自宅を担保にして金融機関から融資を受け、本人の死後に不動産を売却して返済する仕組みです。高齢者をターゲットとしており、年齢制限を設けるケースが一般的です。融資であるため、審査を受ける必要があります。
一方、リースバックは物件を売却して現金を得る方法で、所有権は完全に手放します。売却後の家賃さえ払えれば、年齢や収入に関係なく利用可能です。
関連記事:リースとリースバックの仕組みと違いをわかりやすく解説
関連記事:リースバック成功の秘訣!体験談から学ぶ実際の事例
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リースバックのメリット・デメリット

リースバックは資金調達の手段として柔軟性が高い一方で、注意点も存在します。実際に活用する前には、良い面だけでなく、リスクやコストについても理解することが大切です。ここでは、リースバックのメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
メリット
リースバックには以下のメリットがあります。
- 即時にまとまった資金を確保できる
- 家の維持費や税負担を軽減できる
- 住み慣れた家で生活を継続できる
不動産を売却することで、一括で数百万円〜数千万円の現金を得られます。住宅ローンの完済、医療費、事業資金など、さまざまな用途に柔軟に使える点が大きなメリットです。また、所有権を手放すことで、固定資産税や都市計画税、大規模修繕のコストから解放されます。
売却後はそのまま賃貸借契約を結ぶため、引っ越しの手間もありません。特に高齢者や子育て世帯にとっては、精神的な安心感が得られるでしょう。
デメリット
以下は、リースバックで注意したいデメリットです。
- 売却価格が相場より低くなるケースが多い
- 家賃の支払いが生じる
- 永住の保証があるとは限らない
リースバックでは将来的な賃貸収入を見越して査定されるため、通常の売却より価格が安くなる傾向があります。売却後はその家を借りて住むことになり、月々の家賃を支払わなければなりません。
また、契約によっては数年ごとに更新が必要だったり、再契約を断られたりするケースもあります。将来的に退去を求められる可能性があることから、契約内容の確認が欠かせません。
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リースバック会社を選ぶ際のポイント

リースバックでは、どの会社と契約するかによって、資金調達の効率や将来の住環境に大きな差が出ることも少なくありません。後悔のない選択をするには、複数の会社を比較し、自分にぴったりな条件を提示する会社を見極めることが重要です。ここでは、リースバック会社を選ぶ際に確認したいポイントを紹介します。
対象エリア/対象物件
リースバック会社によって地域を絞ってサービスを提供している場合があります。また、戸建てのみを対象としている企業やマンション・収益物件にも対応している企業など、対象とする物件の種類にも違いがあります。
そのため、自分の物件が対応エリアに含まれているか、対象物件に該当するかを事前に確認しましょう。ホームページに記載された情報や無料査定が活用できます。
買取金額
一般的に、リースバックの買取価格は市場価格の70%~90%が目安とされています。市場価格が3,000万円の物件であれば、2,100万円~2,700万円が買取価格の相場です。
ただし、会社によって査定方法や重視するポイントが異なるため、複数社から査定を受けて比較検討することが重要です。できる限り高く買い取ってくれる会社を選び、手元に残る資金を最大化しましょう。
家賃
リースバック契約では売却後に賃貸で住むため、家賃を支払う必要があります。そのため、毎月の家賃が家計に与える影響も見逃せません。一般的な家賃の計算式は「月額家賃=買取価格×年間利回り(6%~13%)÷12か月」で、2,000万円で売却した場合、月々の家賃は10万円前後です。
会社によっては柔軟な家賃設定や交渉に応じてくれる場合もあるため、相談してみるのも手です。
賃貸期間(賃貸借契約の種類)
リースバックでは、どのくらいの期間住み続けられるかも重要な判断材料です。契約形態には「普通借家契約」と「定期借家契約」があり、それぞれに特徴があります。普通借家契約は借主の保護が強く、契約満了後も更新できることから長く住むことが可能です。
定期借家契約は原則として更新できず、契約期間が終了すると退去する必要があります。ただし、リースバックでは定期借家契約でも再契約によって長く住める場合があるため、確認してみるとよいでしょう。
買い戻しの条件(金額)
将来的に物件を買い戻す可能性がある場合、買い戻し条件の確認が必要です。買い戻し価格の相場は売却価格の1.1~1.3倍で、2,000万円で売却した場合、買い戻しには2,200万~2,600万円ほどかかります。
また、買い戻しができる期間や手続き、違約金の有無も会社によって異なります。将来的に資金が用意できる見込みがある場合やどうしても家を手放したくない場合は、柔軟な買い戻し制度を設けている会社を選ぶとよいでしょう。
初期費用や付帯条件
リースバック契約では、売買や賃貸の手続きに伴って発生する初期費用にも注意が必要です。例えば、敷金や礼金、仲介手数料が発生する場合があります。また、賃貸借契約に際しては、保証人や家財保険への加入が求められることも少なくありません。
こういった付帯条件は会社によってさまざまで、中には「初期費用0円」を掲げる企業もあります。契約前に不明点を全て確認し、トータルコストを把握しましょう。
実績
リースバックは、実績のある会社を選ぶことで安心して取引を進められます。これまでにどれだけの件数を取り扱ってきたか、どのようなエリア・物件で実績があるかをチェックしましょう。公式サイトに掲載された「お客さまの声」や「導入事例」、第三者の口コミや評判も参考になります。
また、全国展開している企業や不動産業界で長く営業している会社は、契約後のサポートも充実しているケースがほとんどです。信頼性や安定性を重視する場合、取引実績と企業の運営体制をしっかり確認することが大切です。
関連記事:リースバックでトラブルになった場合の相談先は?
関連記事:リースバックの費用と手数料徹底解説!見落としがちなコストは?
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【厳選7社】おすすめのリースバック会社一覧

リースバックを検討する際、重要なのは複数社の見積もりを取ることです。リースバックの査定額や家賃、契約条件は会社ごとに大きく異なるため、1社だけで判断するのは危険です。納得して契約するためにも、買取価格や家賃、契約期間、再契約の可否など、細かい条件をしっかり比較しましょう。ここでは、信頼性や柔軟性の観点から厳選した7社を紹介します。
| 会社名 | 対象エリア | 対象物件 | 賃貸借契約の種類 | 実績 | 特徴 |
| リアルエステート | 全国 | 個人・事業用物件 | 記載なし | 記載なし | 難物件にも対応/スピード決済 |
| 一建設株式会社 | 全国 | 全物件対応 | 普通・定期賃貸借契約 | 年間40,000棟以上 | 選べる2プラン/生活サポート充実 |
| セゾンファンデックス | エリア要確認 | 個人・事業用物件 | 普通・定期賃貸借契約 | 記載なし | 高齢者向け見守りサービス/優待サービスあり |
| センチュリー21 | 記載なし | 個人・事業用物件 | 定期建物賃貸借契約(2年) | 記載なし | 再契約可/売買再取得も可能 |
| インテリックス | 要問い合わせ | 個人・事業用物件 | 定期建物賃貸借契約(2年) | 記載なし | 敷金・礼金不要/2か月フリーレントあり |
| SBIスマイル | 全国主要都市 | 個人・事業用物件 | 普通・定期賃貸借契約 | 顧客満足度98% | 買い戻し可能/プランが豊富 |
| AG住まいるリースバック | 全国 | 戸建て・マンション・店舗・事務所 | 普通借家契約 | 記載なし | アイフルグループ/残債ありでも可 |
1.リアルエステート:おうちのリースバック
リアルエステートが提供する「おうちのリースバック」は、対象エリアが全国かつスピード感のある対応が魅力のサービスです。北海道から沖縄まで全国の不動産に対応し、再建築不可や市街化調整区域内といった物件も買い取っています。
一般的にリースバックによる現金化の期間は2週間~1か月程度ですが、リアルエステートでは最短5日で可能です。書類取得や相続、債務整理に関しても、弁護士や税理士と連携しながらワンストップで対応します。
事業用不動産も対応可能で、柔軟性が高い点も特徴です。「相談して断られるのが怖い」という方にも代替案を提示するため、気軽に問い合わせられるでしょう。
2.一建設株式会社:リースバックプラス
「リースバックプラス」は、普通借家契約と定期借家契約から選べて、自分のライフプランに合った契約が可能です。賃料を抑えたい人には定期借家契約のプラン、長く住みたい人には普通借家契約のプランが適しています。
また、契約から3年後には同社の新築物件への住み替えも可能です。「買い戻し優遇タイプ」なら売却時と同価格で買い戻せるため、将来的に家を再取得したい人も安心です。暮らしを支えるサポート体制も充実しており、24時間対応の駆け付けサービスやオンライン診療など、多彩なライフサポートを提供しています。
3.セゾンファンデックス:セゾンのリースバック
「セゾンのリースバック」は、スピーディーで安心感のあるサービスが特徴です。最短で即日見積もり、契約までも2週間以内とスピード対応が可能です。事務手数料や礼金、契約更新料も不要で、初期費用を抑えてリースバックが始められます。
契約形態は普通借家契約・定期借家契約から選択でき、長く住みたい人にも対応しています。高齢者向けの見守りサービスやセコムと提携した救急通報システムもあり、シニア世代の利用者にとっては大きな安心材料です。また、「Club Off」ではホテルや飲食店の優待特典が付帯し、暮らしをより豊かにサポートします。
4.センチュリー21:売っても住めるんだワン
「売っても住めるんだワン」は、全国に加盟店を持つセンチュリー21と、買い取りを担当するインテリックスが連携したリースバックサービスです。不動産の査定・媒介はセンチュリー21が行い、売却資金は一括で支払われるため、スムーズに資金化が可能です。
賃貸契約は2年の定期建物賃貸借契約ですが、家賃滞納といった問題がない限り何度でも再契約できます。敷金1か月、再契約時には家賃1か月分の手数料がかかるものの、再売買の選択肢もあり、一定条件のもとで元の家の買い戻しも可能です。「今すぐ現金化したいが、住み続けたい」という人に適したサービスです。
5.インテリックス:リースバック あんばい
「リースバック あんばい」は、リノベーション事業で培った不動産の知見を活かしたリースバックサービスです。2年間の定期建物賃貸借契約を基本としていますが、再契約により長く住み続けられます。
2か月間のフリーレントがあり、経済的な負担を軽減できる点が大きなメリットです。提携の賃貸保証会社と契約すれば保証人不要で契約できるため、手続きの負担も少ないでしょう。
弁護士や税理士といった専門家との連携体制も整っており、相続・債務整理を含む総合的なサービスを提供します。住宅ローンの残債がある物件も相談可能で、幅広いケースに対応できる柔軟性が強みです。
6.SBIスマイル株式会社:ずっと住まいる
SBIグループが提供する「ずっと住まいる」は、大手金融グループならではの安心感と充実のサポート体制が魅力です。対象エリアは全国の主要都市、マンションは普通借家契約で契約更新が可能です。戸建ては定期借家契約ですが、貸主の事情で再契約が断られることはありません。
初期費用(敷金・礼金・更新料)不要で、周辺相場より安い賃料を提示することもあります。買い戻しについても事前契約により優先的に再取得が可能です。
7.AG住まいるリースバック株式会社:AG住まいるリースバック
AG住まいるリースバックは、全国対応かつ柔軟な契約内容が特徴のリースバックサービスです。戸建てやマンションだけでなく、店舗や事務所といった事業用物件にも対応しており、幅広いユーザーに利用されています。
普通借家契約を採用しているため、原則として長く住み続けられます。住宅ローンの残債がある場合でも申し込めて、買い戻しも賃貸期間中であれば可能です。最短1週間で契約でき、急ぎの資金ニーズにも対応します。
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一般的な買取価格とリースバックの相場

不動産の取引価格は、リースバックと一般的な市場価格で異なります。リースバックの相場は通常の不動産仲介市場価格の70%~90%程度とされています。この価格差の理由は、投資家や不動産業者が利回りを最優先として買取価格を抑えるためです。
一見、売主が損をしているように見えますが、リースバックを選ぶことには特定の利点が伴います。例えば、売却価格を低く設定することで、再購入時のコストや毎月の家賃を削減できる点です。ここでは、リースバックの相場について解説します。
地域別のリースバック相場
不動産の価格は、物件の所在地によっても大きく変動します。リースバックの場合も同様で、特に都市部や不動産取引の活発な地域では相場が高くなる傾向があります。リースバック会社や投資家は、緊急時の資金回収を考慮して流動性の高い物件を優先するためです。
東京や大阪、名古屋のような大都市はリースバックの売却価格が高めに設定される一方、地方都市では価格がやや抑えられる傾向があります。
築年数とリースバックの相場
不動産の評価において、築年数は重要な要素のひとつです。新築に近い物件は価値が高いと評価されますが、リースバックの場合は少し見方が異なります。古い物件は将来の価格下落リスクが低いとされ、リースバックの買取価格の評価が高くなることがあります。
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リースバックの月額賃料の計算方法は?

不動産を売却後、リースバックで賃貸する際の家賃設定は重要です。その設定方法の中でも、積算法は主に利用される計算方法のひとつです。ここでは、リースバックの月額賃料を計算する方法について解説します。
積算法とは?
積算法とは、物件の買取価格に期待利回りを掛けて12か月で割り、さらに物件の維持に必要な経費を加算することで、月々の家賃を算出する方法を指します。
期待利回りとは、投資家が不動産に対して期待する収益の年率です。リースバックの場合、物件ごとに利回りが設定されるため具体的な数字は異なりますが、一般的には6%〜13%の範囲です。
家賃に含まれる維持経費
物件を所有すると、家賃以外にもさまざまな維持経費が発生します。例えば、管理費や修繕積立金、固定資産税、都市計画税、保険料といった費用です。多くの場合、これらの維持経費は家賃に含まれています。
リースバックを選択する際は、家賃にどのような経費が含まれているか把握し、トータルのコストを考慮することが大切です。
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リースバックでの賃料がどのように決まるのか?

リースバックを理解するには、家賃の設定方法や背後にあるロジックを把握することが重要です。ここでは、リースバックでの賃料がどのように決まるか解説します。
投資家の視点からの期待利回り
リースバックでは、新しい物件所有者となる投資家が家賃を決定します。家賃の算出では期待利回りという指標が欠かせません。期待利回りとは投資家の投資対効果、つまり投資金額に対する収益の期待値を表し、投資家自身がどれだけのリターンを望むかによって変動します。
例えば、1,000万円で物件を購入した場合、10年間で投資額を回収するには年間で100万円以上の家賃収入が必要です。この場合の期待利回りは10%と考えます。
利回りの設定による家賃の変動
投資家が早期の回収を希望する場合、利回りを高めに設定して家賃を引き上げます。一方、時間をかけて回収してもよいと考える場合、利回りを低く、家賃も相対的に安く設定します。
周辺家賃相場の影響
リースバックの家賃設定では、周辺の家賃相場に影響されることは少ないでしょう。通常の賃貸物件と異なり、リースバックは売主がそのまま借主となるため、物件を外部の賃借希望者に公開しません。家賃は物件の価値や状態が重視され、周辺の市場価格は考慮しないことがほとんどです。
結論として、リースバックの家賃は新しい物件所有者である投資家が主導して設定します。主な参考指標として期待利回りが用いられ、物件の価値や状態を基に家賃を決定します。
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まとめ

リースバックは、自宅に住み続けながらまとまった資金を確保できる選択肢として注目されています。 ローン返済や相続対策、事業資金の確保など、さまざまな目的に対応できる柔軟なサービスである一方、契約内容や条件は会社によって大きく異なるため、比較検討が欠かせません。
スピード感と柔軟性を兼ね備えたサービスをお求めの方は、リアルエステートが提供する「おうちのリースバック」をご利用ください。全国対応で、最短5日での現金化が可能です。訳あり物件や再建築不可物件にも対応するため、自宅がリースバックに対応しているか気になる方もお気軽にお問い合わせください。
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける