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投稿⽇時

2024/01/31

最終更新⽇時

2024/01/31

宮城県移住の魅力とリースバックのメリット・デメリットを解説!

  • リースバック

宮城県は、豊かな自然と都会の利便性を兼ね備えた県です。一方、リースバックは、自宅やアパートなどの不動産を売却することで、まとまった資金を得ながら、そのまま住み続けられるサービスです。本記事では、宮城県の魅力とリースバックのメリット・デメリットを詳しく解説します。

宮城県の特徴はなにか?

この章では宮城県の特徴を紹介していきます。

交通が便利

宮城県が移住先として人気を集めている理由の一つに、交通手段が充実していることが挙げられます。

宮城県は県土が広いですが、県庁所在地の仙台市が県の中央に位置しているため、県内の移動が便利です。県内には東北自動車道や三陸自動車道が走っており、県内の移動はスムーズに行えます。また、仙台駅は県内外からのアクセスが良好です。新幹線、在来線、地下鉄など複数の路線が乗り入れており、車やバスでのアクセスも便利です。

具体的には、以下のようなアクセス手段があります。

  • 高速道路:東北自動車道、三陸自動車道
  • 鉄道:JR東日本、仙台市営地下鉄
  • バス:宮城交通、JRバス東北、東北急行バス、ミヤコーバス

例えば、県北部の気仙沼市から仙台市へは、高速道路で約2時間、鉄道だと約3時間でアクセスできます。また、県南部の石巻市から仙台市へは、高速道路で約1時間、鉄道の場合、約1時間半でアクセスできます。

そのため、宮城県のどこに移住しても、仙台市へのアクセスが良好で、仕事や子育て、買い物など、日常生活に支障をきたすことはありません。

  • レジャー施設が充実している

宮城県は、海や山など豊かな自然に恵まれた県です。そのため、アウトドアやレジャーを楽しみたい人には、魅力的な移住先といえるでしょう。

また、宮城県には日本三景の松島や、仙台うみの杜水族館、仙台市博物館など、さまざまな観光施設があります。そのため、ファミリーで楽しむレジャーも充実しています。

以下に、宮城県のおすすめレジャースポットをいくつかご紹介します。

  • 松島:日本三景の一つで、海岸線に大小さまざまな島々が点在する景勝地です。
  • 仙台うみの杜水族館:2015年にオープンした、東北最大級の水族館です。イルカやクジラなどの大型海洋生物をはじめ、さまざまな海洋生物を見ることができます。
  • 仙台市博物館:仙台の歴史や文化を学べる博物館です。特別展や企画展なども充実しており、子どもから大人まで楽しめるスポットです。

宮城県は、自然と都市がバランスよくあり、レジャーや観光も楽しめる、住みやすい県といえます。

求人率が高い

宮城県は、有効求人倍率が全国平均を上回っており、転職先を探している人にとっては、比較的見つけやすい県です。具体的には、2018年3月における宮城県の有効求人倍率は1.69であり、全国平均の1.59を上回っています。また、宮城県の有効求人倍率は、19カ月連続で増加しています。

このことから、宮城県では、求人件数に対して求職者数が少なく、転職先を見つけやすい状況です。

仙台市、大崎市の魅力とは?

仙台市の魅力

仙台市は、政令指定都市であり、商業や文化の中心地として発展しています。そのため、生活に必要な施設や機関がコンパクトにまとまっており、便利に生活できる環境が整っています。

具体的には、以下のような施設や機関は仙台駅が中心です。

  • 行政機関:仙台市役所、宮城県庁など
  • 商業施設:仙台駅ビル、エスパル仙台、パルコ仙台など
  • 総合病院:仙台市立病院、東北大学病院など
  • 大学:東北大学、宮城大学など
  • 専門学校:仙台デザイン専門学校、仙台電子専門学校など

また、交通機関も充実しており、仙台駅を中心に地下鉄南北線と東西線、JR各線が走っています。さらに、市バスも運行しており、市内の移動はスムーズです。

そのため、仕事や学校、ショッピング、レジャーなど、さまざまなシーンで便利に利用できます。

仙台市は、子育て環境が充実している都市としても知られています。2008年では待機児童が740人いました。しかし保育基盤の整備等が進んだことで2022年以降は0人と大きく改善しました。また、保育士の待遇改善や保育の質の向上にも取り組んでいます。

仙台市では、妊娠期から出産・子育て期に渡るまで、切れ目ない支援を行っています。具体的には、以下のような支援があります。

  • 妊娠期の健診や出産費用の助成
  • 乳幼児の医療費の助成
  • 保育の利用料の助成
  • 子育て支援センターや児童館の利用
  • 子育て支援情報の提供

また、仙台市には、子育て世帯向けの住宅や、子育て支援に取り組む企業・団体も多くあります。そのため、仙台市は、子育て世代が安心して暮らせる環境が整っているといえるでしょう。

大崎市

大崎市は、宮城県北部に位置する人口約20万人の市です。大崎市は、奥羽山脈の西側に位置し、豊かな自然に恵まれています。四季折々の自然の恵みを享受しながら、豊かな生活を送ることができます。

東北新幹線を使えば、仙台市までは約15分、東京までは最短2時間弱で行くことができます。都心へのアクセスが良好なため、仕事や遊びなど、さまざまなシーンで都心の利便性を享受することができます。

大崎市では、子育て世代が安心して暮らせるよう、さまざまな支援を行っています。

医療費の助成

大崎市では、小学校入学前までの子どもの医療費は、所得制限なく全額助成されます。また、中学校3年生までの子どもの医療費も、所得制限ありで助成されます。

保育の利用料の助成

大崎市では、保育の利用料の一部を助成しています。また、待機児童ゼロを目指して、保育施設の整備にも取り組んでいます。

子育て支援センターの利用

大崎市には、子育て支援センターが複数あります。子育て支援センターでは、子どもの遊び場や、子育てに関する相談窓口などがあります。

わいわいキッズ大崎

大崎市子育て支援拠点施設「わいわいキッズ大崎」は、就学前と就学後の子どもが一緒に利用できる施設です。子どもの一時的な預かりや放課後児童クラブ、子育てに関する相談窓口などがあります。

仙台市では再開発が進んでいる!

せんだい都心再構築プロジェクトは、東日本大震災からの復旧・復興を踏まえて、東北地方の新たな拠点都市として、仙台市の持続的な活力の増進を図るプロジェクトです。2019年から2030年の長期間にわたって、仙台市都心部の再構築と安全性の向上に取り組んでいます。

せんだい都心再構築プロジェクトの第一弾では、老朽化したビルの建替えと企業誘致を重点的に取り組みました。

「仙台市都心部建替え促進助成金制度」の創設

この制度は、仙台市都心部で建替えを行う事業者に対して、建替え費用の一部を助成する制度です。助成額は、建替え後の床面積に応じて、最大3億円までとなっています。

この制度により、老朽化したビルの建替えを促進し、都心部の安全性と機能性の向上を図りました。

「高機能オフィスの整備」に着目した容積率の緩和

仙台市都心部では、高機能オフィスの整備を促進するため、容積率の緩和措置を実施しました。容積率とは、一定の敷地面積につき建築できる延べ床面積の割合のことです。容積率を緩和することで、高層ビルの建設が可能となり、高機能オフィスの整備が促進されました。

「仙台市市街地再開発事業補助金制度」の拡充

仙台市では、市街地再開発事業を推進するため、補助金制度を拡充しました。

この制度により、市街地再開発事業の実施を促進し、老朽化した建物の建替えや、市街地環境の整備を図りました。

また第二弾も実施されています。せんだい都心再構築プロジェクトの第二弾では、以下の点において、仙台市が大きく変わっていくと期待されています。

雇用創出と産業集積の加速化

企業立地促進助成制度の強化や、テナント退去支援制度の創設により、仙台市への企業誘致や、既存企業の事業拡大が促進されることが期待されています。これにより、雇用創出と産業集積の加速化が図られ、仙台市の経済活性化につながります。

環境に配慮された都市の実現

グリーンビルディングの整備促進のための方針策定により、仙台市の建物が環境に配慮したものへと変わっていきます。これにより、仙台市の環境負荷の軽減や、持続可能な都市の実現が図られます。

これらの施策により、仙台市は、東北地方の新たな拠点都市として、より魅力的で、競争力の高い都市へと生まれ変わっていくことが期待されています。

これらの施策は不動産価値を高めるため、不動産売却を考えている人には追い風となっています。

リースバックを利用して資金を得よう!

リースバックは自宅やアパートなどの不動産を売却することでまとまった資金を得ながら、そのまま住み続けられるサービスです。

リースバックのメリットをまとめると、以下のようになります。

  • 不動産を現金化するまでのスピードが早い
  • 売却後の不動産をそのまま活用できる
  • 買い戻しがしやすい

特に、自宅をリースバックで売却した場合、老後の生活資金を手に入れて住み慣れた家に住み続けられるというメリットは大きいでしょう。また、事業資金や教育資金など、別の目的のためにまとまったお金を用意したい場合にも、リースバックは有効な手段となります。

ただし、リースバックにはデメリットもありますので、利用する際には注意が必要です。具体的には、以下のデメリットが挙げられます。

  • 賃料を払い続ける必要がある
  • 売却価格は相場よりも安くなる可能性がある
  • 契約期間内に物件を売却できないと違約金が発生する可能性がある

賃料を払い続ける必要がある点は、リースバックの大きなデメリットといえます。一般的な賃貸住宅と比べると、リースバックの賃料は高くなる傾向があります。また、売却価格は相場よりも安くなる可能性がある点にも注意が必要です。リースバック会社は、売却した物件を賃貸として貸し出すことで利益を得ることを目的としているため、売却価格は通常の売却よりも安くなる傾向があります。

まとめ

いかがでしょうか宮城県は、交通が便利で、レジャー施設が充実しており、求人率が高いことから、移住先として人気を集めています。仙台市は、商業や文化の中心地として発展しており、子育て環境も充実しています。大崎市は、豊かな自然に恵まれており、都心へのアクセスも良好です。

仙台市では、老朽化したビルの建替えと企業誘致を重点的に取り組む「せんだい都心再構築プロジェクト」が進められています。このプロジェクトにより、仙台市は、東北地方の新たな拠点都市として、より魅力的で、競争力の高い都市へと生まれ変わっていくことが期待されています。

リースバックは、不動産を現金化するまでのスピードが早い、売却後の不動産をそのまま活用できる、買い戻しがしやすいなどのメリットがあります。ただし、賃料を払い続ける必要がある、売却価格は相場よりも安くなる可能性がある、契約期間内に物件を売却できないと違約金が発生する可能性があるなどのデメリットもあります。

最後までお読みいただきありがとうございました。