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2026/03/17固定資産税を安くする方法とは?軽減措置と節税のコツを解説
- 不動産の知識
- その他
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- 固定資産税を安くする方法として、住宅や土地の軽減措置を申請することが効果的です。
- 物件の評価額で税額が決まるため、地価が比較的安い地域を選ぶと税負担を抑えられます。
- 家屋調査の依頼やクレジットカードの活用など、購入後でも支払いの負担を軽減できます。
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
Contents
固定資産税の平均額と住宅購入の影響
住宅購入には高額な資金が必要です。
住宅金融支援機構のフラット35が2021年度に実施した調査によると、融資区分別の住宅購入平均額は以下の通りです。
融資区分別の住宅購入平均額
- 土地付き注文住宅 4,455万円
- 注文住宅 3,572万円
- 建売住宅 3,605万円
- 中古戸建住宅 2,614万円
- マンション 4,528万円
- 中古マンション 3,026万円
*参考:2021年フラット35利用者調査
注文住宅の購入平均額は、3,572万円です。住宅購入は大きな投資であり、計画的な資産管理が必要です。住宅購入後も固定資産税の納税義務があるため、ライフプラン全体を考慮した資産計画が求められます。
住宅購入を検討している方は、固定資産税をできるだけ安くする方法を検討してください。
この記事では、固定資産税を安くする方法や軽減措置について詳しく解説しますので、最後までご覧いただき、資産計画に役立ててください
固定資産税について
住宅購入を検討している方の中には、「固定資産税とはどのような税金なのか」を知らない方もいるかもしれません。
固定資産税とは、建物や土地などの固定資産に課税される税金です。
住宅を購入した場合、登記上の所有者として毎年固定資産税を納める義務があります。固定資産税は毎年1月1日時点で、建物や土地を所有している者に課税されます。
年の途中で住宅を手放しても、その年の固定資産税を納める義務があるため注意が必要です。 毎年4月上旬頃に、市税役所から固定資産税納税通知書が送付されます。通知書には、一括払い用と分割払い用の納税書が同封されています。一括払いと分割払いの選択肢がありますが、どちらを選んでも納税額は変わりません。
貯蓄に余裕がある方は一括払いをおすすめします。分割払いを選択する場合は、納税期限を過ぎると延滞金が発生する可能性があるため、納税忘れに注意してください。
一軒家とマンションの固定資産税平均額
固定資産税ができるだけ安くなる方法を知る前に、「どのくらいの金額を徴収されるのか」平均額を把握しておきましょう。
固定資産税の平均額は一軒家で約10万円から15万円程度、マンションで約8万円から12万円程度です。
固定資産税は、物件の築年数や面積・構造・設備などによって、大きく変動します。
そのため、条件によっては平均額以上の固定資産税額を納税しなければなりません。
反対に地方都市や田舎など、不動産需要が少ないエリアの場合は、固定資産税額が平均額より安くなりやすいです。
一軒家とマンションの固定資産税平均額を参考に、物件選びを行ってください。
参考 : 家の固定資産税の平均相場と計算方法!固定資産税を軽減する方法も紹介
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固定資産税の求め方
固定資産税を安くするためには、自分が納税する税額を把握しておかなければなりません。
どのくらいの金額を固定資産税として納税するのか、事前に把握しておけば資産計画を立てやすいです。
市税役所から送られてくる納税通知書には、固定資産税額が記載されています。
自分で税額を計算できれば事前に金額を用意できます。
固定資産税を安くするために、税額の計算方法を理解しておきましょう。
固定資産税の計算方法
固定資産税は、固定資産税評価額を基に算出されます。
固定資産税評価額とは、管轄の自治体が固定資産評価基準を基に、建物や土地の需要・価値を調査した資産価値の基準です。
固定資産税評価額は、建物の構造・面積・エリア・間取り・設備・築年数など、さまざまな項目で評価して算出されます。
そのため、新築物件や都市部などの不動産需要が高いエリアの物件ほど、固定資産税評価額が高くなり、納税する固定資産税額も多いです。
固定資産税を安くするために、評価額から税額を計算できるようになりましょう。
固定資産税の計算方法は、次の通りです。
「土地の固定資産税計算方法」
土地の固定資産税評価額×1.4%(税率)=土地の固定資産税額
「建物の固定資産税計算方法」
建物の固定資産税評価額×1.4%(税率)=建物の固定資産税額
「固定資産税計算方法」
土地の固定資産税額+建物の固定資産税額=固定資産税額
固定資産税は建物と土地で分けて、計算されます。
つまり建物の評価額が高くても、土地の評価額が低ければ、固定資産税額は安いです。
新築物件であっても不動産需要が低い田舎や山奥のエリアにある住宅は、都市部より固定資産税額が安くなります。
反対に築年数が古い物件であっても、不動産需要が高い都市部エリアにある住宅は、田舎エリアより固定資産税額が高いです。
固定資産税の計算方法を把握して、物件選びの参考にしてみてください。
固定資産税シミュレーション
固定資産税の計算方法を把握した後は、実際にどの程度の金額になるかシミュレーションをしてみましょう。
次の条件で、固定資産税の計算シミュレーションをしてみます。
シミュレーション条件
購入価格3,600万円(建物価格2,500万円・土地価格1,100万円)/固定資産税評価額 建物価格の70%・土地価格の50%
固定資産税評価額計算シミュレーション
建物の固定資産税評価額 2,500万円×70%=1,750万円/土地の固定資産税評価額 1,100万円×50%=550万円
固定資産税額計算シミュレーション
建物の固定資産税額 1,750万円×1.4%=24万5,000円/土地の固定資産税額 550万円×1.4%=7万7,000円/固定資産税総計 32万2,000円
購入価格3,600万円の住宅では、固定資産税額が32万2,000円でした。
固定資産税評価額は3年毎に見直されるため、3年間は毎年32万2,000円を納税しなければなりません。
築年数が古くなるほど固定資産税評価額は減少するため、3年後の納税額は安くなるでしょう。
住宅購入の際には、シミュレーションを参考に固定資産税額を計算してみてください。
不動産ビギナーさん固定資産税の金額はどうやって決まるのですか?購入前に自分で計算できますか?
山口智暉自治体が定める『固定資産税評価額』に税率をかけて計算します。建物の広さや築年数、土地の需要などで資産価値が評価されるためです。
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固定資産税を安くする軽減措置
固定資産税を安くするためには、軽減措置を申請することをオススメします。
国として住宅購入にかかる負担を軽減するため、次のような軽減措置を設けています。
- 住宅用地の特例
- 新築住宅の特例
住宅用地の特例とは、住宅が建っている土地の固定資産税を軽減するための制度です。
あくまで住宅用地に限定される制度なので、倉庫やガレージなどがある土地には適応できませんので、注意するといいでしょう。
住宅用地の特例では、200平方メートル以下の部分を「小規模住宅用地」として扱われ、固定資産税評価額を6分の1に軽減します。
200平方メートルを超える部分に関しては、「一般住宅用地」として扱われ、固定資産税評価額が3分の1に軽減される制度です。
固定資産税評価額が大幅に安くなるため、納税する固定資産税が安くなります。
また、新築住宅を建設・購入した場合は、新築住宅の特例によって更に節税が可能です。
新築住宅の特例では、居住面積120平方メートルまでの固定資産税が2分の1に軽減されます。
120平方メートルまでの固定資産税が半額になるため、納税額を安くすることが可能です。
新築住宅の特例は、物件が建てられてから適用される期間が、構造や耐火性能によって変わります。
新築住宅の特例が適用される軽減期間は、次の通りです。
- 一般的な新築住宅 築3年間
- 認定長期優良住宅 築5年間
- 耐火準耐火構造の3階建て以上の物件 築5年間
- 認定長期優良住宅であり耐火準耐火構造の3階建て以上の物件 築7年間
一軒家よりマンションの方が、軽減期間が2年間長いです。
住宅を購入する際には、固定資産税の軽減措置を申請して、納税額を安くしましょう。
不動産ビギナーさんマイホームを持つと税金が高そうですが、固定資産税を安くする制度はありますか?
山口智暉住宅用の土地や新築の家には税金が安くなる特例があります。購入者の負担を減らすため、一定の広さや期間の税額が大幅に軽減されるからです。
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固定資産税を安くするコツ
固定資産税を安くするための軽減措置以外にも、いくつかの方法があります。
固定資産税を安くするためには、以下の方法を試してみましょう。
- 家屋調査を依頼する
- クレジットカード払いで納税する
- 固定資産税評価額が安い住宅を購入する
固定資産税を安くするコツは、計算する際の固定資産税評価額を安くすることです。
土地の面積が正しく測定されていなかったり、築年数が古くなったのに固定資産税評価額が変わっていなかったりすると、固定資産税が高くなります。
家屋調査を依頼して正しい固定資産税評価額が判明すれば、固定資産税額が安くなるかもしれません。
固定資産税額が高いと感じた際には、一度家屋調査を依頼してみましょう。
また固定資産税の納税方法をクレジットカード払いにすれば、ポイントが還元されてお得に納税できます。
固定資産税の納税方法は、納税書払いが一般的です。
クレジットカード払いに対応している自治体もあります。
高額な取引となる固定資産税の支払いをクレジットカードですれば、ポイントが貯まりお得に納税ができます。
しかし、クレジットカード払いは手数料がかかるので、ポイント還元率と手数料を比較して支払い方法を検討してみてください。
また固定資産税評価額が安い田舎や山奥のエリアで、住宅を購入すると固定資産税を安くできます。
他にも築年数が古い中古物件を購入するなど、評価額が低い住宅を選ぶと固定資産税が安いです。
住宅購入費用だけでなく固定資産税額を考慮して、住宅選びを行いましょう。
参考 : 固定資産税の節税方法5選!特例を活かした実践的対策
不動産ビギナーさん特例を使う以外に、固定資産税の支払いや負担を少しでも減らす工夫はありますか?
山口智暉クレジットカード払いでポイントを貯める方法があります。ただし、決済手数料がかかる場合があるため、ポイント還元率と比較して検討することが大切です。
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固定資産税を安くする方法に関するまとめ
固定資産税は、軽減措置を申請することで税負担を軽減できます。
住宅用地の特例や新築住宅の特例を活用すれば、高額な固定資産税を安くして納税が可能です。
固定資産税は住宅や土地を所有している限り、毎年納税しなければなりません。
高額な出費となる固定資産税を安くできれば、生活を豊かにできるでしょう。
できるだけ固定資産税を安くするために、評価額の見直しの家屋調査を依頼したり、支払い方法をクレジットカード払いにしたりと工夫してみてください。
住宅購入を検討している方は、この記事を参考に住宅購入後の固定資産税が安くなる対策を講じておきましょう。
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