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投稿⽇時

2024/07/24

最終更新⽇時

2024/07/24

家を売ってもそのまま住めるように。

  • 不動産買取

今回の記事は、このような方にオススメです。

「家を売りたいけど住み続けたい方」
「リースバックに興味がある方」

はじめに

この記事では、家を売りたいけど、そのまま今の家に住み続けたい=引越ししたくないと考えている方にオススメの記事になります。

最近では、リースバックという方法があります。他にも住み続ける方法はありますが、本記事では、リースバックを取り上げて話していきます。

家を維持するために

家を賃貸ではなく、買うと決めたからこそかかってくる費用があります。

ここでは、家を維持するために必要になっている住宅ローンや維持費をご紹介していきます。

住宅ローン

住宅ローンの返済が大変になってしまう人、そうではない人の違いを踏まえて話していきます。

①年収が低くなってしまった

住宅ローンの返済で大変だと感じてしまうほとんどの人がこの原因にあります。元々返済できる予定だったものの収入である年収が下がってしまうと、返済が大変になりますよね。また、返済額を背伸びして計画していると年収が低くなった時にすぐに影響が出ることになってしまいます。

②住宅ローンの他にかかる費用を視野に入れず、家を購入してしまった

家を購入した後、住宅ローンの他に維持費や税金がかかってきます。ローン返済だけの支出で考えていては、支出計画が狂ってしまい、結局家計が圧迫される可能性が高まります。家を購入する際、不動産会社が住宅ローン以外の費用について、話してくれないケースがあります。いかに購入前の段階で費用のことを考えられているかが、住宅ローン返済の大変さが変わってきます。

③将来の生活スタイルを考えられてなかった

住宅ローンの返済は、1年2年で終わるようなものではありません。平均で見ると、新築・中古どちらともに30年前後と言われています。人生100年と言われる世の中ですが、30年という期間は、どんな人にとっても長いと感じることでしょう。その30年の中で、ライフスタイルは少なからず変わってくるはずです。子供ができた・離婚した・退職したことや定年退職したため収入が減ったなどです。ライフスタイルが変わることで支払いが難しいと感じることは意外に多いものです。定年退職のことで言うと、31歳以上で住宅ローン返済を始めると定年した後でも返済が続くことがあります。老後の資金を考えると、定年までには完済したいですよね。だからこそ、住宅ローンを始める際、いつから始めるのか、将来どういう生活をしたいのかをざっくりでもいいので立てておくと良いでしょう。

維持費

次に維持費について話していきます。マンションと戸建てでは、違う話になります。

維持費には、主に以下5つがあると言われています。

  • 管理費
  • 修繕積立金
  • 駐車場費用
  • 固定資産税
  • 保険費用

マンションの共有スペースであるエントランス、廊下、ゴミ捨て場、エレベーター、駐車場などを清掃したり設備の管理などを行う必要があります。その管理のために管理費が必要になります。

管理費とは別に、老朽化に対して使う修繕積立金というものがあります。屋上や外壁の塗り替え、防災用の設備などが対象になります。つまり、管理費は日常的に使用される費用で、修繕積立金は老朽化に使用する必要があるということになります。

マンションの駐車場や駐輪場を使用する場合、それぞれ月額で使用料を支払う必要があります。マンションに駐車場や駐輪場がない場合でも、近くにある月極駐車場や駐輪場を使用するために毎月支払いが発生します。

固定資産税の支払いに関しては、マンションよりも戸建ての方が高く設定されていることがほとんどです。

保険費用の中身で言うと、火災・地震保険などが挙げられます。マンションには耐震工事をされていたり、火災に対して管理が行き届いている場合が、戸建てに比べて高いので、保険料が安いケースが多くなっています。

税金

家を購入する時、維持する時、家を売却する時のそれぞれで関わってくる税金の話をしてきます。

①家を購入する時

家を購入するときにかかる税金は次の3つがあります。

  • 印紙税
  • 登録免許税
  • 不動産取得税

特に新築一戸建ての場合、軽減措置を利用できるケースがあります。ご自身で申告手続きをする必要があるので、もし軽減措置を受けたい場合は、他のサイトや本などで調べて申告しましょう。

それでは、話を戻して以上に挙げた税金を説明していきます。

印紙税は、公的な文書や契約に対して課される税金の一種です。これは、法的な効力を持つ文書に印紙を貼り付け、その印紙代を税金として支払うことによって納められます。印紙税は、契約書、譲渡証書、登記簿、訴状など、様々な種類の文書に適用されることがあります。具体的な税率や対象となる文書は国や地域によって異なります。印紙税の支払いは、住宅ローン契約や法的な手続き・契約が成立する際に行われ、これによって文書が法的に有効となります。

次に、登録免許税は、不動産や車両などの特定の財産を所有または譲渡する際に課される税金の一種です。これは、特定の財産の所有権や譲渡に関する法的な手続きを行う際に、その登録にかかる税金として徴収されます。

不動産の場合、土地や建物などの所有権を移転する際に登記を行う必要があり、この登記に伴って登録免許税が課されることがあります。車両の場合も、所有権の変更や新しい車両の登録時に登録免許税がかかることがあります。

具体的な税率や対象となる財産は国や地域によって異なります。登録免許税は、法的な手続きが行われる際に支払われ、その後の登録が完了します。

最後の不動産取得税は、不動産を購入した際に課される税金のことです。この税金は、土地や建物などの不動産を取得するときに発生し、一般的には取得価格に対して一定の割合で課されます。不動産取得税は、不動産の譲渡や所有権の変更に伴って発生するため、不動産市場において重要な税金の一つです。

不動産取得税の税率や計算方法は国や地域によって異なります。一般的には、取得価格が高いほど税額も増加する仕組みが取られることがあります。不動産取得税の支払いは、不動産の取得が確定した後、一定の期限内に行われる必要があります。

この税金は、不動産市場や土地利用に影響を与えるため、不動産の購入や売却を計画する際には、不動産取得税についての理解が重要です。

家を購入する際は、家の購入価格(住宅ローン)や税金、保険料、手数料などがかかるため、思っていたよりも貯金した上で、確実に支払えるようにした方が良いです。

②家を維持する時

購入したら税金は支払い終了ということではありません。家に住み続ける限り、必要な税金をここでご紹介していきます。以下の2つの費用があると言われています。

  • 固定資産税
  • 都市計画税

この2つは毎年支払う必要があります。それぞれ説明していきます。

まず、固定資産税とは、土地や建物などの固定資産に対して課される税金の一種です。これは、不動産の所有者が毎年支払う税金であり、土地にかかる固定資産税と建物にかかる固定資産税の2つがあり、それぞれ評価額に基づいて計算されます。固定資産税は、不動産の所有者に対して地方自治体に支払われ、その地域の公共サービスや施設の維持管理に充てられることが一般的です。

具体的な税率や計算方法は、国や地域によって異なります。通常、土地や建物などの固定資産の評価額が高いほど、支払う税金も増える傾向があります。固定資産税は、毎年定期的に支払われ、不動産の所有者は支払い期限までにこれを納める必要があります。

固定資産税は、地方自治体の財政基盤を支え、地域のインフラや公共サービスの提供に貢献しています。

次の都市計画税は、都市計画に基づく土地利用や建築物の整備に貢献するための税金の一つです。この税金は、都市計画法に基づき、地方自治体が都市の整備や発展に必要な財源を確保するために課されます。

都市計画税は、土地や建物の所有者に課せられ、その土地や建物が所在する地域の都市計画に従って評価されます。税率や計算方法は地域によって異なりますが、通常は土地の使用用途や建物の構造に基づいて課税されることがあります。

この税金の収入は、都市の公共施設や交通網の整備、環境保全、景観の改善など、地域全体の発展や住環境の向上に活用されます。都市計画税は、都市の健全な発展を促進するために重要な財源となっています。

③家を売却する時

家を売却する時にも税金が関わってきます。

売却した翌日の2/15から3/15の1ヶ月の間で確定申告をしないと、滞納税を納める必要があります。確定申告をした上で、3,000万円の特別控除を使用することで、巨額の税金がかからないので、安心してください。3,000万円の特別控除とは何か説明していきます。

3,000万円特別控除は、不動産の売却益から最大で3,000万円までを非課税とする特例制度です。つまり、売却益がこの範囲内であれば、その分だけ所得税や住民税がかからない優遇措置となります。この特例は、自宅と土地をまとめて売る場合だけでなく、老朽化した自宅を解体して土地だけを売る場合にも対象となります(特定の条件が適用されます)。一般的に、マイホームが購入時よりも3,000万円以上高く売れるケースは少ないため、多くの場合で譲渡所得税や住民税が非課税となります。特例を利用できない場合は、売却益に対して20~39%の税金がかかることがあるため、特例の要件を理解しておくことは重要です。

不動産会社

色々と話してきましたが、この章では、不動産会社は不動産会社でも、どんな業務内容があるのかざっくりお話ししていきます。

不動産業界では、開発・流通・管理の3つに分けることができます。

今、読んでくださっている皆様は、家を売買するためにこの記事を読んでくださっているので、「流通」で関わることになります。流通は不動産仲介や不動産販売代理のことを指します。開発は、土地を仕入れるところから始まり、建物の設計、建物の完成までの一連を担う仕事内容です。管理は不動産のオーナーが持っている物件の管理をし、入居者に対してのトラブル対応やビルの清掃などを行っています。

不動産会社にも色々とあるので、もし、家を買いたい・売りたいと考えている場合、ホームページから流通の仕事内容になっているか確認しましょう。

リースバック

家を売ってまとまった資金を得たいけど、そのまま家に住み続けたいと考えている場合、リースバックを利用することをオススメします。

リースバックは、所有している住宅や不動産を業者に売却し、その代わりに定期的に賃貸料を支払いながら住み続ける仕組みです。この言葉の由来である”リースバック”は、英語の”lease back”に由来しており、”lease”は借地契約や賃貸借契約を指し、”back”は戻すや裏などを示します。このサービスは、自宅や不動産に焦点を当てており、売却によって一括で資金を得る代わりに、定期的に家賃を支払いながら住み続けるという特徴があります。リースバックの対象は、一戸建て住宅やマンションなどが含まれ、資産を現金化しながら住環境を変えずに保持する手段として提供されています。

家の所有権が不動産会社・リースバック会社に移るため、2章でかかっていた費用がなくなるところも魅力的なポイントです。

おわりに

本記事では、家を維持するためにかかっている費用を説明し、不動産会社にはどんな仕事があるのか、リースバックは何かご紹介してきました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。