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2025/11/27100坪の土地の盛土費用を徹底解説!相場とコスト削減法
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100坪の土地を購入したものの、盛土にかかる費用が分からず、資金計画を立てにくいと感じている方もいるのではないでしょうか。
盛土費用は、土地の広さや状態によって大きく変動します。事前に相場を把握しておくことで、今後どれくらいの予算が必要なのかの見通しが立ち、無駄な出費を抑えるための対策も取りやすくなります。
この記事では、100坪の土地の盛土費用の相場を例に挙げ、費用を左右する要因やコストを抑えるためのポイントを解説します。

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- 盛土工事の相場は1平方メートル当たり約7,000円が相場となっている
- 傾斜地にある土地や草木が生い茂っている土地などでは、造成工事費用が加算される
- 複数の見積もりを比較し、可能な範囲で土地を自分で整えておくと費用を抑えやすい
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
Contents
【盛土費用をチェックする前に】100坪の広さはどれくらいか

100坪の広さがどれくらいかを理解しておかなければ、実際に盛土をしようとした際に予想よりも多くの費用が必要になる原因となります。
予想と異なる費用を支払わないために、100坪の広さがどれくらいになるか把握するようにしましょう。土地の広さの表し方としては「坪」以外にも「平米」などの単位も使用されます。
具体的な広さについてイメージができるのと、イメージができていないのでは取引にも影響が出る可能性が高いため、100坪がどれくらいの広さになるかについてはしっかりと理解しておきましょう。
1坪は約3平米(平方メートル)
平米(平方メートル)は、土地の面積を示す単位で、縦と横の長さを掛け合わせて算出します。不動産会社やサイトでは、平米や平方メートルの単位が使われることが多いですが、坪単位で表記されることもあります。
100坪は約330平米に相当します。
また、1坪は約2畳に相当するため、330平米は約200畳に相当します。不動産関連の情報を確認する際には、1坪=約3.3平米と覚えておくと便利です。
100坪の具体的な大きさのイメージについて紹介
100坪で約330平米になるといわれても具体的なイメージをするのは難しく、土地の形によってもイメージは大きく変わります。
例えば、横が100メートルで縦が3.3メートルあっても330平米にはなりますし、縦が50メートルで横が6.6メートルであっても330平米になるでしょう。正方形に近い形で100坪・約330平米を考えると、縦18.2メートル × 横18.2メートルがおおよその大きさとされており、盛土を考えているなら土地の中でどれくらいの傾斜があるかについても確認してください。
100坪のイメージとしては、先述したように畳が200枚分・6レーンの25メートルプールが1つ分・バスケットコート2面分の広さが100坪をイメージしやすいといわれています。
不動産ビギナーさん100坪って想像より結構大きめなんですね。
山口智暉土地面積が把握できれば、盛土の費用感もつかみやすくなります。
土地の値段は場所によって違うことを理解しておく
100坪にもなるとかなりの広さの土地になっており、一般的な注文住宅の土地面積よりも倍以上の広さになるのは理解しておきましょう。
ただし、100坪の土地であっても場所によって値段が違うため、不動産として所有を希望しているなら不動産価値についても確認が必要です。
例えば人口が密集していて大都市といわれる東京・大阪・名古屋などと人口密度が低い地域では1坪当たりの不動産価値は大きく違います。
場所によっては10倍近く違うため、100坪の土地に注文住宅を建てたいと考えているなら人口密度が低い地域がおすすめです。
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盛土を行う場面やメリット・デメリットについても解説

盛土はさまざまな場面で必要になるケースが多く、盛土をしないまま建物を建ててしまうと水平に建築をするのが難しくなります。
これまでもさまざまな場面で盛土の技術は活用されており、もしかすると日常的に使用している場所も盛土によって整備されているかもしれません。
盛土を行う場面としては傾斜のある土地を並行にしてバランスを取れるようにするために、土地内で下がっている部分に土を持って傾斜のある土地を平らにして建物を建てやすくする技術です。
盛土をしないまま建物を建ててしまうと工事に必要となる工程が多くなるだけでなく、バランスを取るのが難しくなってしまう恐れもあります。
そういった土地などで盛土は活躍をしており、山や丘などを宅地にかえることを宅地造成と呼び、宅地造成によってできた宅地は造成地と呼ばれているので、調べてみると多くの場所で宅地造成がされているのがわかるでしょう。
盛土を行うメリットについて
盛土を行うメリットとしては山や丘などの斜面を平らにして宅地にできれば、外部から新しく人が入ってきたときでも建物を建てられる土地の確保が可能です。
他にも山や丘などはもともとは人が住んでいない土地であるケースがほとんどであり、しっかりと各種手続きなどを済ませて宅地造成を行えば、大規模な住宅街の開発など地域活性化にもつながります。従来の姿のままでは人が住めない土地を盛土によって住めるようにできるのが、盛土を行う大きなメリットといえるでしょう。
特に日本のような山が多く平地が少ない国では、盛土によって人々が住める土地を増やすのは重要です。
盛土を行うデメリットについて
盛土を行うデメリットとして挙げられるのは、もともとの地盤ではなく人工的に作った地盤であるため雨や地震などによってずれる可能性がある点といえます。
もともとの地盤を使用しているのであれば、雨や地震などが発生しても大きな災害でなければ与えられる影響も比較的小さいです。
しかし、盛土で造成した土地ではもともとの地盤と新しい地盤の境目からずれてしまう可能性もあるため、盛土を行う際には地滑りなどが起きないように細心の注意を払って地固めをしています。どれだけ注意をしながら地固めをしたとしても、もともとの地盤で均一されている地盤と比較をすると安全性は劣ってしまうのは避けられません。
土地を均すもう1つの方法として切土がある
切土は、盛土とは逆に、傾斜が高い部分を削って土地の高さを均す方法です。この方法では、元の地盤を活用して平らな土地を作り出します。そのため、盛土に比べて地盤の強度が高く、安全性も高いのが特徴です。
切土によって作られた地盤は、雨や災害に対する耐性も高く、地盤沈下が起こりにくい傾向があります。従って、切土による土地整備は、長期間にわたる耐久性が期待できます。
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盛土の相場はどれくらい

盛土工事の相場は1平方メートル当たり約7,000円が相場とされていますが、盛土を依頼する土地の傾斜角度や依頼する内容によって金額が変わるのは理解しておきましょう。
あくまでも1平方メートル当たり約7,000円は基本的な盛土をする場合であり、他にも山や丘などから宅地造成をするなら森林伐採・伐根も必要になるだけでなく、脆弱地盤であれば地盤改良も施して安全性を高めることが大切です。
また、盛土や切土をする規模によっては各自治体に申請をして許可を得る必要があり、各種手続きを代行で依頼をするなら手数料なども新たに発生します。
加えて盛土や切土を行う際には実際にどこまでが所有地として工事できるかの確認のために、どこまでが所有している土地かを正確に把握をしなければいけません。把握をするためには土地測量を行うケースもあり、土地測量も盛土をする前に行う必要があるなら数十万円の測量費用の準備も求められます。
このことから100坪全てを盛土する必要がある場合は、100坪 × 約3.3平方メートル × 7,000円 = 231万円が費用として必要です。
他にも森林伐採・伐根費用は1平方メートル当たり約1,000円が相場になっているので、100坪 × 約3.3平方メートル × 1,000円 = 33万円になっており、231万円 + 33万円 = 264万円になります。
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盛土の費用相場は造成工事の有無によって大きく変動する

盛土を行う土地の状態によっては、造成工事が必要になる場合があります。造成工事とは、土地活用の目的に応じて形状や地盤を整える工事です。主に高低差や変形が見られる土地、地盤が不安定な土地などで必要となります。
造成工事の内容は、大きく分けて以下の6つです。
・整地
・伐採・防草
・切土
・擁壁工事
・残土処理
整地
整地とは、土地を建築できる状態に整えるため、地面を平坦にする工事のことです。長く放置されている土地の場合、表面に凹凸があって不安定になっていたり、立地によっては傾斜が見られたりするケースがあります。土地が不安定な状態のままだと、基礎工事には進めません。そのため、まずは地面を平らに整える必要があります。
整地工事では、重機を使って土を削ったり均したりしながら表面を平らにし、その後に転圧でしっかりと踏み固めます。その後は、建物の用途に合わせて砂利やコンクリート、アスファルトなどで舗装する流れです。
一般的に、砂利よりもコンクリートやアスファルトを選ぶ方が費用は高くなる傾向があります。
伐採・防草
伐採・防草は、盛土を行う土地に草木が生い茂っている場合に必要となる工事です。雑草や低木を取り除くだけでなく、根そのものを掘り起こして整地できる状態に整えていきます。
また、伐採後に再び雑草が生えないよう、除草シートを敷いたり除草剤を散布したりして防草対策を行う場合もあります。
長年放置された土地では、草木が地面を覆っていたり、木の根が広がっていたりすることが多く、この状態では基礎工事を進められません。そのため、伐採・防草で土地の状態を整える必要があるのです。
特に、木の根をそのままにするとシロアリ被害につながる可能性が高まるため、土地活用前に除去する必要があります。
地盤改良工事
地盤改良工事とは、地盤が緩い土地を建物の重さに耐えられる状態へ強化する工事のことです。
地盤が緩い土地は、地面に含まれる水分量が多く、地盤沈下や液状化につながる可能性があります。地盤沈下や液状化は、以前田んぼなどで活用されていた土地に多く見られる現象です。建物を安全に支えるには、地盤の状態に合わせて適切な改良工事を行う必要があります。
地盤改良に使われる代表的な工法には、以下のようなものがあります。
・表層改良工法:地盤が緩い箇所にセメント系固化剤を入れ、地面の強度を上げる工法
・柱状改良工法:コンクリート製の柱を地面に埋め込み、地盤を強化する工法
・鋼管杭工法:銅管を地面に埋め込み、地盤を強化する工法
地盤の弱い範囲が深いほど施工が大掛かりになり、費用も高くなる傾向があります
切土
土地の傾斜が大きい場合や地盤が緩い場合、地盤沈下や崩落を防ぐために切土が必要になるケースがあります。
切土と盛土の違いは、以下の通りです。
・切土:傾斜地の土を削り、土地の高さを均等に整える工法
・盛土:高さが足りない土地に新たな土を持ち込み、建築に必要な高さまで地盤を底上げする工法
土地の状態によっては、削る部分と盛る部分を組み合わせた切盛土(きりもりど)を採用するケースもあります。どの程度削るのか、作業範囲がどれくらいになるのかによって費用が大きく変わります。
擁壁工事
擁壁(ようへき)工事とは、高低差のある土地で土が流れ出ないようにするための壁を作る工事です。土留(どどめ)工事と呼ぶこともあります。擁壁工時を実施する目的は、主に傾斜地の盛土を行う際に、土地を安定させることです。
傾斜地で高い位置に建物を建てると、建物の重さや地面に含まれる雨水、地震の揺れなどによって斜面が崩れやすくなります。そのため、擁壁工事で壁を造り、盛土した部分をしっかり支える必要があるのです。
擁壁工事の費用は、壁の高さや長さ、採用する工法によって大きく変動します。高低差が大きい敷地では、造成の総額が高くなりやすい点を踏まえて計画を立てましょう。
残土処理
残土処理は、造成工事や盛土工事の途中で出た不要な土を処理する作業のことです。
整地の過程では、建物の建築に不要な石や木の根、ごみなどが発生します。これらを敷地に残したまま住宅やマンションを建築すると、建物の安定性が低下してしまいます。そのため、残土処理費用を支払い、適切な方法で処分しなければなりません。
土地の傾斜や状態によって残土の量が異なるため、事前に見積もりで費用を確認しておきましょう
不動産ビギナーさん土地の状態によって必要な工事や費用が変わるんですね。
山口智暉付帯工事が必要になれば、その分費用が上がります。
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盛土の相場を抑えるためのポイントは

100坪を盛土しようとすれば、最低でも数百万円は必要になると予測できるだけでなく、地盤状況や測量有無によっては費用がさらに高くなる可能性が高いです。
少しでも盛土の費用を抑えたいと考えているなら、自分自身で工夫や行動を起こさなければいけません。
盛土の費用を抑えるためのポイントとしては「複数の業者で見積もりをする」「自分でできる範囲で土地の整理をする」「工事をする時期を相談する」の3つが挙げられます。
3つのポイントについても解説しますので、自分自身に合った方法を試してみてください。
複数の業者で見積もりをする
複数の業者で見積もりをして基本的な相場について確認をしながら、費用だけでなくアフターフォローや盛土を依頼してから終わるまでの期間などについても注意しましょう。
費用が安い業者を選びたくなりますが、費用が安い業者はこれまでの工事実績がほとんどなく技術的にも経験的にも不安であるケースも珍しくありません。
他にも単純な盛土工事は対応をするけれども、作業中に新しい問題が起きたと言って追加料金を要求してくる可能性もあります。
依頼後にトラブルや問題に巻き込まれないように、複数の業者で見積もりをするだけでなく、どれくらいのアフターフォローをしてもらえるかや、専門的な質問に対してどれくらい丁寧に答えてくれるかも判断材料です。
自分でできる範囲で土地の整理をする
土地に生えている樹木などの伐採・伐根にも費用が必要になるため、自分でできる範囲で土地の整理をしておきましょう。
大きな木などは自分で処分をするのが難しく、リスクも高いため専門家に任せたほうが安心ですが、雑草や低木の処分など比較的安全度が高い作業は自分でするのがオススメです。
自分でもできることを放置して業者に任せると、自分で思っているよりも費用がかかってしまうケースも珍しくありません。
注意点としては無理のない範囲で土地の整理をすることであり、無理をして体調を崩してしまっては他の部分で費用が必要になってしまうので注意してください。
工事をする期間を相談する
工事をする時期によっては盛土が予定通りに進まなくなる可能性が高く、工事期間が長くなれば長くなるほど作業費用も比例して高くなる傾向にあります。
例えば梅雨の時期では雨が降って土を固めづらくなったり、雪が降る地域では積雪して作業ができなかったりが考えられるでしょう。
時期によっては本来の盛土相場よりも高い料金でしか作業ができない場合もあるため、盛土を依頼する時期については業者にしっかりと相談してください。
一般的にはギリギリの時期になってから盛土を依頼するのではなく、余裕があるタイミングで依頼をして打ち合わせをするのが大切です。
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盛土を依頼する造成工事業者の選ぶときのポイント

盛土は仕上がりや耐久性に差が出やすい工事のため、施工品質の良い業者に依頼する必要があります。
信頼できる業者に依頼するためにも、以下の3点を確認しましょう。
・盛土・造成工事の施工実績が豊富か
・明瞭な見積もりを提示してくれるか
・疑問点や不明点にも迅速に回答してくれるか
盛土・造成工事の施工実績が豊富か
業者選びでは、盛土やその他造成工事の施工実績が豊富かどうかを確認しましょう。
盛土は、建物を安全に建築するために重要な作業です。施工実績が少ない業者に依頼すると、不同沈下などの施工不良につながる可能性があります。そのため、依頼を検討している工事と同じ内容の施工事例があるかどうかを、Webサイトなどで確認しておきましょう。
また、実際に依頼した人の口コミを確認すると、表面だけでは分からない業者の信頼性を把握しやすくなります。
明瞭な見積もりを提示してくれるか
工事費用の見積もりが明瞭かどうかも、造成工事業者を選ぶ上で欠かせないポイントです。費用の透明性を確認しておかないと、後から追加費用が発生したり、必要のない項目にお金を支払ってしまったりするリスクがあります。
トラブルを防ぐためにも、見積書に費用の内訳が細かく記載されているか、項目ごとに丁寧な説明が行われているかを確認しましょう。
疑問点や不明点にも迅速に回答してくれるか
工事に関する質問に対して、分かりやすく迅速に回答してくれる業者を選びましょう。
盛土工事はパッケージ化された工事ではなく、土地活用の目的や予算に応じて施工計画を組み立てていくものです。不明点が出たときに丁寧に説明してくれる担当者がいれば、不安を解消しながら工事を進められます。
不動産ビギナーさん盛土工事は業者によって品質や仕上がりが異なるんですね。
山口智暉優良業者と出会うためにも、業者選びは慎重に進めましょう。
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まとめ

盛土は傾斜がついている土地を均して建物を建てやすくする技術ですが、状況によっては地盤沈下などが起こるリスクもあります。
地盤沈下などが起こるのを防ぐためにも、しっかりとした業者に依頼をしてすべての施工を問題なく進めるのが大切です。
また、100坪の土地で盛土をするには費用も多く必要になりますが、自分でできる範囲で土地の整理をおこなったり、複数の業者に依頼をしたりして少しでも費用を抑えられるような活動が必要といえます。
事故などが起きないように慎重に盛土を依頼する業者を探すようにしましょう。
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

