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2023/09/29借金整理の新しい選択肢:リースバックと債務整理の違いを徹底解説
- リースバック
みなさんは借金整理を行ったことがありますか。
「借金整理」と言われても、その具体的な内容がわからない人が多いかもしれません。
借金整理とは、法的に借金を減らすことができる制度のことです。
しかし、これだけではまだよくわからないかもしれません。借金整理とはどのような制度で、どのようなときに行うのでしょうか。
今回は借金整理についてご説明していきます。
借金整理について理解した後、リースバックと借金整理の違いについて検討していきましょう。
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
「借金整理」とは何か
まず、借金整理とは何なのでしょうか。
借金整理とは、借金への負担を軽減させることができる仕組みです。
例えば、債務を減額したり、支払い期間に猶予を設け直したりすることができます。
借金整理には、任意整理、個人再生、自己破産、過払い金請求の4つの方法があり、状況に応じていずれかを選択します。
それぞれについて少し詳しく見ていきましょう。
【借金整理の種類①】〜任意整理とは〜
まず、任意整理についてご説明します。
任意整理はデメリットが少ないため、借金整理の中でも最も利用されている方法です。
任意整理は、借金が膨らんでしまったときに行います。
債権者と話し合うことで利息を減らし、確実に返済していける返済計画を立て直すことです。
その結果、毎月の返済額を減らすことができます。
任意整理では、裁判所を通さずに手続きが行われます。手続きは弁護士に依頼するのが一般的です。
弁護士を通すため、任意整理を債権者に断られることは少ないですが、裁判所を通さないため強制力もありません。
債権者が任意整理に応じる理由は、少しでも借金の回収を望んでいるからです。
さらに、自己破産や個人再生に比べて借金の免除額が少ないため、債権者はより多くの返済を期待できます。
しかし、任意整理には強制力がないため、債権者はその申し出を断ることができます。
借金をしている人に信用がない場合は拒否することがあります。
任意整理の対象となるのは、金利が15〜20%を超えている借金のみです。それより低い金利の借金では、任意整理を適用することはできません。
【借金整理の種類②】〜個人再生とは〜
2つ目は、個人再生です。
借金整理のうちの一つで、個人再生とは裁判所を通して借金を減額してもらい、返済していく仕組みです。
個人再生では、借金を最大で80〜90%も減額することができます。
手続きが複雑なため、弁護士や司法書士に依頼して進めるのが一般的です。
個人再生を行なっても財産が処分されないのがメリットの一つです。
【借金整理の種類③】〜自己破産とは〜
3つ目は自己破産です。
自己破産とは、返済ができなくなったときに、裁判所を通して借金をほぼ全額免除してもらうという仕組みです。
自己再生とは異なり、財産を手元に残すことはできません。
また、ブラックリストに載るため、新たに金融機関から融資を受けたり、クレジットカードを利用したりすることができなくなります。
自己破産をするには、借金をした原因が免責不許可事由に当たっていない必要があります。
ギャンブルやショッピングでの浪費などは免責不許可事由に当たるため、自己破産することはできません。
【借金整理の種類④】〜過払金請求とは〜
4つ目に、過払金請求でも借金の負担を軽減させることができます。
過払金とは、本来支払うべき金額を超えて支払ったお金のことです。
過払金が発生するのは、借り入れを高い金利で行っていたことが原因です。
利息に関する法律には「利息制限法」と「出資法」というものがあります。
「利息制限法」では金利の上限は15〜20%と定められています。
一方「出資法」では金利の上限は29.2%となっており、それを超えて金利を課すと罰せられてしまいます。
つまり、20〜29.2%を課してしまっても、罰せられません。
そのため、20〜29.2%の金利が課される可能性もありますが、本来この分は支払う必要がありません。この分が過払金となります。
その支払い過ぎた分を計算し、残りの借金を返済していきます。
過払金が多くあった場合はその額を借金の返済に充てることで支払いが終わることもあります。
過払金があるかどうかは借金整理をしたらわかります。過払金があった場合は弁護士や司法書士に相談し、貸金業者などの債権者に対して過払金返還請求を行います。
過払金の請求をすることでブラックリストに載ることはありません。
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借金整理のデメリット
借金整理のデメリットをまとめていきます。
1任意整理のデメリット
- 借金の免除額があまり大きくない
- 借金がなくなるわけではない
- 債権者に断られるかもしれない
- ブラックリストに載る
2個人再生のデメリット
- 手続きが難しい
- 弁護士費用が高額である
- 手続きに半年ほどかかってしまう
- ブラックリストに載る
3自己破産のデメリット
- 財産を手放さなくてはならない
- 手続き期間中は、士業、生命保険募集人、警備員などの職業には就けない
- ブラックリストに載る
借金整理にはこのようなデメリットが存在しているのです。
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リースバックによる借金の減額方法
リースバックという仕組みを使っても借金を減らしていくことができます。
後で借金整理と比較するために、ここではリースバックによって借金を減らす方法を見ていきましょう。
そもそもリースバックとは、所有している資産を売却して現金化する仕組みです。
しかし、一般的な売却とは違って、売った後に賃貸借契約を結ぶことで同じ資産を使い続けることができるというのがリースバックの大きな特徴です。
何か借金を抱えていた場合、リースバックをすれば、手に入れたお金で借金を返済して行くことが可能となります。
リースバックは現金化までのスピードが早く、一括でまとまった金額を手にすることができるため、迅速に借金を返済するメリットがあります。
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リースバックと借金整理の違い
借金の返済をすることができるという点はリースバックでも借金整理でも共通しています。
リースバックと借金整理の違いはどこにあるのでしょうか。
1家に住み続けることはできるのか
まず、家を手放すか否かという違いがあります。
借金整理の中でも任意整理と個人再生の2つと、リースバックであれば家に住み続けながら借金の負担を軽減することができます。
しかし、自己破産をしてしまうと家を含む財産を手放さなくてはならなくなってしまいます。
そのため、家を手放したくない場合は、自己破産ではなく、任意整理、個人再生、またはリースバックを選択する必要があります。
2家の所有権は移行するのか
2つ目に、家の所有権が移行するか否かという違いがあります。
任意整理・個人再生では自宅の所有権を持ち続けることができます。さらにその家に住み続けることもできます。
一方、自己破産とリースバックでは自宅の所有権を維持することはできません。
自己破産では家を手放さなくてはならないし、リースバックでは同じ家に住み続けることはできるけれど家の所有権は第三者に売ってしまう仕組みだからです。
3ブラックリストに載るか
3つ目の違いはブラックリストに掲載されるかどうかという点です。
ブラックリストに載ってしまうというのは多くの人にとって抵抗感の強いものでしょう。
リースバックではブラックリストに載ることはありませんが、借金整理をするとブラックリストに載ってしまいます。
ブラックリストに載ると、借金をしていることが周囲に知られ、今後金融機関からの融資が受けづらくなるといったデメリットがあります。
そのため、もしブラックリストに乗らずに借金を返済して行きたければ、リースバックを選択したほうが良いかもしれません。
4借金をしてしまった原因を問われるか
4つ目に、借金をしてしまった原因を問われるものと問われないものがあります。
借金を減額してもらう措置をとるためには、借金をしてしまった目的は何かが問われることがあります。
リースバックや個人再生をするためには、借金を作った原因は問われません。
ギャンブルで作った借金などでも減額のために措置をとることができます。
しかし、自己破産の場合では、借金を作った原因を問われます。
借金をした原因が免責不許可事由にあたっていると自己破産はできません。
そのため、リースバックや個人再生とは異なり、ギャンブルなどの浪費によって借金を作ってしまった場合は自己破産をすることはできません。
5依頼する際に費用がかかるか
5つ目に、依頼する際に費用がいくら必要かという点に違いがあります。
弁護士に依頼することが必要な場合は費用がかかってしまいます。
リースバックでは弁護士は通さないので、弁護士費用はかかりません。
さらに、リースバック業者への相談料は無料で済むことが多いです。
一方、借金整理では弁護士を通して手続きを行います。そのために弁護士費用がかかります。
任意整理では1〜3万円、個人再生と自己破産では20〜30万円、過払金請求には10万円~20万円ほどがかかります。
これらの比較を考えると、リースバックの方が利用する際の敷居が低いことがわかるのではないでしょうか。
リースバックではブラックリストに載ることなく資金を調達し、借金を返済することが可能です。業者にリースバックを依頼する際にも費用はかかりません。さらに、借金を作った原因を問われることはなく、借金の返済中にもこれまで通り家に住み続けることができます。
借金の返済に困った際には、借金整理の前にリースバックを検討してみるのも一つの手です。
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【まとめ】〜リースバックと借金整理の違い〜
ここまでリースバックと借金整理の違いについて見てきました。
リースバックと借金整理には、
- 家に住み続けることができるかどうか
- 家の所有権は移行するのか
- ブラックリストに載るか
- 借金をしてしまった原因を問われるか
- 依頼する際に費用がかかるか
という点に違いがあるということがわかりました。
リースバックと借金整理はいずれも借金の負担を軽減する手段ですが、借金整理よりもリースバックの方が負担が少ないと考えられます。
そのため、もしも借金に困った時にはまずリースバックを検討してみると、借金の負担を軽減することができるかもしれません。
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