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投稿⽇時

2024/01/11

最終更新⽇時

2024/01/11

老後の生活にはリースバック!マンション生活との比較や老後の相続対策に関しても解説!

  • リースバック

日本では平均寿命が延びており、老後の資金に対して不安を感じている人も少なくないのではないでしょうか。豊かなセカンドライフを想像していても、実際はイメージ通りにならないことも多いようです。新たな生活として、老後にマンションに引っ越してみる高齢者もいますが、実際のところどのような選択肢が最善なのでしょうか。この記事では、高齢者のマンション生活やリースバックについての所感をまとめています。ぜひ最後までご覧ください。

老後のマンション生活、実際どう??

老後の生活の選択肢として、持ち家からマンション等の賃貸に引っ越すという選択肢があります。しかし、老後のマンション生活は、自分に適しているのか不安になるかと思います。そこで、この項では、老後のマンション生活のあれこれについてまとめました。その中で、老後のリースバックという手段もあるということを紹介します。

老後のマンション生活で後悔した理由

初期費用が大きすぎる

老後にマンションを賃貸としてではなく持ち家として購入する場合には、想像以上に初期費用がかさんでしまう可能性があります。高齢者は、年齢的に住宅ローンを組みにくく、その分負担額が大きくなるのです。加えて、マンションの購入費だけではなく、不動産会社への仲介手数料や各種税金などの支払いもあり、諸費用も同時にかさんでしまいます。諸費用は、マンション本体の購入費の10%程度だと言われています。

新しい環境がストレスになる

老後の生活で心機一転新しいマンションに引っ越したとしても、精神的にも肉体的にも負担になり、ストレスを抱えることが多くなるでしょう。それまでは戸建てでのんびり暮らしていても、近隣住民が多いマンションに引っ越すと、近隣住民との関係性や、階段やエレベーターのことなども気にする必要が出てきます。また、以前よりも間取りが狭い家に引っ越す場合には、これまで利用していた家具や家電が使えなくなってしまう可能性があります。こうしたさまざまな環境の変化により、ストレスを感じてしまうのです。

災害時の避難に懸念

マンションは、高層階になればなるほど災害時に逃げ遅れてしまう可能性があり、懸念に思う人も多いのではないでしょうか。エレベーターは地震や火災の際には停止してしまう可能性があります。ちょっとした地震であっても、エレベーターの復旧に時間がかかってしまうこともあり、生活に支障をきたすことになります。

老後のマンション生活へ転換するために必要なこと

資金を十分に用意する

住み替え、引越しにはかなりの費用が必要となります。住み替え前には、マンションの購入にかかる費用や諸費用はどれくらいかかるのかを見積もったうえで、どれくらい自己資金から充てられるのかを計算しておく必要があります。とくに、老後は年金での生活になることから、早い段階で自分の収支を計算し、ライフプランを立てておくことをオススメします。また、高齢者の世帯となると、今後の介護費、医療費や葬儀費用など、急な出費も考えられます。こうした費用にも留意して、いくらまで住み替えに自己資金を充てられるのか計算しておきましょう。

住宅ローン残高について把握しておく

マンションに住み替えるうえで後悔しないためには、住宅ローンの残高について見なおしておくことをオススメします。住宅ローンの支払いが残ったままマンションに住み替えると、高齢者は新規で住宅ローンが組みにくいうえに、二重で住宅ローンの支払いが発生してしま

います。そのため、仮にマンションを購入する場合には、これまでの住宅ローンは繰り上げ

て返済し完済しておくことをオススメします。

持ち家の処分について明確にしておく

現在住んでいる持ち家の処分を早い段階で決めておきましょう。仮に住宅ローンを完済しているのであれば、家は家族に残すのか、それとも売却するのかという選択肢があります。築年数が古い住宅に関しては、想定していたよりも低い金額でしか売れない可能性もあります。そのため、持ち家をどうするのかについては住宅ローンの残高や築年数、必要な資金などにより臨機応変に決定しましょう。

リースバックという選択肢もある

老後にマンションへの住み替えを検討する人の中には、住み慣れた家に住み続けたいものの、生活資金が必要で家を売却しようとしている人もいるでしょう。そのような人にはリースバックを検討することをオススメします。リースバックであれば、売却したお金で住宅ローンを完済できますし、何より住み慣れた家にそのまま住み続けられます。老後の資金に関して不安を覚えている方や、老後も今の家に住み続けたいと考えている方は、ぜひリースバックを検討してみてはいかがでしょうか。

リースバックは高齢者にオススメ!その理由とは?

前の項の最後には、高齢者のリースバックについて簡単に触れました。リースバックは資金の用途に制限がないうえに、一気にまとまった資金を得られる魅力的な不動産取引形態です。この項では、高齢者に向けてリースバックをオススメできる理由を紹介します。

リースバックを高齢者にオススメできる理由

・老後資金を調達できる

高齢者になると、年金生活となり現役時代よりも毎月の収入が少なくなり、窮屈な生活を送ることになるでしょう。老後にやりたいことがあったり、行きたい場所があったりしてもなかなか叶えることは難しいでしょう。そこでリースバックを利用すれば、所有している自宅を資金源に、さまざまな用途に資金を利用できるのです。充実した老後のセカンドライフを送るためにリースバックを利用する人は近年増加しています。あなたもリースバックして豊かなセカンドライフを送りませんか?

医療、介護費など急な出費に備えられる

高齢者になると、医療や介護に関する急な出費が発生してしまいます。現役で仕事をしていた時と比較すると、年金生活で収入が少なくなっているうえに出費の頻度は上がります。そのようなとき、リースバックしていれば、リースバックにより得た資金を医療費や介護費に充てられます。リースバックにより得た資金は利用用途に制限がなく、こうした老後の急な出費に備えられるのです。

住宅ローンを完済できる

仮に定年退職後も住宅ローンが残っていれば、リースバックの代金で住宅ローンを繰り上げ返済できます。そしてリースバックにより住宅ローンの支払から家賃の支払いに切り替えることで、以前よりも月々の出費を抑えられるようになるのです。とくに現役時代、収入に対して住宅ローンの負担が大きかったのであれば、非常にこの手法はオススメできます。加えて、持ち家の所有権が自分から離れるため、毎年の固定資産税の支払いも不要になります。毎年高額な固定資産税にうんざりしていた方にはピッタリの選択肢でしょう。

高齢者がリースバックを利用する際に注意すべきこと

信頼できるリースバック業者を選ぶ

リースバック契約を交わす際には、信頼できるリースバック業者を選びましょう。リースバックにおいて、買主と売主はリースバック業者のみとなり、仲介する第三者は存在しません。そのため、リースバック業者選びを誤ってしまうと、不当な契約書を交わされて買戻しオプションを利用できなかったり、契約更新できずに数年で家から離れる必要が出てきたりして、後々後悔してしまいます。売却後はこれまで住んでいた大切な持ち家を管理してもらう立場になるため、契約前に業者について詳しく調べたり質問したりして、入念に業者選びをしましょう。

家族に相談する

リースバックは、不動産所有者全員の同意が必要になります。そのため、所有者ではなく相続人にあたる人からの同意は不要です。しかし、相続人に当たるような家族などの身内には必ずリースバック契約前に相談するようにしましょう。なぜなら、相続に関して揉めることがあったり、自分だけでは気づかないような落とし穴が見つかったりする可能性があるためです。相続時のトラブルを避けるためにも、まずは家族に相談することをオススメします。

リースバックは相続対策にもなる!

リースバックによる相続に関するメリット

相続する資産を均等にできる

リースバックにより持ち家という資産を手放し現金化することで、物理的に相続する資産を均等化できます。不動産という資産のままであれば、均等に分割することは物理的に不可能であり、トラブルのもとになります。持ち主が亡くなった後に誰が持ち家を引き継ぐのか、またそうした資産はどのように分けるべきなのか、というような問題を最小限に抑えられます。

引っ越しの手続きが不要

持ち主が亡くなった後、持ち家はどのように処分するか考えるでしょう。遺産分割のことを考えると、真っ先に売却という選択肢が出てくるかもしれませんが、売却であれば売却後の住処についても検討する必要があります。その点、リースバックであれば、そうした懸念は不要で、引っ越しの手続きの必要がありません。加えて、亡くなった後は葬儀などの手続きがあり、精神的、時間的な負担が大きくなるでしょう。その点、生前にリースバックしておけば、こうした相続の手間が省けるのです。

資産を特定の人に残しやすい

生前にリースバックを利用しておくことで、不動産を渡したいと考えていた人に相続しやすくなります。リースバックする際に売却価格をあえて抑えておけば、買戻しオプションを利用した時の買戻し価格を抑えられます。そのため、相続相手は割安の価格で買い戻せるような仕組みになるのです。

まとめ

この記事のポイント

・老後のマンション生活で後悔することは、初期費用が大きすぎること、新しい環境がストレスになること、災害時の避難に懸念を持つこと

・老後のマンション生活へ転換するために必要なことは、資金を十分に用意すること、住宅ローン残高について把握しておくこと、持ち家の処分について明確にしておくこと

・リースバックを高齢者にオススメできる理由は、老後資金を調達できるため、医療、介護費など急な出費に備えられるため、住宅ローンを完済できるため

・高齢者がリースバックを利用する際に注意すべきことは、信頼できるリースバック業者を選ぶこと、家族に相談すること

・リースバックによる相続に関するメリットは、相続する資産を均等にできること、引っ越しの手続きが不要であること、資産を特定の人に残しやすいということ