© REAL ESTATE Co.,Ltd. All RIGHTS RESERVED.

最終更新⽇時

2025/11/26

マンション上の階の騒音がひどい時の対処法|原因も徹底解説

  • 不動産の知識
  • その他

リースバックのご相談はこちら!

電話アイコン 【無料】電話で相談する 【無料】0120-469-543
メールアイコン 【無料】フォームで問合せする
記事まとめ
  • マンション上階の騒音は構造・生活音・人間関係が複合的に影響して起こる
  • 記録・相談・防音対策を段階的に行うことで、感情的対立を防ぎ冷静に解決できる
  • 最終的には管理会社や専門家を交えて、安心して暮らせる環境を整えることが大切
記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

マンションの上階からの騒音トラブルとは?

マンションに住んでいると、上の階からの騒音が気になることがあります。
同じマンション内でも、一定の生活音が聞こえるのは避けられませんが、音が非常に大きい場合や深夜に騒がれると特に不快に感じることがあります。
これが住人同士のトラブルにつながることもあります。

この記事では、マンションの上階から聞こえてくる騒音の原因と、その対策方法について詳しく解説します。

リースバックのご相談はこちら!

電話アイコン 【無料】電話で相談する 【無料】0120-469-543
メールアイコン 【無料】フォームで問合せする

上階からの騒音が発生する仕組みと構造の違い

上階からの騒音が下の階に伝わる理由は、単純な「音」だけではなく、建物構造や床の素材によって異なります。特に、床の構造が「直床構造」か「二重床構造」かによって、遮音性に大きな差が生まれます。 直床構造はコンクリートの上に直接フローリングを張る方式で、振動がそのまま下階に伝わりやすいのが特徴です。 一方、二重床構造は床下に空気層を設け、緩衝材を挟むため、足音や物音が響きにくくなります。
また、床のコンクリート厚も重要な要素です。現在、快適な遮音性能(LH-50以下)を確保するには200mm以上のコンクリート厚が望ましいとされますが、古いマンションでは150mm未満(120mm前後)しかないことも珍しくありません。 その場合、軽い物音でも下階に響きやすくなるのです。さらに、音の伝わり方には「空気伝搬音」と「固体伝搬音」があり、後者は床や壁などの構造体を通して伝わるため、防音対策が難しくなります。特に家具の移動音やジャンプ音などは、この固体伝搬音によるものが多いです。

  • 不動産ビギナーさん

    新しいマンションなら静かに暮らせますか?

  • 山口智暉

    必ずしもそうとは限りません。構造や施工の質が遮音性を左右します。

リースバックのご相談はこちら!

電話アイコン 【無料】電話で相談する 【無料】0120-469-543
メールアイコン 【無料】フォームで問合せする

マンションの騒音被害が増えている?!

マンションは戸建て住宅とは異なり、上下左右に部屋が接しているため、騒音トラブルが身近な問題となります。

最近では、騒音トラブルが増加しているとされています。その一因として、新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及し、家にいる時間が長くなったことが挙げられます。これにより、自分が発する生活音や、隣人の騒音に悩まされる機会が増えたのです。

リースバックのご相談はこちら!

電話アイコン 【無料】電話で相談する 【無料】0120-469-543
メールアイコン 【無料】フォームで問合せする

生活スタイルの変化と騒音ストレスの関係

近年、ライフスタイルの多様化が進み、騒音の感じ方にも変化が見られます。在宅勤務や夜間勤務、オンライン授業などにより、日中でも静かな環境を求める人が増えました。一方で、家で運動したり、子どもが家にいる時間が長くなったりすることで、生活音が増加する傾向もあります。
そのため、昔よりも「お互いの生活リズムの違い」によるトラブルが目立つようになっているのです。特に、鉄筋コンクリート造(RC)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)のマンションでも、床材や配管位置の設計次第で音の伝わり方は大きく変わります。構造上の限界を理解した上で、どこまでが「生活音」で、どこからが「迷惑音」なのかを冷静に判断する姿勢が必要です。

  • 不動産ビギナーさん

    音の感じ方って個人差が大きいですよね。

  • 山口智暉

    そうですね。同じ音でも周囲の生活リズムや感情状態で受け取り方が変わります。

リースバックのご相談はこちら!

電話アイコン 【無料】電話で相談する 【無料】0120-469-543
メールアイコン 【無料】フォームで問合せする

マンションの上の階から聞こえるのはどんな音?

マンションでは、上の階の人の生活音が下の階の人に聞こえて問題になるケースが多いです。
それでは上の階からはどのような騒音が聞こえてくるのでしょうか。

足音

上の階から聞こえる騒音で最も多いのが足音です
かかと歩きをする人がいると、特に足音が響きます。
また、小さな子供がいる場合だと、昼夜を問わず飛び跳ねるような音や走る音が聞こえることがあります。
また、中にはあえて床や壁を強く叩いて「ドン」という音を立ててくる、まるで嫌がらせのようなケースもあります。

物を置くときの音

物を置くときの音は思っているより下の階に響いています。
床に重い物を置くときや、部屋の整理とするときに「ドン」という音がはっきりと聞こえることがあります。
特に、上の階の人が引っ越しをする場合や、年末の大掃除の時期などには、騒がしくなるかもしれません。

運動をしている音

中には部屋の中で運動したりエクササイズしたりするのが好きという人もいるでしょう。
最近では、家庭用ゲーム機を使ってフィットネスを行うこともできます。
そのおかげで部屋の中で運動する人は増えてきています。
運動をしてもあまり騒がしくはならないと思うかもしれませんが、床が丈夫な家であっても振動は音や揺れとなって下の階に伝わってきます。

マンションの設備の音

マンションにはさまざまな設備がついています。
例えば、エレベーターや、給水ポンプなどは騒音の原因となります。
エレベーターが作動したりブレーキをかけたりするときの音は意外と響きます。

また、一般的にマンションの一階や屋上にある給水ポンプが騒音の原因となることもあります。
これらの設備は全ての階に騒音被害をもたらすけれど、設置を外すことはできないし、簡単に修理できるものでもないので騒音問題の解決が難しいとされています。

一般的な生活音

そのような設備による騒音や足音だけではなく、生活音が響いていることもあります。
例えば、実際にあったケースが、パンをこねる音が騒音被害をもたらしていたという事例です。
中には家でパンを作る人も多いでしょう。
手作りパンを作るには、生地を何度も強く叩きつけてこねなければなりません。
そのときの振動が騒音となって下の階に伝わっていたというケースがあります。

他にも、部屋に出た虫を退治していた音が騒音問題を引き起こすこともあります。
虫は夜中に出た場合でもそのまま放置しておくわけにはいかないので、夜中に「ドンドン」と凄い音が鳴ることもあります。
他にも、掃除機をかける音、貧乏ゆすり、ペットの鳴き声、キーボードを叩く音など、さまざまな生活音が考えられます。

リースバックのご相談はこちら!

電話アイコン 【無料】電話で相談する 【無料】0120-469-543
メールアイコン 【無料】フォームで問合せする

防音性能の等級と確認すべきポイント

上階からの音に悩まされている場合、まず知っておきたいのが「防音等級(L値・D値)」という基準です。
L値は足音などの床衝撃音、D値は話し声などの空気音をどれだけ遮断できるかを示す指標で、数値が小さいほど防音性能が高くなります。
一般的にL-40以下であれば、生活音がほとんど気にならないレベルです。ただし、これはあくまで「構造上の理論値」であり、実際の住まいでは施工精度や床材の劣化によって効果が変わります。
たとえば古いマンションでは、床スラブ(コンクリート厚)が150mm未満のケースが多く、足音が響きやすい傾向があります。また、直床構造の場合は、下地がコンクリートに直に接しているため、「ドン」という低音が下の階に伝わりやすいのが特徴です。
防音性能を気にする人は、管理会社に「このマンションの床スラブ厚は何mmですか?」と確認するのも良いでしょう。管理図面や構造資料を見れば、建物全体の遮音性を客観的に把握できます。音の原因が構造的なものなのか、上階の生活習慣によるものなのかを切り分けることで、解決方法が見えてきます。

リースバックのご相談はこちら!

電話アイコン 【無料】電話で相談する 【無料】0120-469-543
メールアイコン 【無料】フォームで問合せする

騒音問題を解決するためのポイント

マンションに住んでいると、ある程度の生活音が響くのは仕方ないことですが、過度の騒音は解決したい問題です。上階からの騒音が耐え難くなった場合、どのような対策が取れるのでしょうか。以下に、騒音問題を解決するためのポイントを詳しく紹介します。

騒音の詳細を整理しておく

騒音をどうにかしたいと思ったときは、まずどのような音が聞こえるのかを詳細に記録するようにしましょう。
どのような音が、いつ、どの辺りから聞こえるのか、具体的な情報をメモしておきます。

そうしないと、誰かに相談したり解決に向けて動いたりできないからです。
ただ漠然と騒音が聞こえることを伝えても、対策のしようがありません。
本当に解決したいと思っているのならば、どのような音なのかを詳細に調査するようにしましょう。

騒音に対して客観的な意見を求める

どのような騒音が聞こえるかは、自分だけで判断するよりもさまざまな人の意見を聞いて判断した方が良いです。
それは、自分は騒音だと思っていても他人が聞いてみるとそれほどうるさくないと思われる場合もあるからです。
どれくらいの音を騒音と感じるかは人によって個人差があります。
数人に聞いてみても騒音だと判断される場合に、対策を考えるようにしましょう。

そうしないとただのクレーマーになってしまいます。
そして、できれば意見を聞く相手は第三者の方が良いです。
自分と親しい間柄の人に頼むと、話を合わせて「この音は騒音だ」と言ってくれるかもしれません。
それでは客観性が損なわれてしまいます。
もし誰に頼んだら良いかわからない場合は、マンションの管理人さんに依頼すると良いでしょう。

騒音計を使う

第三者に聞いてもらっても、やはり騒音かどうかの判断には客観性が欠けてしまいます。
そこで利用したいのが騒音計です。
これを使えば数値で騒音のレベルを判断できるので、客観的な証拠となり得ます。

もし騒音被害を受けているならば、騒音計を1つ購入してみると良いでしょう。
もし騒音計を購入することに抵抗がある場合は、スマートフォンなどで動画をとったり音声録音機能を使ったりしてみるのも有効です。

リースバックのご相談はこちら!

電話アイコン 【無料】電話で相談する 【無料】0120-469-543
メールアイコン 【無料】フォームで問合せする

マンションの騒音トラブルに発展しやすいケース

上階からの音が問題化する背景には、単なる生活音だけでなく「人間関係の悪化」や「管理体制の不備」が関係しているケースが多く見られます。
特に以下のような要素が重なると、騒音が深刻化しやすくなります。

・管理組合が機能しておらず、苦情処理ルールが明確でない
・所有者ではなく賃貸住戸が多く、入居者の入れ替わりが激しい
・建物の築年数が古く、防音対策が取られていない
・一部の住人がマナー意識に欠けている

これらが揃うと、音の問題が「構造」だけでなく「心理的ストレス」や「コミュニティ崩壊」につながる可能性があります。
したがって、騒音対策は「技術的な対処」だけでなく、「ルールづくり」と「信頼関係の維持」が重要です。

トラブルを悪化させる「感情のすれ違い」

実際の騒音トラブルでは、「相手が故意にやっている」と感じてしまうことで問題が深刻化するケースが少なくありません。人はストレスが溜まると音への感受性が高まり、わずかな生活音でも「攻撃された」と感じてしまうことがあります。そのため、まずは感情的に対立する前に、客観的な記録と冷静な話し合いの場を設けることが大切です。マンションの管理人や理事会を通じて第三者に介入してもらうことで、当事者間の誤解を減らせるでしょう。

賃貸住戸が多い物件ほど「責任の所在」が曖昧に

騒音トラブルの中でも特に複雑なのが、賃貸契約者によるものです。オーナーと入居者、管理会社がそれぞれ別の立場にあるため、誰がどこまで対応するかが不明確になりがちです。苦情が伝わっても、入居者が退去すれば問題がリセットされるため、根本的な解決に至らないケースもあります。このような場合は、オーナーや管理会社を含めた三者間で協議する体制を作ることが、トラブル再発防止に有効です。

コミュニティ形成がトラブル抑止につながる

日頃から挨拶やちょっとした会話を交わすことで、相互理解が深まり「音に対する許容度」も高まる傾向があります。管理組合のイベントや清掃活動など、住人同士の交流の機会を活用するのも一つの方法です。「話しかけられる関係性」があるかどうかが、騒音問題の発生率を左右するといっても過言ではありません。

  • 不動産ビギナーさん

    音よりも人間関係のほうが難しいですね。

  • 山口智暉

    そうですね。騒音トラブルの多くは、実は「話し合い不足」が原因です。

リースバックのご相談はこちら!

電話アイコン 【無料】電話で相談する 【無料】0120-469-543
メールアイコン 【無料】フォームで問合せする

マンションでできる騒音への対処方法は

マンションに住んでいて、上の階からの騒音問題に悩まされている場合には次のような対策をとってみましょう。

大家さんに相談する

一つ目の対処方法は、マンションの管理会社や大家さんに相談してみることです。
相談してみると、注意喚起のチラシを作成して配布してくれたり、共用部分やエレベーター、外の掲示板などに貼り紙をしてくれたりするでしょう。

しかし、どのような注意喚起文が作成されるかは、管理会社や大家さんによって異なります。
もしかしたら口調の強い表現を使われたり、誰から誰への苦情なのかがはっきりとわかってしまう内容になっていたりするかもしれません。
それではトラブルの元になってしまうので、配布前に注意喚起文を確認させてもらうと良いでしょう。

弁護士に相談する

中には管理会社に相談しても解決しない場合もあります。
そのときは、別の対処法を講じなければなりません。

その一つの方法として、弁護士に相談するというものがあります。
この方法はトラブルを当人同士では解決できない場合におすすめです。
第三者を挟むことで中立的な立場から仲裁してもらうことができ、トラブルが解決に向かう可能性が高まります。

しかし、事態が大きくなって裁判を起こすことになると、莫大な費用と手間、時間がかかります。
さらに、弁護士を立てると円滑な解決とは言えません。
この方法を選ぶ前に、本当に弁護士を立てることには勝算があるのかをよく検討する必要があるでしょう。

部屋の防音機能を高める

マンションで上の階からの騒音に悩まされている場合は、部屋の防音機能を高めると効果があるかもしれません。
市販の防音材や吸音材を部屋の壁や天井に取り付けるだけでかなり音漏れを防ぐことができます。
防音材よりもさらに効果を高めたい場合は、部屋をリフォームするのも有効です。

しかし、リフォームをするには高額な費用がかかります。
さらに、マンションの場合は勝手に自由なリフォームはできない場合が多いです。
そのマンションに長く住み続けるかもわからないので、まずは市販の防音材を取り付けて様子を見てみましょう。

耳栓やイヤホンを使う

騒音がひどい場合や、直接的な対策を講じても効果がなかった場合には、耳栓やイヤホン、ヘッドホンによって音を遮断するのも一つの方法です。
中にはノイズキャンセリングという機能がついているイヤホンもあり、周囲の音をシャットアウトしてくれます。
素材がポリウレタンからできている耳栓は特に遮音性能が高いのでおすすめです。

引っ越しを検討する

さまざまな対応をしてみても騒音を抑えることができず、ストレスを感じる場合は、引っ越しを検討してみましょう。
しかし、引っ越し先でも再び騒音問題に悩まされる可能性もあります。
引っ越し先を決める前に、騒音被害はないかよく確認しておく必要があるでしょう。

リースバックのご相談はこちら!

電話アイコン 【無料】電話で相談する 【無料】0120-469-543
メールアイコン 【無料】フォームで問合せする

まとめ

今回は、マンションの上の階からの騒音問題やその対策方法について紹介してきました。
マンションに住んでいると、生活音や機械音などさまざまな騒音に悩まされることがあります。
ある程度の騒音は仕方ないですが、マンションは多くの人が共同で生活する場所です。
互いに配慮して、迷惑な騒音は発生させないようにすることが大切です。

記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

0120-469-543 受付時間/9:00~18:00 (土日祝も受付中) 無料査定・相談フォーム 24時間365日受付中