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2025/11/27マンションは3階が人気なのか?その理由を徹底解説!
- 不動産の知識
- その他
みなさんはもしマンションに住むとしたら何階に住みたいですか。
「高級感のある最上階に住みたい」と思う人も、「より便利そうな1階に住みたい」と思う人もいるでしょう。
実は、マンションの中でも特に人気なのは3階です。
それはなぜだか知っていますか。
今回は、マンションの3階が人気な理由や、3階に住むメリット、デメリットなどについて解説していきます。
人気の秘密を理解して、部屋選びの参考にしてください。

Contents
地域やマンションタイプによって人気階は異なる
全国的には3階が人気である傾向がありますが、「どの地域に住むか」「どのタイプのマンションか」によって人気の階数は大きく変わります。たとえば首都圏のタワーマンションでは、高層階が“ステータス”として選ばれやすく、見晴らしや防犯性を最重視する層が高層階を希望する傾向があります。反対に、子育て世帯が多いエリアでは、階段での移動がしやすく、災害時に避難しやすい低層階が選ばれるなど、地域や住民層によって人気階は変動します。
また、低層マンション(3〜5階建て)の場合は、そもそも高層階という概念自体がないため、階数の差が実質的な生活の快適度に直結しやすく、設備や建物構造による“住み心地の差”がより大きく現れます。階数による優劣は絶対的ではなく、あくまで建物の規模・立地・住民属性と合わせて判断することが重要です。
不動産ビギナーさん何階が一番資産価値が安定しますか?
山口智暉中層階が価格変動の影響を受けにくい傾向にあります。
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- 3階は利便性・防犯性・家賃バランスが良い
- 外出頻度や安全性を重視する人に向いている
- 3階でも立地や周辺環境の確認が満足度を左右する
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
階数ごとの住み心地の違いを比較
マンション選びで階数は、ただの好みではなく「生活の質そのもの」に直結します。ここでは、1階・中層階・高層階の特徴を実際の暮らし目線で詳しく比較します。
1階:利便性と快適性の差が最も激しい
1階は「荷物の運びやすさ」「子育て世帯の移動のしやすさ」など利便性の高さが光る一方で、湿気・虫・外からの視線といった課題がつきまといます。防犯面では入念な対策が求められ、住戸によっては専用庭やテラスで魅力が大きく上がるものの、立地次第で快適性が大きく変動します。
高層階:景色・静かさ・ステータス性が魅力
高層階の最大の強みは、何といっても「眺望」と「騒音の少なさ」です。しかしその一方で、気圧差による耳の違和感やエレベーター待ちのストレス、災害時の移動の負担など、生活動線の長さがネックになる場合もあります。
3階・中層階:生活のバランスが最も取りやすい
生活導線の短さ・防犯性・虫の出にくさ・エレベーターへの依存度の低さなど、1階と高層階の“良いとこ取り”ができるのが中層階です。特に3階は「階段でも行ける高さ」のため、移動効率と快適性のバランスが最適化されます。
不動産ビギナーさん最上階の方が人気ではないのですか?
山口智暉最上階には家賃の高さ、暑さ・揺れの強さなどの短所もあります。
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マンション3階が人気の秘密
マンションは実は3階が人気です。
その理由を、マンションの1階、3階、最上階の特徴を見ながら探っていきましょう。
外に出やすい
3階のマンションは外出が便利で、エレベーターや階段の利用が容易です。
高層階ではエレベーターの待機時間が長くなることもありますが、3階なら急いでいるときでも階段を使うことができ、利便性が高いです。
そのため、外出が多い社会人や学生には3階が選ばれることが多いです。
高層階ほど家賃の負担が高くない
3階は、同じマンションの別のフロアと比較して、家賃の負担がちょうど良いことが多いです。
マンションでは、階が上がれば上がるほど家賃も高くなります。
それは、高層階の方が高級感があって、贅沢な間取りをした住戸が多いからです。
しかし、実際には高層階よりも低層階の方が利便性が高いです。
さらに家賃負担が少ないとなると、低層階の方がより人気を集める理由がわかります。
それでも1階よりは上の階に住みたいという人に3階は人気があるのです。
ちなみに、1階と3階ではそれほど家賃が変わるわけではなく、数千円の違いのみです。
気温が快適である
3階は1階の住戸と比較して、外気の影響を受けづらいです。
1階は地面に近いため、湿気が多くなりがちです。
また、冬には冷気のせいで室温が下がりやすく、ついついエアコンに頼ってしまうかもしれません。
その点、3階の住戸では、1階よりも地面から離れている分気温の影響を受けにくいという特徴があります。
その分、エアコンに頼りっぱなしになることなく、快適に過ごせるでしょう。
防犯性が高い
3階などの中層階は他の階に比べて防犯性が高いというメリットもあります。
1階だと外を歩いている通行人からの視線を感じることがあり、プライバシーが守られません。
外に洗濯物を干す際も抵抗感があるでしょう。
また、1階だと外の道路と同じくらいの高さなので泥棒や不審者が侵入しやすくなってしまいます。
一方3階の住戸であれば10mくらいの高さがあるので、通行人と目が合うことはありません。
また、3階に侵入するには外からロープを使って入るなど少し手間がかかるので、泥棒が入る危険性も減ります。
外の人からの視線や泥棒の侵入という点では、マンションの最上階が最も安全なように思うかもしれません。
しかし、実は最上階は安全だとは言えません。
それは、最上階へは屋上からロープを使えばむしろ侵入しやすいからです。
そのため、防犯の面で最も安全だと言えるのは3階などの中層階なのです。
眺望が良い
3階のマンションは、多くの場合、1階や2階よりも良い眺望が得られますが、周囲の建物の影響で景色が制限されることもあります。
良い眺望を望む場合は、物件自体だけでなく、周囲の環境にも注意を払いましょう。
災害リスクが安定しやすい階層である
3階は水害(浸水)、地震、火災の観点で「極端に不利になりにくい階層」とされています。1階の場合、豪雨時に浸水のリスクがあり、逆に高層階では火災時の避難に時間がかかるという課題があります。3階はその中間に位置し、総合的に見てリスクバランスが安定しています。
日当たりの“ちょうど良さ”が生活の質を上げる
1階は建物や塀で日当たりが弱く、逆に高層階は夏の直射日光で室温が上昇しやすい傾向があります。3階は遮蔽物が少ない一方で過度な日差しを避けられる高さにあるため、冷暖房にかかるコストも抑えやすく、居住性が高いと言われています。
生活騒音のストレスが少ない
道路からの騒音が届きづらく、かつ高層階ほど風切り音が強くない3階は、総合的に静かに暮らしやすい階といわれます。特に都市部では、交通量の多い道路から少し離れた3階が選ばれやすく、「静かさ」と「利便性」の両立を求める層に支持されています。
不動産ビギナーさん3階にはたくさんメリットがあるんですね。
山口智暉はい。1階とも高層階とも違う“ちょうど良さ”があります。
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3階のメリットが最大化する物件と、弱くなる物件
同じ3階でも、建物構造や立地によって住み心地は大きく変わります。
RC造(鉄筋コンクリート造)の3階は防音・防犯で特に優秀
RC造は壁の厚みや構造上、音が伝わりにくく、外からの侵入リスクも減るため、3階のメリットが最大化します。逆に木造・軽量鉄骨は外部音や振動が伝わりやすく、防犯面でもRCより弱い傾向があります。
生活導線が短い間取りだと3階の利便性がより高まる
エントランスと住戸の距離、階段・エレベーターの位置関係などによって、同じ3階でも移動ストレスは大きく異なります。特に共用部が広いマンションでは、階数以上に日常動線の短さが快適性を左右します。
周囲に高い建物が多いと“圧迫感”が出る場合がある
3階は景色が良いとは限らず、周囲に中層マンションやオフィスビルがあると圧迫されることがあります。
眺望や採光を重視する人は、前面道路の幅なども確認しておくとよいでしょう。
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マンションの3階に住むデメリット
周辺環境の影響を受ける
マンションの3階は、一般的に1階や2階よりも優れた眺望を楽しむことができます。
ただし、周囲に高い建物が多い場合は景色が遮られることもありますので、物件の立地や周囲の環境を確認することが重要です。
1、2階と比べると家賃が高い
3階のマンションは1階や2階よりも家賃が高くなる傾向がありますが、最上階ほど高くはなりません。
高層階は家賃が高いことが多く、階が上がるほど品質が向上し、眺望や日当たりが良くなります。
家賃を少しでも抑えたい場合は、角部屋を避けたり、異なるフロアを検討したりすることも考慮すると良いでしょう。
虫が出る場合がある
どの住宅でも虫に悩まされることがありますが、特に地面に近い1階や2階は虫が出やすいです。
そのため、どうしても虫が苦手な人はできるだけ高層階に住んだ方が良いです。
しかし、マンションの3階くらいだと、まだ虫が出る可能性があります。
それは、窓から入ってきたり、エレベーターで昇ってくる人についてきてしまったりするからです。
どれくらい虫が出るかは、マンションの立地によっても異なりますが、川や田んぼ、畑の近くにあるマンションだと特に害虫が出やすくなります。
少しでも虫の被害を減らしたい人は、4階以上の物件にした方が良いでしょう。
震災時に大きな揺れを感じる
マンションの3階に住むと、地震があったときに揺れを感じやすいというデメリットがあります。
階が高くなればなるほど、地震による揺れは大きくなります。
耐震性がしっかりしているマンションであれば、倒壊の心配はありません。
マンションが揺れるのはむしろ良いことで、建物がしなることで倒壊を防いでいるのです。
しかし、揺れが大きいと恐怖を感じるでしょう。
また、マンションの上の階に住んでいると、避難に時間がかかります。
エレベーターが止まり、階段が混雑して、もしものときに逃げ遅れてしまうかもしれません。
エレベーターが無い物件では負担が増える
3階は外出しやすい反面、エレベーターが設置されていない古いマンションや低層マンションの場合は荷物運びが負担になることもあります。ベビーカーや買い物荷物がある家庭では、階段利用がストレスになる可能性があります。
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マンションの3階はこんな人に向いている!
これまで、マンションの3階に住むメリットとデメリットを紹介してきました。
3階の物件は、眺めが良く、家賃が比較的高くなく、外出しやすい代わりに、家賃、震災で大きく揺れる、虫が出るといった特徴があります。
これらのことから、マンションの3階はどのような人に向いているのか、紹介していきます。
外への出やすさを重視する人
マンションの3階は、外出頻度が高い人におすすめです。
通勤、通学で家を出入りする機会が多い人、エレベーターを待たずに階段で昇り降りしたい人、災害に備えてすぐに避難できるようにしておきたい人などにはぴったりです。
安全性を重視する人
日々安全な暮らしを送りたい人にとっては3階が向いています。
3階には10mほどの高さがあるので強盗犯や不審者が侵入しづらいからです。
また、外からの視線が気になりづらいので、外に洗濯物を干したいという人にもぴったりです。
部屋からの眺めを楽しみたい人
3階は10mほどなので街中全すべてを見渡せるというわけではありませんが、マンションの立地によっては部屋からの景色を楽しむことができます。
少しでも部屋での居心地を良くしたいけれど最上階に住むのは家賃が高すぎるという人はぜひマンションの3階を検討しましょう。
コストと快適性のバランスを重視する人
「最上階ほど高くない」「1階より暮らしやすい」という3階の特徴は、家賃と生活快適性のバランスを最重視する人に適しています。
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3階に住む前に注意するべきこと
マンションの3階はさまざまな特徴から人気があります。
しかし、どのマンションでも3階がおすすめできるわけではありません。
物件の立地や状態などによって快適さは異なります。
ここからは、物件を決める前に確認するべき事柄を紹介していきます。
地上からの部屋の見え方
地上から部屋の見え方を確認することは重要です。特に、立地によっては部屋の内部が外から見えることがあります。物件を決める前に、実際に訪問して外からの視界を確認し、周囲の環境もチェックしておきましょう。現地に行けない場合は、地図や周辺の情報を調べることが有効です。
騒音が響くかどうか
3階に住むということは、自分の部屋の下の階に住んでいる人がいるということです。
自分の生活音がどれくらい下に響きそうか確認しておく必要があります。
生活しているのだから全く音を立てないというのは難しいです。
しかし、マンションは集合住宅なので、皆が配慮して生活するというのが大切です。
壁や床が丈夫な方が、生活音を気にせずに生活することができます。
電線が邪魔にならないかどうか
内覧時には電線の位置も確認しましょう。電線が視界に入ると、景観が損なわれることがあります。また、電線が近いとカラスや鳩が止まって騒音やゴミの問題が生じる可能性もあります。電線の位置と部屋の位置関係をしっかり確認することが大切です。
共用部の管理状況でも住み心地が大きく変わる
廊下の清掃頻度、防犯カメラの位置、夜間照明の明るさなど、共用部の管理品質は居住満足度に直結します。管理が行き届いていない物件は、階数に関係なく不満が出やすい特徴があります。
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まとめ
今回は、マンションの3階はなぜ人気なのかについて説明してきました。
3階は頻繁に外出する人にとって利便性が高い、意外と景色が楽しめるといったメリットがあるのに、家賃がそれほど高くないというのが人気の秘密です。
しかし、マンションの何階に住むべきかは人によって異なります。
それぞれのフロアの特徴を理解して、自分に合った物件を選びましょう。
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

