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最終更新⽇時

2025/11/27

機械式・自走式駐車場の違い徹底解説!マンション選びの必須知識

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記事まとめ
  • マンションの駐車場は設置義務がなく、全住戸分用意されていない場合や、1戸1台と利用制限される場合がある
  • 駐車場は3種類あり、近年は維持管理費が安く災害に強い自走式立体駐車場の需要が増加している
  • 権利には分譲方式と賃貸方式があり、賃貸方式は管理組合に月額使用料を支払う必要があり、都市部で高額になる
記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

マンション購入前に確認すべき駐車場事情

マンションを購入する際、交通アクセスの良さや間取り、外観、金額などを気にされる方は多いと思いますが、車を所有している方にとっては駐車場の条件も大事な要素の1つになると思います。
購入したマンションの駐車場が使いづらく、ストレスを抱えてしまう場合も実際にあります。
そうならないためにも、この記事では駐車場の種類や確認しておいた方が良い駐車場事情などをご紹介していきます。

駐車場は必ず利用できる訳ではない

まずは、マンションの購入前に駐車場関係で確認しておいた方が良い内容を説明します。
マンションの駐車場に関しては、住居者であれば必ず誰もが利用できる訳ではない、という点を初めにしっかり押さえておいてください。
マンションやアパートなどの集合住宅の駐車場に関しては、建築基準法の法律上において、特別設置義務はありません。
地域によっては、自治体の条例によって、最低設置台数が決められている場所もあるため、大半の場所では駐車場を設けているのですが、全住戸分は用意されていないケースもあります。
特に、都心部のマンションに関しては、駐車場を設置する敷地が満足に確保できず、最低設置台数を満たす分しか用意されていない場所が多いです。
また、マンションによっては、仮に空きスペースがあるとしても、1戸1台と利用を制限している場所もあります。

  • 不動産ビギナーさん

    マンションの駐車場は、法律で全戸分の設置が義務付けられているわけではないのですね。

  • 山口智暉

    特に都心部のマンションでは駐車台数が少ない傾向があります。購入前に抽選や利用制限の有無を確認しましょう。

駐車場の権利

次に、駐車場の権利について知っておくと良いです。
これには2つのパターンがあり、1つがマンションと共に駐車場も分譲される「分譲方式」です。
そしてもう1つが、駐車場は分譲しない「賃貸方式」です。
実際のところ、分譲方式を導入しているマンションはごく稀で、大半が賃貸方式を導入しています。
賃貸方式の場合、駐車場は購入したことにはならず、運用や管理はマンションの管理組合が行うため、駐車場の使用料をそこに支払う必要があります。
一方、分譲方式の場合、駐車場の使用料を支払う必要はなくなりますが、その代わり駐車場区画の購入代金や固定資産税、登記費用などを支払う必要があります。

  • 不動産ビギナーさん

    ほとんどが「賃貸方式」で、駐車場代は管理組合の収入になるのですね。

  • 山口智暉

    賃貸方式は維持管理の責任が管理組合にあるため、利用者は手軽ですが、空きが増えると修繕費の不足につながります。

駐車場の料金相場

それから駐車場の料金相場も知っておくと良いです。
マンションにおける毎月の駐車場の料金は、種類や地域ごとに異なります。
都市部の場合、相場は毎月およそ2万円〜3万円で、東京都の中央区や港区に関しては、毎月およそ5万円かかる場所もあります。
一方、郊外の駐車場の相場は、毎月およそ2千円〜5千円と良心的価格になっています。

空き駐車場の問題

また、昨今では部屋は満室なのに駐車場が埋まらず、空き駐車場を抱えてしまっているマンションが増加している実情があるので、それも押さえておくと良いです。
主な要因となっているのが、レンタカーの利用増加に伴う自家用車所有率の低下です。
特に、大都市部でこの状況が起こっており、子育て世代の経済力の低下・若者の車離れ・高齢ドライバーの運転免許証返納などが理由として取り上げられます。

毎月支払われる駐車場代は、マンション全体の管理費用や駐車場の修繕費用に充てられるため、空きが出てしまうとその分の費用が不足してしまう、という問題が生じてしまいます。
駐車場の修繕が必要な時に費用が足りなくなることで、管理組合や普段駐車場を利用していない住民もその不足分を支払うことになるリスクが発生する可能性が出てくるので、十分に注意が必要です。

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駐車場の種類とそれぞれのメリット・デメリット

マンションの駐車場は、大きく分けて3種類あります。
それぞれの特徴とメリット・デメリットを説明します。

平置き駐車場

平置き駐車場は、平地で舗装してある最も一般的な駐車場です。
基本は屋外で屋根がないケースが多いです。

メリット

大きさや車種に左右されることなく、どのようなタイプの車でも駐車することができます。
メンテナンス費用がかからない点や、操作盤などを使用する必要がないので、出し入れが非常に簡単に行える点も大きなメリットです。

デメリット

屋根がないことが多いため車体が汚れやすく、そういったことを嫌う人には向いていません。
また、比較的広い面積を必要とするので、都心部などでは駐車場の設置台数が少ないことが多いです。
それから、他の駐車場に比べて人気が高いため、価格設定も高めに設定されていることが多いです。

自走式立体駐車場

自走式立体駐車場は、大型ショッピングモールでよく見かけるような、自分で車を運転しながらスロープを上り下りして駐車するタイプの立体駐車場です。
自走式駐車場は、大きく3つの種類に分かれています。

1つ目は、スキップ式です。
これは、駐車層を半階ずつずらしていて、スロープを短くすることができるため、見通しが良く、車の移動や駐車が比較的安全に行える方式です。
狭かったり、高低差がある敷地などに非常に有効です。

2つ目は、フラット式です。
これは、駐車スペースの各層をスロープで繋ぐことで、歩行者や車の動線と駐車スペースを分けることができるため、比較的安全に移動ができる方式です。
車を停める場所は平坦なので、お子様連れや足が不自由な方でも乗降しやすいです。

3つ目は、連続傾床式です。
これは、駐車スペースと昇降に使用するスロープを兼ねた方式です。
緩やかな螺旋状になっているため、多くの車を停めることが可能です。

以下に、これら自走式立体駐車場のメリットとデメリットについてご説明します。

メリット

最大のメリットは、屋根があることです。
平置き駐車場と違って雨や日光にさらされにくいので、車が汚れにくいです。
車の乗り降りの際にも天候を気にせずに済むため、小さなお子さんを連れていたり、荷物が多い時でも安心です。
さらに、スペースを確保できるので、車高が高い車でも対応しやすい点や、入出庫が短時間でスムーズに行える点も大きなメリットです。

デメリット

スロープを登る手間があるため、駐車の際には比較的時間がかかってしまいます。
加えて、最上階に関しては屋根がないケースが多いため、雨天時や雪の日に不便に感じることもしばしばある点や、立体駐車場が別棟に設置されている場合は、部屋までの移動距離が遠くなってしまう可能性が出てくる点が主なデメリットです。

機械式立体駐車場

機械式立体駐車場は自走式駐車場同様、立体式の駐車場ですが、駐車場までは自走せずに、機械を利用して車の出し入れを行います。
機械式立体駐車場は、大きく2つの種類に分かれています。

1つ目は、タワー式です。
これは、車を停められる数が比較的多いため、大型マンションでの設置が多いです。
タワー式には、地下部分を水平に移動する水平循環方式や、観覧車のように車を回転させて出し入れをする垂直循環方式、昇降装置と駐車スペースを組み合わせるエレベーター方式があります。
さらに、エレベーター方式は、縦式・横式・旋回式の3つのタイプに分かれています。

2つ目は、二段・多段式です。
これは、フォークリフトのように車を昇降させ、それぞれの場所に車を停める方式で、車を2段にして停める場合は2段式、3段以上にして停める場合は多段式という形式になります。
現在、マンションでの利用率はおよそ6割超えとなっており、非常に有名な駐車場と言えます。
地上に2階立ての駐車スペースを作る地上二段式の他にも、地下に駐車スペースを作るピット二段式や、パレットが左右に移動するパズル式などの種類もあります。

以下に、これら自走式立体駐車場のメリットとデメリットについてご説明します。

メリット:

自走式立体駐車場同様、屋根があるので汚れにくく、雨などの被害を受けにくい点が良いところです。
加えて、車の出し入れに操作が必要なため、いたずらや盗難の被害に遭いにくい点は非常に大きなメリットとなります。
また、駐車の際に他の車にぶつけてしまったり、ぶつけられてしまう心配もないので安心です。

デメリット:

機械で操作をしているため、維持管理コストはどうしても高くなってしまいます。
加えて、車の出し入れに時間がかかってしまう点もデメリットです。
スムーズに出し入れを行いたい方は選ばない方が無難かもしれません。
さらに注意をしなければいけない点が、駐車ができる車のサイズに制限がある点です。
機械式立体駐車場を利用する場合は、車高や車幅、車長などの確認はもちろん、そのマンションで長い期間生活をする予定であれば、将来車を買い換える時にそれが駐車場に収まるサイズであるか、をきちんと想定しておく必要があります。
気にしなければいけない要素が多々あることは、大きなデメリットとなってしまいます。

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自走式立体駐車場の需要拡大とトレンド

この項目では、近年、立体駐車場の中で機械式よりも自走式の需要が増加している背景についてご説明します。

これまでは、比較的機械式の方が多く導入されておりました。
しかし、機械式はメーカーによりけりですが、およそ20年で入れ替えをしなければいけない点や、修繕費用および毎年のかかる維持費など、とにかくランニングコストがかかってしまいます。
新品への交換に関しては、1パレットあたりおよそ100万円かかり、毎年必要になる維持費に関しては、1台あたりおよそ年に1万〜1万2千円程かかってしまいます。
マンションの管理組合は、こういったコストをデメリットとして感じるようになりました。
対して、自走式は維持管理費が安いうえに、耐久性も高いです。
その点をメリットと感じ、自走式の需要が高くなっています。

また、自走式は災害に強いという点も需要が増加している要因の1つです。
機械式に関しては、台風などの豪雨が発生した際、車両が水没してしまう恐れがあり、大きな地震が発生した際は、部品の落下や装置内の機械損傷の危険が生じるなど、二次災害が発生するリスクも考慮する必要があります。
また、災害時に停電が発生してしまった際は、車を使用することができなくなってしまいます。

一方、自走式に関しては、強度が高い安定構造なので耐震性に優れているだけではなく、停電が発生した際でも車を使用することができます。
それだけではなく、堅牢な屋根床版と広い空間を所有しているので、災害時に多くの人を収容することが可能です。

こういった、災害にも強く、収容台数を維持したままコストを抑えることができる点から、近年では機械式立体駐車場から自走式立体駐車場に切り替えを行うマンションが増加しました。

  • 不動産ビギナーさん

    機械式駐車場の交換費用は、20年で1パレットあたり100万円もかかるのですか?

  • 山口智暉

    機械式の高額な維持費が自走式へ需要が移る最大の要因です。修繕積立金が適正か長期修繕計画で確認しましょう。

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まとめ:マンション駐車場選びのポイント

マンションの駐車場には、平置き駐車場・自走式立体駐車場・機械式立体駐車場の3種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
ご自身の車の大きさや使用用途などを慎重にご検討いただいたうえで、適切な駐車場選びをしてください。

記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

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