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2025/11/2150歳からの住宅ローン: 審査通過のコツと注意点
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
Contents
50歳からの住宅ローン:基本ガイドと注意点
仕事が安定し、子どもたちが独立したことでライフプランに大きな変化が少なくなった50代の方も多いでしょう。収入面も安定し、マイホーム購入を検討する人が増えています。
50歳からマイホームの購入となると、返済期間や審査などが気になるところです。今回の記事では、50歳からの住宅ローンに関する工夫や注意点などを紹介します。
50歳でも住宅ローンは可能
50歳では住宅ローンを組めないのではないかと不安に思う方も多いでしょう。しかし、実際には50歳からでも住宅ローンを組んでマイホームを購入することは可能です。
「住宅ローン利用者の実態調査」によると、住宅支援機構が提供している住宅ローン商品の「フラット35」について、2019年に50代が利用したのは全体の11%となっています。
参考「住宅ローン利用者の実態調査」
50歳からでも住宅ローンを組んでマイホームを購入している方は、多数いることがわかるでしょう。50歳ともなると30代、40代よりも年収が高く、一定の貯蓄がある可能性も高いため、住宅ローンの利用も可能です。
住宅ローンの借入期間に関する制限
住宅ローンは通常、最長で35年間の借入期間を設定していますが、完済時の年齢が80歳以上になるような設定は難しいです。50歳から住宅ローンを組んだ場合、完済時には80歳となるため、最長で30年間の返済期間が一般的です。
同じ金額を返済期間35年で借りる場合と30年で借りる場合では、当然ながら30年の方が、毎月の返済額は高くなります。いくら収入が30代や40代に比べると高くても、返済期間が短いため、返済額が多ければ審査への障害となってしまうでしょう。
年齢が高くなればなるほど住宅ローンの返済期間が短くなってしまう点は、大きな影響があります。
審査が厳しくなる理由とその影響
ここまで30代や40代と比べると、50歳というのは比較的収入面が多いことを説明しました。住宅ローンの借入期間が最長35年でも、50歳だと最長の借入期間は設定できず、収入が多くても、返済額も多くなってしまいます。
50歳で住宅ローンを組む場合、定年退職の年齢が気になるポイントです。多くの企業では定年が60歳、再雇用で65歳まで働ける場合が多いです。
50歳で住宅ローンを組んだ場合、今までのような収入が入る期間は10年程度、長くても15年程度しかありません。65歳から年金受給での生活となると、残り15年間は同じ返済額を収入が減った状態で行うことになります。
定年が近くなってくる50歳からの住宅ローンは、通りやすいものでは決してありません。
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50歳からの住宅ローン審査を通すためのポイント
50歳からの住宅ローンは、審査が難しくなる可能性があります。審査を通すためには、いくつかの重要なポイントを理解し、事前に対策を講じておくことが重要です。50歳で住宅ローンを通すポイントについて考えてみましょう。
短期間でのローン設定が有利な理由
住宅ローンは、可能な限り短期間で組むことが推奨されます。審査では、完済時の年齢や健康状態が重要視されるため、返済期間が短いほど有利です。
50歳ともなると、健康面で不安な個所があっても不思議ではありません。完済時の年齢が長くなればなるほど不利になってしまいますし、長い返済期間になると健康状態の変化などによって返済できなくなるリスクがあるため審査に落ちやすくなります。
以上のことなどから、審査を通るポイントとしてはできる限り短い期間で設定しておくと有利といえます。
審査基準を満たすための信用管理
住宅ローンの審査では、個人信用情報が確認されます。具体的には以下の点がチェックされます。
- クレジットカードの事故や返済遅延状況
- スマートフォンなどの支払い遅延
- 虚偽申告
これらに引っかかる点が出てしまうと、住宅ローンの審査に落ちてしまう可能性が非常に高くなってしまいます。住宅ローンの審査を受ける前に、個人信用情報の点で不安なところがあれば、身ぎれいにしておかなければいけません。
過去に支払い遅延があった場合でも、個人信用情報で把握できるケースが非常に多いです。支払い遅延などを度々行っている場合、住宅ローンを申し込んだ金融機関にあらかじめ申告しておくと、担当者が対策を考えてくれる場合があります。
一番やってはならないのは、虚偽の申告をすることです。審査の際は決して虚偽の申告を行ってはいけません。審査基準を満たすように身辺はきれいに整理しておき、他の返済分は早く返しておくことが審査を通すポイントといえます。
借入額を抑えることで審査を通過する方法
借入額はできるだけ少なくすることも、審査に通るための重要なポイントです。借入額が少ないほど、審査が通りやすくなります。
まだ働いているときは良いかもしれませんが、定年退職などで今までの収入が得られないとなると大きな負担となります。50歳から住宅ローンを組む場合は、なるべく借入額を少なくし、定年退職後も無理をせずに返済できる金額にしておくことがオススメです。
借入額が少なければ少ないほど、審査に通る可能性が高くなります。借入額はなるべく少なく設定するのも審査が通りやすくなるポイントです。
団体信用生命保険(団信)への加入と健康管理
住宅ローンを組む時には、基本的に団信に加入しなければいけません。団信とは団体信用生命保険を略した言葉で、長い返済期間の間、所有者に万が一のことがあった場合、団信より保険金が下ります。団信により借入額が返済され、相続人には無借金のマイホームが相続されることになります。
50歳になると、健康面に不安がある場合もあります。過去に大きな病歴がある場合、団体信用生命保険(団信)への加入が難しくなる可能性があります。心疾患、脳卒中や精神病などを患った経験がある場合、団信に加入できない可能性もあります。
団信は保険会社によって基準が異なりますので、嘘の申告だけは必ずやめて、既往歴があったら正直に申告し、加入できる保険会社を探しましょう。
退職後の返済計画の立て方
50歳から住宅ローンを借り入れる場合、定年退職後の収入が不安材料になります。退職後の収入減に備えて、しっかりと対策を講じておく必要があります。定年退職して収入が減ったとしても返済額が減るわけではありません。
定年退職して収入が減った場合でも無理のない返済ができる金額を設定する必要があります。借入額を低く設定し、定年退職前に返済してしまうプランでもいいでしょう。
収入が減ってしまう退職後に、どのような備えを行っておくかといった点をしっかりと検討しておく必要があります。
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50歳からの住宅ローンでの失敗を避けるための対策
50歳からの住宅ローン申し込みにおいて、収入が多いため、ついつい借入額を多くしてしまうケースも散見されます。あまりにも高額な借り入れを行ってしまうと、審査に通ったからといっても返済が苦しくなってしまい、破産する可能性も考えられるでしょう。
50歳からの住宅ローンにおいては、最後に後悔しないように失敗しない対策をする必要があります。失敗しない対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
退職金に頼らない理由と代替策
50歳で住宅ローンを組む場合、退職金を返済資金として考える方もいますが、退職金を当てにするのはリスクが伴います。退職金を住宅ローンの返済に充てることはお勧めできません。退職金はシニアライフの資金として残しておくべきです。
退職金を住宅ローンの返済に充てることにより、住宅ローンの返済に苦しむことは少なくなるでしょう。貯えがない状態でシニアライフを過ごしていくのは大きな不安が付きまとい、年金だけでは生活できない可能性も考えられます。退職金があるからと高額の住宅ローンを組むのは控えましょう。
定年後の生活プランの明確化
定年後にどのような生活になるのか、どの程度の生活費が必要になるのかといった点を明確にしておく必要があります。定年退職後の収入が大幅に減少するため、退職前にしっかりと定年後の生活プランを立てておくことが重要です。
定年退職前に返済ができれば問題はありません。定年した後のプランを明確に考えておくことで、どの程度の住宅ローンを組めばいいのかがわかりやすくなります。定年後のプランを明確に考えておきましょう。
親子リレー型ローンのリスクと回避方法
50歳ともなると、子どもさんたちも20代や30代で、すでに社会に出ているケースも多いのではないでしょうか。二世帯住宅を親子リレーで返済するといったプランが浮かぶかもしれません。
親子リレー方式の住宅ローンは避けるのが望ましいです。返済期間が長くなり、子どもたちに多大な負担をかける可能性があります。親子リレーを利用する場合は、家族でしっかりと話し合ったうえで利用するかどうかを決めましょう。
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退職後の返済対策と計画
50歳からの住宅ローンでは、定年退職後も返済が続く場合や退職後の返済が不安になることがあります。退職後の返済対策も十分に検討しておく必要があり、いくつかの方法が考えられます。ここからは、退職後の返済に対する対策について紹介します。
退職前にローンを完済するメリット
退職前に住宅ローンを完済するプランを立てることで、定年退職後に収入が減少しても返済の負担がなくなります。
定年退職前はすこし返済額を多くしていても、収入があるうちに住宅ローンを返済してシニアライフに備える方法です。借り入れる金額などが多ければかなり苦しいかもしれません。定年退職前の完済は、定年退職後の対策として非常に効果的です。
頭金を多くして借入額を減らす方法
50歳からの住宅ローンを組む場合、頭金を多く入れることで借入額を抑えることができます。50歳で住宅ローンを組む場合、30代や40代よりも貯蓄が多くなることが一般的です。
マイホーム購入時に頭金を多く入れることで、返済がより楽になります。50歳になると教育資金の準備が整い、頭金を多く入れやすい年齢といえます。
頭金を多く入れることで借入額を減らし、毎月の返済額も軽減できます。
繰り上げ返済を活用するメリット
繰り上げ返済とは、住宅ローンの途中で一部または全額を返済する方法です。繰り上げ返済を行うことで、返済期間を短縮し、利息の負担を軽減できます。
住宅ローンは借入期間が長いほど利息が増加し、総支払額も増えます。まとまった貯蓄ができた際に繰り上げ返済を行うことで、定年退職前に、または退職後短期間で完済する可能性が高まります。
リバースモーゲージの利用法と考慮点
リバースモーゲージは、55歳以上の方が利用できる融資方法の一つです。自宅を担保にして融資を受けることができます。自宅を所有し現金収入が少ない方が利用する方法で、マイホームを手放すことなく現金を得られます。
所有者が亡くなった後、マイホームは金融機関の所有となります。生前に有効に活用できる方法の一つと言えるでしょう。
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50歳からの住宅ローンの工夫やコツ、注意点についてまとめ
50歳からの住宅ローンは十分に可能です。返済期間が最長を利用できないことやシニアライフでの返済など、考慮すべき点が多いと言えます。
シニアライフを快適に過ごすために、50歳からの住宅ローンは慎重に検討し、注意点を解消した上で借入額や期間を設定することが推奨されます。
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