不動産投資の第一歩のお悩みを解決します!選ぶときのポイントと利点とは?

 不動産投資セミナーに関して興味がある方必見。この記事では、不動産投資セミナーの基本から、選ぶポイントやメリットを簡潔にまとめています。セミナーとは?どんな人を対象にしているのか?自分が参加してもいいのかな…そんな不安を解決できます。不動産投資は、正しい知識と正しい選択をすることが大切です。そんな、新たな一歩に、この記事を参考にしていただけると嬉しいです。

不動産投資の基本とは?

不動産投資とは、土地や建物などの不動産を購入し、それを運用して家賃収入を得るか、売却して利益を得ることです。このプロセスでは、ローンや税金などの経費が発生し、利益率を重視した運営が求められます。

 不動産投資することで、安定収入を得たり、節税をしたり、家賃収入で将来の貯蓄に変えていく人が多いです。特徴として「購入した不動産を運用して利益を得る」という非常に事業性が高いことが挙げられます。

不動産投資で成功するために大切なポイント

不動産投資では、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の合計で収益を見込むことが重要です。
 インカムゲインとは運用益、つまり、家賃収入のことです。家賃収入は、「長く」「安定的に」収入を得ることに繋がります。それほど大きな利益を得ることに繋がることにはならないものの、この点は期待できるでしょう。
 一方で、キャピタルゲインとは、資産を売却して得る利益を指します。近年は、日本の経済状況により、土地の値段が大きく上がることは期待しにくいです。そのため、キャピタルゲインを得ること自体が容易ではありません。

不動産の投資セミナーとは何?

 そもそも、「セミナー」という言葉をご存じですか?  セミナーとは、情報交換を行いながら知識を習得、深めるために開催されるものです。特定のテーマが設定され、それに興味を持つ人が集まります。こうしたセミナーに参加するメリットは、人脈づくりや個別の質問ができることです。規模の違いはあっても、基本的に、講師が登壇し、個別に質疑応答が行われる形です。

 よく似た言葉に、「研修」や「講座」「勉強会」があります。「研修」はいわゆる、企業が主体になって行うものです。基本的に義務付けられていることが多く、実務習得が目的です。「講座」はセミナーと比較して、知識も経験も浅い人をターゲットにしている場合があります。「勉強会(講演会・講習会)」は、規模の大きさによって名称が異なりますが、講師の話を聞くだけの場合が多いです。
 その中で、不動産投資セミナーとは、不動産投資の基本から融資等の専門的なことまでをテーマにして開催されます。

*参考https://toushi.homes.co.jp/seminar/

不動産投資セミナーの選び方とポイント

不動産投資セミナーの仕組みを理解した上で、どのように自分に合ったセミナーを選ぶかのポイントをご紹介します。

目的別にセミナーを選ぶ

 最初に、ご自身がどのような不動産投資に取り組もうとしているか考えてください。例えば、利益を得ることが目的なのか、家賃収入を得ていくことが目的なのかといったことです。不動産投資セミナーは細かく分かれた目的別のテーマで開催されています。アパートなのかマンションなのか、中古物件なのか新築物件なのか、細かく目的を設定しましょう。
セミナーに参加する以上「何を得るか」ということは大切です。参加後も、目的にあったものが習得できたか確認しましょう。

初心者向けとプロ向けのセミナー選び

 初心者を対象にしているのか、プロを対象にしているのかでセミナーの内容が大きく異なります。また、プロの中でも、不動産オーナー、ファイナンシャルプランナー、公認会計士等職業によって異なります。

信頼できるセミナー主催者の見極め方

 基本的に、主催者側は、不動産投資のコンサルティングや賃貸管理等、一連の業務を行っています。その会社が結果を出していないと、自分自身の投資が成功するか分かりませんよね。管理物件の入居率、その推移、管理棟数等、数字で分かる情報を調べてみてください。しかし、その場合、セミナー受講の希望者数が多くなることが予想されます。申し込みを検討する場合、主催者側の情報を整理して、素早く行動することを心がけましょう。

不動産投資セミナーに参加する場合の注意点

 不動産投資セミナーに参加することが初めての場合は、無料で開催されている初心者向けのものを選びましょう。その後に、関連するセミナーに積極的に参加することをオススメします。
不動産投資セミナーに参加すること自体に多くの利点があります。一方で、注意点もあるので、以下でご紹介します。

(1) 強引な営業に引っかかる可能性がある

 無料でセミナーを開催する代わりに、主催者側の企業の商品やサービスを売り込むことは、営業戦略としてあり得ます。「今しなければならない」「損をする」というように不安を煽られることもあります。そのため、早急な決断を迫られるような企業には要注意です。既存顧客からの紹介制等、その企業の戦略をみて選んでいくことも大切です。

(2) 不動産投資のリスクの説明が一切ない

 安全に投資活動を行えることが最も良いですが、少なからずリスクもあります。例えば、空室ができて安定的な収入に繋がらないことや、災害、入居者同士のトラブル等です。初心者向けの不動産投資セミナーであるほど、その説明は必須です。しかし、それらが説明されない場合もあります。この場合、企業側の利益のためにセミナーを開催している可能性もあるので要注意です。セミナー受講者側の目線に立った話をしているか、要チェックです。

信頼できるセミナー主催者の見極め方

 不動産投資の知識を得るにあたって、主催者側がどんな会社かを見極めることは非常に重要です。以下、主催者選びに必要なポイントをご紹介します。

(1) 会社の概要を確認する

 やはり、会社の評判はとても重要です。ホームページで口コミを調べたり、不動産投資に関して詳しい人の話を聞いたりして慎重に判断しましょう。設立年、入居率、顧客満足度、会社の実績をみることが大切です。とくに、不動産投資を行う上でのリスクは空室があることです。空き家率が年々上昇している日本において、「空き」を生じさせていないことが大切です。空室は、管理体制を意味するので、これらをとくに重要視していきましょう。

(2) どんな講師が登壇するか確認する

 不動産投資においては、「リアル」な話をどれだけ聞くことができるかが大切です。しかし、それと同時に、客観的でフラットな話ができるかもみる必要があります。不動産投資セミナーにおいて大切なことは「再現性」があることです。リアルな中でも、自分がどれだけ実践できそうな内容が入っている話が聞けることはとても重要です。

(3) セミナーの開催頻度

 定期的に頻度が高く開催されている場合は、そのセミナー自体の評判が高いことが予想されます。丁寧な対応をしてくれたり、登壇している人の質が高かったりする場合があります。とくに初心者の方は、不安もあるでしょうから、まずは、この点を着目して選ぶのも良いかもしれませんね。

(4) どんな物件を取り扱っている会社なのかを確認する

 冒頭でも示したように、不動産投資セミナーはさまざまなレベルの人に向けて開催されています。例えば、不動産投資初心者の人や兼業の大家の人は、区分マンションを扱っている投資セミナーがオススメとされています。他の場合は、管理コストがかかる可能性が高いからです。

セミナー参加後に心がけるべきこと

不動産投資セミナーには、さまざまな種類があるため、複数に参加することをお勧めします。投資にはリスクが伴うため、情報をしっかりと吟味することが大切です。
 また、不動産投資することへの目的を何度も見直しましょう。明確な目標を持つことが、重要な判断をするときにも役に立ちます。
 さらに、情報収集を続けていくことも大切です。情報収集の方法としては、気になる会社に資料請求すること等があります。会社概要、物件概要、管理状況等の重要事項をもう一度ここで確認します。投資活動は短期ではないからこそ、同じ情報も見返して確認しましょう。資料請求しても分からない場合は、分かるまで質問することが大切です。そこで、どのような話をしてくるか、改めて確認する機会にもなります。
 そして、最後に、投資する物件の候補を出しましょう。実際に、物件の価格、利回り、収益を計算します。評価した後に、実際にその物件を訪れて見学します。決定にあたっては、紙面上の情報ではなく、ご自身の目で見て判断するようにしてくださいね。

まとめ

【不動産投資セミナーに参加するメリット】

  • (1) 初心者や経験者等、さまざまな人にとって最新の情報が得られる機会になる。
  • (2) 話を聞くだけではなく、自分から積極的に話をする機会がある。
  • (3) テーマ別に開催されているので、興味がある話をピンポイントに聞ける。
  • (4) 人脈づくりの機会

以上、不動産投資セミナーに関してご紹介しました。不動産投資は、ミドルリスク・ミドルリターンの投資とされていますが、リスク管理をしっかり行うことが重要です。セミナー参加を通じて、正しい知識の習得と人脈づくりを進めましょう。
 「不動産投資セミナー」と検索するだけで多くの企業がヒットします。また、今はオンラインで開催されている不動産投資セミナーも多くあります。ご自身の状況と目的に合わせて、正しい知識を習得していきましょう。