【懐かしさを感じられるまち】香川県多度津町の不動産投資情報
この記事をみているあなたは、香川県多度津町についてご存知でしょうか。
多度津町は、少林寺拳法発祥のまちとして有名なだけではなく、非常に過ごしやすく快適に子育てできるエリアです。多度津町には魅力が大いに詰まっており、今後東京圏からの移住者が増加すると予想されます。そのため、どの自治体の不動産に投資しようか悩んでいる人や、多度津町で生まれ育って愛着があるという人は、不動産投資することをオススメします。
この記事では、そんな多度津町の不動産投資に役立つ情報をまとめました。
ぜひ知ってほしい多度津町の魅力や各種支援情報などをまとめているため、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
香川県多度津町
基本情報
香川県の多度津町は、香川県仲多度郡に属する自治体です。昔から海上、陸上の交通要所として栄えてきました。初めて訪れる人もどこか懐かしさを感じられ、ゆっくりとした時間に身を任せて過ごせるのどかな町です。
香川県の西部に位置し、北は瀬戸内海国立公園、南は讃岐平野に接しています。交通要所としても栄えていますが、こんぴら街道の玄関口としても栄え、多くの参拝客が多度津町を通りこんぴらさんを目指します。
現在、そのような多度津町では、タウンプロモーション事業に取り組んでいます。昨今の人口減少を食い止めるために始まった事業で、まちづくり団体や商工会議所などのメンバーを中心に構成されています。そのメンバーが近年「多度津町まねきねこ課」を発足させ、活動に取り組んでいます。多度津町には猫が多く生息しており、その猫をモチーフとしてこうした名前が付けられました。今後もまちの魅力を発信することが期待されています。
仲多度郡
多度津町が属している仲多度郡は、人口4.5万人、面積227.31km²の自治体です。琴平町、多度津町、まんのう町を含んでいます。まんのう町と琴平町は香川県の南部に位置していますが、多度津町だけは香川県の北側に位置し、間に善通寺市を挟んでいます。仲多度郡は1899年に発足した自治体で、当時は現在の3町に加えて丸亀市、坂出市、善通寺市を含んでいました。
地理
多度津町は香川県の西部に位置しています。行政区として、高見島、佐柳島があり、それぞれ陸地から7.5km、12.5km離れています。多度津町の町域面積は24.39km²で、比較的小さな港町となっています。
歴史
多度津町は、古くから天然の漁港に恵まれ、港町として発展してきました。明治時代に入ると、四国地方で最初の鉄道が開通し、大きな賑わいをみせました。そうした鉄道と本来の港町の利点を生かして西讃交通の要所となりました。
多度津町は1890年2月に誕生しました。元々あった多度津村と新町村を併せたことで生まれた自治体です。1954年に四箇村と白方村が合併され、1956年には高見島村と佐柳島村を合併するなどして、徐々に町域を拡大して発展を遂げてきました。
交通
多度津町に初めて鉄道が誕生したのは明治時代です。四国で初めての鉄道が丸亀-多度津-琴平の区間で開通し、その後はフェリーが広島県の福島市との間で運航するなどしています。こうして四国地方の交通の要所として重要な役割がありますが、その形は時代とともに変化してきました。昭和時代には臨海部が埋め立てられ、そこに企業の工場が立ち並び、工業都市としての変貌を遂げています。
現在、JR多度津駅から岡山まで約50分、大阪まで120分でアクセスできます。香川県の高松空港までは約50分でアクセスできます。特段交通面において困ることはなさそうですね。
各種数値
医療
病院数:4カ所、診療所数:15カ所
教育
保育所、幼稚園数:10カ所、小学校数:4校、中学校:1校:放課後児童クラブ:10カ所
生活関係
コンビニ数:10カ所、スーパー:4カ所、ホームセンター:1カ所、ドラッグストア:13カ所
人口
総人口:21,306人、男性:10,696人、女性:10,610人
世帯数:9,332世帯
面積:24.39km²
多度津町の独特な特徴3選
少林寺拳法発祥のまち
あまり知られていませんが、多度津町は少林寺拳法発祥のまちです。今では全国に約2000カ所もの道院がありますが、それらはすべて多度津町から広まったものです。中心部にある金剛禅総本山少林寺は、一度に最大で600人が修行できるような環境です。多度津町全体でも少林寺拳法により健康増進を図る動きが見られます。この動きから、「多度津町少林寺拳法健康体操」が生まれ、町全体で少林寺憲法が親しまれています。
眼なおし薬師
多度津町の東部には、道隆児というお寺があります。このお寺は、四国霊場第七十七番札所で、全国から眼病快癒祈願のために参拝客が訪れます。目にご利益があるという言い伝えは、京極左馬造に由来します。左馬造は、幼少のころ盲目だったが、母がこのお寺に祈願したことにより左馬造の目は快癒しました。それに喜んだ左馬造は医学をまなび、のちに名医となったようです。道隆寺には左馬造のお墓があり、お堂となっています。
猫の島
多度津港からフェリーで佐柳島という島に向かえます(多度津町の町域に含む)。周囲約6kmの小さな離島ですが、ここには猫が多く生息していることで有名です。人口は約80名ほどしか住んでいませんが、人口と同じくらいの猫が生息しているといううわさもあります。そんな猫の島である佐柳島で、最近ネコノシマホテルという宿泊施設がオープンしました。このホテルは1995年に廃校した小学校を再利用したもので、図書室や理科室、資料室などが客室として再利用されています。島の中には飲食店がないため、観光客だけではなく島の人々も憩いの場として利用しています。
多度津町のサポート体制の紹介
教育
多度津町では、子どもたちが快適に授業を受けられるように。小中学校の耐震化やエアコン設置、改築などを行っています。2016年には町内唯一の多度津中学校の後者から体育館まで全て一新され、ますます教育環境が整備されています。一新され、一般の人々も利用できるスペースが設置されるなどしており、地域の人々との距離が近い学校になっています。
また、多度津町の子育て世帯は共働き世帯が多く、そうした人へ向けた支援策があります。子供が放課後に安心して過ごせる「放課後児童クラブ」を開き、支援しているのです。さまざまな子供教室を開くなどの工夫が施されており、長期休暇中も自由に利用できる場所となっています。
子育て
多度津町内には、保育所が5カ所、保育施設が1カ所あり、安心して子供を預けられます。多度津町では保育を受けやすい環境が整っており、第二子以降の保育料が減免されるなどの施策があり、子育て世帯にとっては嬉しいことです。また、子供の医療費助成制度も充実しています。多度津町では、中学校を卒業するまでの子どもの医療費が無料です。加えて、ひとり親世帯への助成もあります。ひとり親世帯の子どもが利用する保育施設利用料の助成など、子育て世帯の経済的な負担軽減に取り組んでいます。また、経済的負担軽減だけではなく精神的に安心し子育てに励めるよう、多度津町はふれあい、遊びの場を提供しています。毎週水曜日に開かれている「のびのび広場」では、子どもや親同士での交流が盛んに行われ、助産師や保育士による育児相談も受け付けています。多度津町に住めば、「孤独に子育てする」という概念から離れられます。
医療
多度津町ではさまざまな医療制度の恩恵を受けられます。代表的なのは福祉医療費助成制度です。多度津町では、乳幼児等の医療やひとり親家庭の医療など、各種診療に関する助成制度があります。加えて、町外の医療機関と連携しているため、緊急の場合には町外の医療を受けられるような体制を整えています。高見島や佐柳島に暮らす人々も、医師が派遣されているため安心して暮らせます。
さらに、多度津町では地域ぐるみでの健康づくりに励んでいます。例えば、町内各地の食生活改善推進員による料理教室や、健康教室などが行われており、老若男女問わず食や運動等を通じて健康できる環境です。
仕事
近年多度津町では、仕事の選択肢が増えています。元々臨海の工業地帯として発展してきたため、造船やエレクトロニクス等の製造業が中心でした。しかし、交通の利便性が向上したことにより、各種事業所が多い高松市や岡山市で働く人が増加しています。多度津町内で働く場所を探したい際には、香川県が運営するインターンシップ支援サイトである「ワクサポかがわ」を活用するといいでしょう。県内、町内企業の紹介だけではなく面談指導や応募書類の添削まで、きめ細やかな就職支援を行ってくれます。
暮らし
多度津町では移住者に向けた手厚い支援を講じています。具体的には、東京圏内から移住する人に対する「多度津町東京圏UIJターン移住支援金」や「移住促進家賃等補助金」、「多度津町空き家改修支援事業補助金」などがあります。地方への移住を検討している人にはぜひ多度津町への移住をオススメします。
まとめ
この記事のまとめ
- 多度津町は少林寺拳法の発祥の地
- 多度津町には猫の島と呼ばれる猫好きにはたまらない島がある
- 多度津町は移住者に優しい支援策が豊富である
- 多度津町では安心して子育てできる
今回は、約4,000字で多度津町の魅力や概要についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。多度津町に不動産投資するのであれば、移住者へ向けた投資が無難でしょう。本文中で説明したネコノシマホテルは、大阪からの移住者により作られた宿泊施設です。このように今後も県外からの移住者が増えることが考えられます。そうした人へ向けた一戸建て物件に投資しておくことをオススメします。まずは一度多度津町を訪ねてみてください。それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
参考
https://www.kagawalife.jp/know/know.php?id=tadotsu
https://www.town.tadotsu.kagawa.jp/tadoritsukutadotsu/about_tadotsu/about_tadotsu.html
https://www.town.tadotsu.kagawa.jp/choseijoho/seisaku_keikaku/index.html