【宮城県美里町】住みやすさと不動産投資に関する情報の紹介!

この記事を見ているあなたは、宮城県美里町についてご存知でしょうか。
「美里町の住みやすさについて知りたい」
「美里町に移住しようか悩んでいる」
都会から離れた場所に住みたい、もしくは不動産投資したいと思う人は多いでしょう。近年は在宅勤務などの多様な働き方が認められつつあり、都会を離れて移住を検討する人も増加しています。そこでこの記事では、自然が豊かで住みやすさ抜群な宮城県美里町の特徴について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
Contents
宮城県美里町
美里町の概要
宮城県の美里町は、宮城県北東部に位置する自治体で、遠田郡に属します。宮城県の県庁所在地である仙台市とは約40kmの距離にあるため、アクセスが良く交通の要所として栄えています。交通の要所として発展してきたため、二本の国道をはじめ、JR東北本線や陸羽東線、石巻線などが交差し交通面での評価が高く、仙台市まで通勤する人もいます。そのため、そうした大都市のベッドタウンとして注目され、近年は宅地開発が盛んに行われています。
美里町は自然豊かな田舎街として知られ、町内面積の約70%が水田、畑などの自然で占められています。そうした自然で作られるお米やいちご、梨などは美里町の特産品となっています。宮城県自体が食材王国として知られており、その一角として美里町でも多くの農作物が育てられています。他には、仙台牛、日本酒、トマトなどの野菜類が特産品として数えられます。美里町内には野菜の直売所が多く設置されており、その日の朝に採れた新鮮な野菜、果物が手に入ります。加えて、造園業も盛んであり、東北有数のバラの生産地として名を知らしめています。
気候
美里町の気候は、太平洋側の気候の特徴を持っています。そのため、冬の降水量が少なく、夏は冷たい季節風が流れ込むため比較的冷涼な気温になります。冬の降雪時期も少ないことから、年間を通じて非常に暮らしやすい環境にあると言えるでしょう。
歴史
美里町は、2006年に子牛田町、南郷町が合併したことで発足した自治体です。この二つの町は、当初は涌谷町とともに市昇格を目指しており、すでに新市名を「遠田町」に決定していました。しかし、合併を目前にして涌谷町が離脱してしまいました。その後二つのまちで合併協定を結ぶことに至りました。
加えて、2020年の2月に新設する東松島市の一部を合併編入し、現在の町域となっています。
交通
先述したように、見里町は交通アクセスがいい町として知られています。美里町には二つの鉄道路線と二つの高速道路が走っています。鉄道には、JR東北本線と東北新幹線があります。美里町の小牛田駅を両者とも利用します。JR東北本線は、小牛田駅で下車し、仙台駅から45分でアクセスできます。東北新幹線を利用したい場合は、小牛田駅から古川駅まで約12分で向かい、そこから東北新幹線を利用できます。高速道路の東北自動車道に関しては、古川ICまで13km、三陸自動車道の松島北ICまで20kmで向かいます。自動車を利用すれば、仙台駅まで約60分、仙台空港まで約60分でアクセス可能です。
人口
2022年9月時点の美里町の人口は、23,566人となっています。世帯数は9,285世帯、男性は11,471人、女性は12,095人となっています。つまり、若干ではありますが女性の方が多いようです。今後は宅地開発が進むことから、ファミリー世帯の増加が予想されます。今後、より一層町が賑わうことが期待されます。
農業
美里町は農業が盛んで、とくに稲作が有名です。2017年には美里町の大崎地域が申請した「大崎耕土の巧みな水管理による水田農業システム」が、世界農業遺産(GIAHS)に認定されました。これは東北地方では初の認定で、快挙となりました。
先程気候の欄で「やませという風で冷涼な気候」「降水量が少なく暮らしやすい」と話しましたが、これは農業従事者、とくに稲作にとっては大きな痛手となります。やませによる例外や、渇水の問題など、稲作にとっては厳しい環境だと言えます。そこで美里町は、巧みな水管理を柱としてさまざまな工夫を施し、昔からの農業文化を絶やさずに今日まで変遷してきました。こうした工夫や動植物との共存、独特な農村景観を形成してきたことにより、この農業文化が評価され、生きた遺産として世界農業遺産に認定されたのです。
宮城県美里町のまちづくり
子育て
美里町は、宅地開発が進んでいることにより、今後一層のファミリー層の流入が期待できます。そこで重要になるのが子育て支援事業です。働きながら子育てがしやすい環境、社会情勢の変化に対応した子育て環境を創出すべく、美里町ではさまざまな子育て支援事業が行われています。例としては、子供の発育時期に合わせた適切な保健指導や栄養指導が受けられる母子保健事業や、子どもが遊べる場を作り、かつ子育て相談ができる子育て支援センター事業などがあります。加えて、美里町の待機児童数は0で、待機児童数の削減にも注力しています。長年待機児童数が課題だったことから、市立保育施設の整備支援を充実させてきました。これにより、受け入れ定員が大幅に増加し、2021年に待機児童数0を達成しました。
教育
美里町には、幼稚園が3カ所、小学校が6校、中学校が3校、高等学校が2校あります。先程の子育て支援と同様に、ファミリー世帯にとっては教育制度の充実も欠かせません。美里町では、学校教育の中でさまざまな活動を通じて自主性や社会性を高められるような制度、国際性を身に付けさせるための制度などが充実しています。子どもたちへの教育制度の充実だけではなく、成人向けのライフステージに合った生涯教育の整備にも努めています。学校教育においては、積極的に情報通信技術を導入することや、農業の素晴らしさを伝えるための体験学習が特徴的です。美里町は、生徒数の減少から中学校の再編を検討しており、2025年の開校を目指して駅の東側の地区に新たな中学校の建築を目指しています。この新中学校は、社会に開かれた住民とのやり取りが活発に行われる場としての期待が込められています。生涯学習に関しては、「ひとめぼれマラソン」というマラソン大会による健康増進、町内の郷土資料館や図書館を利用した学習講座の開催などがされています。
暮らし
美里町は、移住者向けの支援策が充実しています。美里町は都会と比較しても土地代が安く、賃貸、購入どちらにしても安価で定住可能です。移住する際には、美里町が実施している移住支援制度を活用しましょう。東京23区に定住、移住していた人の移住に関しては、移住支援金が支給されます。単身であれば60万円、2人以上の世帯であれば100万円の支給を受けられます。子育て世帯であれば、子供一人につき30万円の支給を受けられます。支援金を受け取るためには、各種条件を満たす必要があるため、美里町のホームページを入念にチェックしておきましょう。美里町で住宅を購入する場合には、定住促進補助金を受け取れる可能性があります。この制度は新婚世帯や子育て世帯に対する制度となっており、空き家の活用などに対して補助金が支給されます。こちらも支給条件があるため、美里町のホームページをチェックしておきましょう。
国際交流
美里町は、アメリカのミネソタ州ウィノナ市と姉妹都市提携を結んでおり、国際交流が活発です。美里町は、国際化が進む現代に対応するべく、国際社会に対応できる人材の育成、外国人にとってすみやすいまちづくりを促進しています。「ウィノナ市訪町団受入事業、中高生アメリカ派遣事業」では、ウィノナ市との中高生の相互訪問を実施しています。姉妹都市の恩恵を存分に利用し、ホームステイの実施、体験授業など、お互いの自治体の子どもたちにとって非常にメリットの大きな事業です。現在、美里町国際交流協会は200人以上の会員数を誇り、各種国際化の事業を進めており、今後の活動にも期待できます。
宮城県美里町の教育旅行とは
美里町では、見里町の農業の素晴らしさについて子どもたちに知ってもらうために、教育旅行と題した教育制度を取り入れています。自然学習や農作物の収穫体験など、魅力溢れる内容が用意されています。プランの例としては、下記の体験学習を1泊2日で体験できるようになっています。今回は3点、そのメニューについて紹介します。
①農業体験
農業体験では、主にじゃがいもや梨の収穫体験が可能です。じゃがいも収穫体験で採れるじゃがいもは、カルビーのポテトチップスにも利用されている有名なじゃがいもです。掘ったじゃがいもや収穫した梨、リンゴなどは持ち帰り可能で、農業の楽しさを体験できます。
②創作体験
創作体験では、主にバラのアレンジメントの体験が可能です。美里町は東北随一のバラの産地で、屈指の出荷量を誇ります。この体験活動では、まず広さ4haの大きなバラ施設を見学し、その後いくつかの種類のバラを用いたアレンジメントが可能です。持ち帰れるため、思い出作りやお土産に最適です。
③食育学習
食育学習では、餅つき体験や手作りソーセージ体験ができます。稲作が盛んな美里町では、町内で収穫されるコメを用いた餅つきの文化が根付いています。日本の伝統文化でもある餅つきを通して、お米の大切さや歴史について学びます。相談次第では、田植えなどの農作業から食べるまでの一連の流れまで体験可能です。手作りソーセージ体験は、地元の食材を用いてのソーセージ製造体験が可能です。原料となる豚からの話を、講師の方が詳しく教えてくれます。手作りでしか味わえない、茹でたてのソーセージを食べられます。
総括
美里町への移住や不動産投資を考えている場合には、ぜひ前向きに検討することをオススメします。本文中でも説明したように、美里町は自然豊かで各種魅力的な特徴をそろえています。保育や教育、医療など実際に暮らしていくうえで必要不可欠なものは多くありますが、それらを行政の力で親と子が住み続けやすい環境を整えています。そんな美里町にもし不動産投資するのであれば、ファミリー世帯へ向けた投資をオススメします。近年宅地開発が進んでいる駅周辺の新しい物件に対して投資すると成功しやすいのではないでしょうか。それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
https://www.town.misato.miyagi.jp/11gaiyo/pdf/chouseiyouran2023.pdf
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