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2025/11/21新潟県十日町市は雪とアートの町!不動産投資について調査してみた。
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この記事では、新潟県十日町市で不動産投資を検討している方向けに、投資にあたって検討が必要な情報についてまとめて紹介しています。
十日町市は、町の中央を信濃川が流れる、新潟県南部にある人口5万2千人の都市です。エリア概要の紹介から人口などの投資にあたって検討すべき統計情報、学校などエリア特有の情報をまとめています。また、エリア独自の注意事項や賃料相場についてもまとめて紹介しているため、新潟県十日町市で不動産投資を検討している方の、エリア分析の参考にしていただけると幸いです。
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
Contents
新潟県十日町市のエリア概要
新潟県十日町市は、新潟県南部にある人口5万2千人の都市です。
日本一長い川として知られる信濃川が、市の中央を縦に流れており、信濃川により分けられた左右のエリアには山脈が連なっています。したがって、十日町市の中心部は周りを山々に囲まれた盆地の形状になっています。
東京から200km以上離れてはいますが、上越新幹線を利用すると東京から2時間ほどでアクセス可能です。
新潟県十日町市の特徴は沢山ありますが、その中でも3つ挙げると以下の通りです。
- 里山文化
- 雪が多い
- アート産業が盛ん
里山文化
里山とは一般的に「自然環境と都市空間との間にあり、集落とそれを取り巻く二次林、それらと混在する農地、ため池、草原などで構成される地域」と定義されます。新潟県十日町市には、人の手入れによって守られる昔ながらの美しい風景と、多様な生きものが共生できる環境が広がっています。
十日町市の北東部にある、火焔型土器が出土した笹山遺跡は、縄文時代と鎌倉~戦国時代の遺跡が見つかった場所で、広場として開放されています。笹山縄文館という施設が併設しており、土器鍋や竪穴式住居の体験ができる場所として旅行者にも人気です。
毎年6月の初めには地元主催のお祭り「笹山じょうもん市」が開催され、多くの人で賑わいます。
第1回新潟ふるさとCM大賞に応募の十日町市のプロモーションCM「#あちこたねーよ!」では、市民の生活に溶け込んだ遺跡文化が紹介されています。
URL:https://youtu.be/yzJ5oJ2_Vh4
また、新潟県十日町市を含む魚沼地域では、米作りに力を入れており、魚沼産コシヒカリは全国的にも有名です。後ほど詳述しますが、十日町市は雪が多く、その雪によるミネラル豊富な雪解け水と、中山間地域に特有の昼夜の気温差により、十日町市で作られる魚沼産コシヒカリはとくに美味しいと言われています。
雪が多い
日本有数の豪雪地帯として知られていて、多い年には市街地でも2m~3mの積雪があります。大陸から流れ込む冷たい空気と日本海の暖流が越後三山にぶつかると水分をたっぷり含んだ雪が十日町市に降り積もるためです。そんな厳しい大自然を受け入れ、雪を楽しむために「十日町雪まつり」というお祭りも開催されています。このお祭りは、十日町市ならではのグルメやお酒を堪能できるほか、雪を楽しめるアクティビティやミニSLの運行などを予定しており、老若男女が楽しめるイベントです。
また、豊富な雪を活かして、とくに上越国際スキー場(あてまゲレンデ)では、ウインタースポーツを楽しむ場所としての需要も高くなっています。スキーやスノボなどの定番スポーツはもちろんのこと、スノーバイクやスノーモービルなどの目新しいスノーアクティビティも盛んに行われています。
アート産業
「大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ」は、新潟県・越後妻有地域(新潟県十日町市、津南町)で3年に1度開催される国際芸術祭です。2000年の初回開催以来、全8回開催され、直近の4回では各回50万人以上の参加者を動員しています。
約762平方キロメートルもの広大な土地(東京23区=622平方キロメートルと同程度)を美術館に見立てて、地域に根差したアート作品を200点以上展示している、世界最大級のアートフェスティバルです。
産業について
・繊維業
雪に囲まれて農業ができない時期の副業として、江戸時代から織物作りが盛んでした。江戸時代後期には十日町絣(とおかまちかすり)が、明治時代には明石ちぢみと呼ばれる生地を生産するなど、継続的に繊維業が営まれてきました。
高度経済成長期の波に乗ってさらに発展し、昭和51年ごろには600億円近くの生産高を記録しました。なお、その後は消費者の着物離れにより需要が減少しています。
・農業
十日町市は、言わずと知れた魚沼産コシヒカリの産地です。市の中央部を流れる信濃川の川沿いの水田、および、山間地に点在する棚田にて米作りが盛んです。
・観光業
十日町市には芸術祭、清津峡、棚田、美人林などの観光スポットが満載です。また、グルメや温泉などもバリエーション豊富なため、観光客にとってもさまざまな楽しみ方が想定されます。
人口について
十日町市のホームページ内「住民基本台帳人口」によると、新潟県十日町市の総人口は、48,641人(2023年5月31日時点)であり、総世帯数は19,544世帯です。
人口減下の世帯増で単身化が進む日本ではありますが、新潟県十日町市の1世帯あたりの世帯人数(2.49人)は比較的高い水準に留まっています。参考に、東京都の1世帯あたりの世帯人数(1.95人)と比較すると、その差はより顕著です。
| 世帯数 | 人口 | 男性 | 女性 | 1世帯あたりの世帯人数 | |
| 十日町市総数 | 19,544 | 48,641 | 23,835 | 24,806 | 2.49 |
十日町市は、合併前に独立して存在していた自治体ごとに全部で5つの地域(十日町・川西・中里・松代・松之山)と、それぞれの地域ごとに2〜7つの地区に分けられます。以下に、5つの地域ごとの数値データを記載します。
| 世帯数 | 人口 | 男性 | 女性 | 1世帯あたりの世帯人数 | |
| 十日町地域 | 13,613 | 34,049 | 16,661 | 17,388 | 2.50 |
| 川西地域 | 2,175 | 5,688 | 2,857 | 2,831 | 2.62 |
| 中里地域 | 1,759 | 4,575 | 2,248 | 2,327 | 2.60 |
| 松代地域 | 1,223 | 2,669 | 1,274 | 1,395 | 2.18 |
| 松之山地域 | 774 | 1,660 | 795 | 865 | 2.14 |
上記を見てわかるように、十日町地域に多くの人口が集まっていることがわかります。
参考リンク:https://www.city.tokamachi.lg.jp/soshiki/somubu/somuka/1/gyomu/1450419702866.html
また、新潟県ホームページ『住民基本台帳に基づく市町村別人口、世帯数(速報値)』によると、新潟県全体の人口および世帯数は以下の通りです。ちなみに、新潟県全体の人口は2000年以降、毎年減少しています。
| 世帯数 | 人口 | 男性 | 女性 | 1世帯あたりの世帯人数 | |
| 新潟県総数 | 914,487 | 2,163,908 | 1,052,557 | 1,111,351 | 2.37 |
参考リンク:https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/shichouson/1202835641639.html
交通機関について
十日町市の中心駅である「十日町」駅には、JR東日本・飯山線と、北越急行・ほくほく線が乗り入れる接続駅となっています。
少し古いデータにはなりますが、2018年の乗降人員は合計2,093人でした。(JR東日本:494人、北越急行:1,599人)
参考:東日本旅客鉄道「各駅の乗車人員(2018年度)」(http://www.jreast.co.jp/passenger/2018_07.html)(2019年7月14日閲覧)
参考:国土交通省「国土数値情報(駅別乗降客数データ)」(https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-S12-v2_6.html)(2020年9月12日閲覧)
学校機関について
新潟県十日町市には、小学校が17校、中学校が10校、特別支援学校が1校あります。いずれも大半が、人口の多い十日町地区に集中しています。
また、市内に高校は4校あります。2018年までは5校存在していましたが、同年3月31日の新潟県立川西高等学校の閉校をもって、4校となりました。
※いずれも、2023年5月末現在の情報です。
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新潟県十日町の賃料相場
新潟県十日町市の賃料相場についてご紹介いたします。
新潟県十日町市の賃料相場(駅徒歩:15〜20分、築年数:新築)
| 1R〜1K | 1DK〜2DK | 2LDK〜3DK | 3LDK〜4DK | 4LDK以上 |
| 6.95万円 | 7.82万円 | 8.2万円 | 8.73万円 | 11.6万円 |
※参照:不動産・住宅サイト SUUMO
「十日町市(新潟県)の賃貸一戸建て家賃相場・賃料相場情報」
https://suumo.jp/jj/chintai/kensaku/FR301FB035/?ar=040&bs=040&ta=15&sc=15210&ts=3&et=20&cn=0
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新潟県十日町市での不動産投資におけるポイント
「空き家」バンク制度について
新潟県十日町市には、空き家等の有効活用を通して移住・定住の促進及び地域の活性化を図るため、「空き家バンク」制度があります。これまでの実績は、登録102件、成約66件です。(2023年3月時点)
十日町市の運営する移住・定住サイト「I’m home ! Tokamachi」内で、「空き家バンク」に登録された物件情報をご確認いただけます。
参考サイト:https://www.city.tokamachi.lg.jp/cgi-bin/recruit.php/1/list
雪について
新潟県は山に囲まれ、また、日本海に面していることから降雪量の多いエリアです。長野県境である十日町エリアはとくに降雪量が多く、最大積雪深(2020年)は288m、降雪期間は11月中旬から3月下旬までの4.4ヶ月続きます。
このエリアでの投資を考える投資家さんにとっては、雪への備え方は重要なポイントです。除雪や排雪など、多くの手間とお金がかかるためです。管理会社に対応を依頼することも可能ですが、その分のコストを念頭に置く必要があります。いずれにせよ、冬季期間は雪対策のために管理コストアップは避けられないため、この費用を収支計画に計上しておく必要があります。
補助金等について
新潟県十日町市には、住宅に対するさまざまな補助制度が存在しています。
例えば、「令和5年度住宅省エネリフォーム補助金」では、住宅本体の省エネに特化したリフォーム工事に対して、最大10万円の補助が受けられます。
また、雪国特有の「すまい雪おろし安全対策支援事業」では、戸建て物件の屋根の雪おろしの際の墜落事故防止を目的として、安全対策設備の工事費の一部を補助してくれます。
十日町市役所ホームページ「住宅関連の補助制度の紹介」ページでは、不動産投資家にとって役に立つ補助金関連の情報がまとまっていますので、ぜひ参考にしてください。
参考サイト:https://www.city.tokamachi.lg.jp/kurashi_tetsuzuki/jutaku_tochi/hojo_josei/3360.html
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新潟県十日町市は不動産投資におすすめ?
今回の記事では、新潟県十日町市にて不動産投資を検討している方に向けて、十日町市のエリアとしての特徴や現在の状況、投資エリアとして見たときのスペックなどについてご紹介しました。
十日町市は土器の出土した遺跡に代表されるように歴史が長い都市で、伝統産業なども多くあります。また、現在進行形で芸術祭や冬季のお祭りなどの企画にも力を入れています。総合して、観光資源が多く、今後の発展も見込めるエリアと言えそうです。
また、北陸地方は言わずと知れた雪の多いエリアですので、賃貸物件における雪対策や、収支計画作成にあたってのコスト検討は必要です。
十日町市での不動産投資を検討してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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