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2023/12/26最終更新⽇時
2023/12/26日本で唯一の蒸留所がある街!北海道滝川市は不動産投資に向いている?
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滝川市をご紹介します。滝川市は不動産投資に向いているエリアでしょうか。滝川市の魅力や最近の動きをご紹介したうえで、今不動産投資を行う理由をご説明します。
滝川市の概要
滝川市は北海道空知地方に位置する市で、札幌市と旭川市の中間に位置します。面積は約393.86km²、人口は約39,000人(2022年4月現在)です。アイヌ語の「ソーラプチ」=「滝下る所」を意訳したものが、滝川市の語源となっています。
JR函館本線が通り、札幌市中心部から車で約30分、新千歳空港から車で約45分の場所に位置しています。市内では、小中学校や高等学校が充実しており、教育環境が整っています。また道北一帯で最大級の商業施設や医療機関もあり、生活に必要な施設が整備されています。滝川市は自然豊かな地域でもあり、丘陵や河川が点在し、四季折々の美しい景色を楽しめます。
滝川市民公園や滝川市総合体育館など、スポーツ施設も豊富にあり、スポーツを楽しむこともできます。交通アクセス面でも空港や鉄道、高速道路などと恵まれており、札幌市内へのアクセスも良好です。滝川市は石炭産業に支えられた商業のまちとして栄えてきた歴史がありますが、それ以上に古くから交通の要衝として栄えてきたという特徴があります。
北海道内の他の地域にアクセスするにも便利な場所に位置しているため、観光客も訪れやすい街です。
滝川市の数値情報
自然豊かな環境と農業や温泉が盛んな地域であることから、観光客や移住者にも人気がある滝川市。そんな滝川市における具体的な数値情報を見ていきたいと思います。
人口 ※令和5年3月時点
総世帯 20,839世帯
総人口 37,689人(男性:17,844人 女性:19.845人)となっています。
総務省の「住民基本台帳人口・世帯数」(2022年11月)によると、滝川市における年少人口率(15歳未満)の割合は9.96%と低い数値になっています。また65歳以上の高齢者の割合を示す、高齢化率は35.49%とやや高めの数値になっています。
病院数
滝川市には一般診療所が計21ヶ所あります。分類は、内科系13ヶ所、外科系6ヶ所、小児科系6ヶ所となっています。歯科系が23ヶ所、薬局が20ヶ所あります。人口に対して比較的医療機関が揃っているので、安心できます。しかし滝沢市には、一部の専門医が不足していることも指摘されています。とくに高度な治療や手術が必要な場合は、近隣の都市への転院が必要になることがあります。
滝川市の魅力
古くから交渉の要衝として栄えた滝川市。以下に、滝川市のおすすめスポットをいくつかご紹介します。
① 滝川市民公園
北海道中央部にある広大な公園で、多くの人々に親しまれています。園内には、プールや陸上競技場、野球場、テニスコートなどがあり、さまざまなアクティビティが楽しめます。また、春には桜が咲き、秋には紅葉が美しいため、四季折々の風景を楽しめます。
② 滝川市歴史民俗資料館
市の歴史や文化を紹介する博物館です。滝川市の歴史的な建造物や民俗資料が展示されており、北海道の歴史を学べます。
③ あいりんの里
滝川市は、リンゴの産地としても知られており、市内には多くのリンゴ園があります。その中でも「あいりんの里」ではリンゴの栽培や収穫体験、リンゴジュースやジャムの試飲などが楽しめます。また、秋にはリンゴの収穫祭が開催されるため、家族で訪れるのもおすすめです。
④ 滝川市動物園
北海道内でも有数の規模を誇る動物園で、約350種類、2,000点以上の動物が展示されています。また、園内には、遊具やショップ、レストランもあり、家族で楽しめるスポットとしても人気です。
⑤ 大雪山国立公園
滝川市から車で約2時間ほどの距離にある国立公園です。北海道を代表する自然公園のひとつで、自然の景観を楽しみながらトレッキングや温泉巡りなど、アウトドアアクティビティも楽しめます。
⑥ マルセイ蒸留所
北海道滝川市にある、日本で唯一のジンやウイスキーを製造する蒸留所です。創業は1952年で、当初は酒精を製造していましたが、その後、ウイスキーやジンの製造に注力しています。マルセイ蒸留所では、北海道産の小麦や大麦、ポテトなどを使用し、麦芽を自社で製造しています。天然水や木樽など、北海道の自然環境を生かした素材を使用しているため、風味や味わいには独特の特徴があります。
マルセイ蒸留所では、蒸留所見学や試飲会も開催されており、ウイスキーやジンの製造工程を学べます。さらに蒸留所の直売所では、マルセイ蒸留所で製造されたウイスキーやジン、カクテル用のシロップやジュースなどを購入することもできます。
⑥ たきかわスカイパーク
一般の方でもグライダーに搭乗可能な、国内でも貴重なスポットです。とくに夏場は菜の花を一面に見渡せるのでオススメです。北海道での思い出作りにいかがでしょうか。
以上のように、多くの観光スポットを有する点が滝川市の特徴です。
各種生活支援制度について
滝川市では、各種生活にまつわる支援制度が用意されているので、以下でご紹介します。
① 滝川市住み替え支援補助制度
戸建て賃借住宅(中空知住み替え支援協議会による斡旋が必要)に転居する場合、以下の補助金が支給されます。
対象者:18歳以下の子供が同居する世帯。
世帯月額収入が21万4千円以下(市営住宅入居基準に基づき算定)で、
市税の滞納がないこと。
●上記に基づく収入が月額 15万8千円以下 ~ 家賃×40%
●上記に基づく収入が月額 21万4千円以下 ~ 家賃×30%
※月額家賃補助の上限額は、2万円
② 新規就農に向けた研修期間のサポート制度
新規で就農される方が対象の生活支援制度です。
新規就農に向けた研修期間中の2年間を対象に住宅費が助成(※家賃の1/2・上限月額2万円)され、新規就農に向けた自主的な研修活動費も、研修期間中の2年間を対象に助成(※上限月額4万円)されます。
③ 滝川市産業活性化協議会 産業創出促進助成制度
滝川市の産業振興・雇用創出・地域経済の活性化につながる活動をはじめ、企業の新分野進出・起業化などにかかる経費の1/3が助成されます。(※上限額100万円)
④ 健やか赤ちゃん支援事業
- おむつやミルクを購入できるクーポンを月3,000円×12ヶ月支給
- 育児ゴミ袋を3回×10枚支給
⑤ 子ども医療費助成制度
中学生までの医療費が全額助成(2023年8月1日~)
※2023年7月31日までは、小学生までの医療費が一部助成されていました。
以上、市の制度をうまく活用して滝川市に移住してみたいと思う方は、今後増加することが予想できます。滝川市も現在は少子高齢化が進んでいますが、今後徐々に増加していくのではないでしょうか。
不動産投資オススメ理由
滝川市は自然豊かで、安心安全に暮らせる街です。ここでは、なぜ滝川市における不動産投資がオススメであるのか、具体的にご紹介したいと思います。
豊かな就農支援に伴う移住人口増加
農業人口が減少していることは社会課題となっていますが、私たちが暮らしていくには農家の存在は必要不可欠です。そのため、農業人口の増加は急務となっているのですが、滝川市では農家希望の方々を支援する制度が用意されています。今後、農業環境も改善され農家人口が増加することが期待されていますが、そのような中で滝川市は他の市町村に先駆けて、農家人口が増加する町の一つになるかもしれません。
一例ですが、初期投資を支援する「営農経営自立助成」や、「農業振興補償融資(貸付)」として農業者が行う事業等に対し、上限400万円(償還期間5年以内)を貸付けする制度などが用意されています。
安価な家賃相場
滝川市の家賃相場は非常に安価に設定されており、以下のような金額になっています。都心と比較すると顕著ですが、生活費を大幅に削減できるのではないでしょうか。
家賃相場
- 1K・1DK:2万円〜4万円程度
- 1LDK・2DK:3万円〜5万円程度
- 2LDK・3DK:4万円〜7万円程度
- 3LDK以上:6万円〜10万円程度
以上が不動産投資をオススメできる理由です。農業を夢見る方や、町おこしを行ってみたい方のサポートが充実している町でした。これから移住者による労働人口が増加する前に、不動産投資を開始することをオススメします。
また実際の、滝川市移住者の声には以下のようなものがあります。
- 子どもたちが自然の中でゆったり過ごせる
- 学校と地域が子どもたちをしっかり見守る体制がある
- 空が広くて、四季の変化を感じられる
- 雲海を見ることもある
- JRやバスなどの交通面が充実しており、高速道路も利用可能な便利な地域
- 市内に生活に必要な施設が揃っているためとても住みやすい
このように生活満足度が実際にも高い街であることがわかります。地域の結束力が強いので、とくに子育てに関しては地域の目に守られ安心して行えます。
まとめ
今回は滝川市が不動産投資に向いている街であるのか検証しました。滝川市では、各種生活支援制度も用意されており、今後移住を考えている方にとっても嬉しい街です。豊かな自然にも恵まれており、静かな環境を求めている方には最適エリアです。北海道滝川市の空き家率は、14.81%です。そのため、まだまだ空き家不動産投資の余地があります。
前述したように町内の農業人口をはじめとする労働生産人口は、滝川市の支援制度に伴い今後増加が見込まれているため、将来的な地価と人気の上昇が期待できます。近い将来移住者も増加するかもしれません。
以上、滝川市で不動産投資を行う魅力を感じていただけたのではないでしょうか。この記事を参考に、ぜひ滝川市での不動産投資を検討してみていただけたらと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。