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2025/11/21秋田県大館市ってどんなまち?-不動産売却を検討中の方へ秋田県大館市を解説-
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秋田県の内陸北部に位置している大館市は、1951年に大館村と釈迦内村が合併し、1955年に上川沿村、下川沿村、真中村、十二所町、二井田村、長木村、1967年には花矢村、そして、2005年に比内村と、田代村が合併して誕生しました。
大館市は交通の要衝として古くから栄えており、JR奥羽本線やJR花輪線、国道7号や285号、さらには大館能代空港と日本海沿岸東北自動車道が接続され、交通アクセスが非常に発達しています。
この記事では、そんな大館市の特徴や魅力、今後の動向について解説します。秋田県大館市の不動産を所有している方や、大館市の不動産を所有していて売却を検討されている方は、ぜひこの記事を参考になさってください。
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
Contents
秋田県大館市の基本情報
まず初めに、大館市の位置情報や人口、学校や医療施設などの施設数といった情報を用いて、大館市の基本情報を解説します。
大館市の位置情報
大館市は秋田県の内陸北部に位置しており、面積は913.22㎢となっています。北側には青森県、南側には北秋田市、東側には鹿角市と小坂町、西側には北秋田市と藤里町が接しています。
市の中央部には、流域面積が秋田県で第2位の米代川が流れています。また、大館市は周りを山で囲まれた盆地となっており、北側には1,000m級、東側には500m級の峰が連なっています。
大館市の人口
大館市の人口は2022年11月末時点で、68,217人となっています。このうち、男性が32,217人、女性が36,000人です。さらには、年少人口(15歳未満)が約9%で6,110人、生産年齢人口(15歳以上65歳未満)が約51%で35,206人、老年人口(65歳以上)が約40%で27,081人となっています。老年人口に関しては、秋田県全体で高齢化が進んでおり、大館市も同様で2045年には老年人口が50%近くになると推測されています。
市内の地域で人口を見てみると、最も多い地域が大館で27,257人、最も少ない地域が大葛で431人となっています。
また、市の世帯数としては31,536世帯で、大館地区が一番多く13,252世帯です。
大館市の施設数
ここでは、医療施設や学校などの施設を数値情報を用いて大館市を解説します。
医療施設
一般診療所としては、2021年11月時点で大館市に合計で35カ所あります。
診察科目ごとに分類すると以下の通りです。
- 内科系診察所:23
- 外科系診察所:8
- 小児科系診察所:9
- 産婦人科系診察所:1
- 皮膚家系診察所:3
- 眼科系診察所:2
- 耳鼻咽喉科系診察所:5
- 精神科系診察所:3
また、病院は6カ所、歯科は26、薬局は40カ所あります。
これらの施設の人口10万人あたりの施設数に注目すると、一派診療所の施設数が69.75であるのに対して、大館市は50.55と20近く少なくなっています。そして、内科系診療所や、外科系診療所などの上記で述べた施設も全国平均より少ないです。一方で、薬局は全国平均が47.76、大館市は57.77となっており、薬局に関しては心配は不要でしょう。
介護施設
大館市の介護施設は合計で146カ所あり、詳細は以下の通りになっています。
- 訪問型介護施設:36
- 通所型介護施設:34
- 入所型介護施設:31
- 特定施設数:4
- 居宅介護支援事業所数:25
- 福祉用事業所数:16
75歳以上1千人あたりの施設数は、ほとんどの施設が全国平均よりも少なくなっています。
学校
- 幼稚園:私立が1校あります。
- 小学校:市立が17校あります。
- 中学校:市立が8校、中高一貫校が1校あります。
- 高等学校:県立が3校あり、そのうち1校は中高一貫校となっています。
- 中高一貫校:秋田県立大館国際情報学院中学校・高等学校があります。
- 大学:秋田看護福祉大学があります。
幼稚園に関しては、預かり保育(通常の教育時間外に子どもたちを預かること)を長期休業中も実施しています。
小学校、中学校は光ファイバー回線によるインターネット接続率、100Mbps以上の回線によるインターネット接続率、デジタル教科書の整備率、公立小中学校の耐震化率、普通教室のエアコン設置率が100%と、教育に力を入れていることが分かります。
また高等学校に関しては、現役での大学進学率は51.5%となっています。
土地
- 土地平均価格(住宅用):13,525円/㎡
- 土地平均価格(商業地):16,963円/㎡
- 空き家率:13.47%
大館市の土地の平均価格としてはこのようになっています。住宅用の土地平均価格に関しては全国815市区中698位、商業用に関しては811市区中773位で、価格としては全国的にも安くなっています。
一方で、県庁所在地の秋田市の住宅用の土地平均価格が、33,438円/㎡、商業用が53,068円/㎡で、大館市の地価は秋田市内でも安くなっており、今後さらに土地が安くなる可能性もあるでしょう。
2. 秋田県大館市の特徴
環境
大館市は基本情報でも述べたように、周りを山で囲まれた盆地になっています。そのため、夏は高温多湿になりやすく、年間最高気温と年間最低気温の差が大きくなっています。最高気温として1978年8月3日に38.3℃、最低気温として2012年1月29日に-19.0℃を記録しています。
産業
農業
大館市は秋田県全体と同様に、稲作が盛んです。また稲作だけでなく、地域特産物である比内地鶏の生産も盛んです。しかし近年、新型コロナウイルス感染症の影響により需要が急激に低下しており、生産羽数が伸び悩んでいるのが現状となっています。加えて、農業就業人口が減少の傾向にあり、後継者不足となっているのも農業面での1つの課題です。
工業
大館市は以前鉱床が発見されてから、鉱業が主な産業になっていましたが、鉱産物の価格の暴落や円高の進行によって衰退し、1994年までに全ての鉱山が閉山しました。一方で、企業誘致を進めながら工業団地を形成したことで、鉱山技術を利用した資源リサイクル産業や医療機器・医療医薬品などの健康産業が発展しました。実際に、大館市二井田地区で秋田県内最大規模の工業団地が形成されています。現在は、持続可能な社会の構築を進めるために、新エネルギー産業の育成を進めています。
交通アクセス
東京から
・羽田空港から大館能代空港まで飛行機で約1時間10分、大館能代空港から大館市まで車で30分~45分
・東京から秋田まで秋田新幹線で約3時間50分、秋田から大館市までJR奥羽本線で約1時間45分
北海道から
・新千歳空港から青森空港まで飛行機で約50分、青森空港から大館市まで車で約1時間30分
・札幌から新函館北斗までJR函館本線千歳線経由で約3時間40分、新函館北斗から青森まで北海道新幹線で約1時間10分、青森から大館市までJR奥羽本線で約1時間30分
東北から
・盛岡市から高速バスで約2時間20分、JR花輪線で約2時間50分
・仙台市から高速バスで約2時間20分
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秋田県大館市の魅力
ここでは、大館市の魅力を観光地や名産品に着目して解説します。
観光地
・田代岳県立自然公園
田代岳は1,178mで、田代地域の北端の青森、秋田の県境近くに位置している休火山です。田代岳は雷岳と、鳥帽子岳、茶臼岳の3つの山と連峰を形成しています。ここでは多くの高山植物が咲いており、雲上のアラスカ庭園と呼ばれ、素晴らしい景観が魅力です。
・芝谷地湿原
芝谷地湿原は、大館市から北へ6㎞の火砕流台地の段丘の上に位置しており、標高84mで長径が約500m、短径が約300mのU字型をした湿原となっています。過去に低地の湿原が消失していく中この湿原は残り、1936年に国の天然記念物に指定されました。ここでは、モウセンゴケなどの多くの食中植物や野鳥を観察することができます。
名産品
・比内地鶏
主に秋田県の北部では、比内鶏という種が飼育されています。肉の味に優れ、比較的脂肪が少ないことが特徴です。
比内地鶏は、秋田比内鶏の雄とロード種の雌を交配させたことで誕生しました。比内地鶏は広い牧草地で放し飼いされており、自由に動き回って虫や土、草などをついばむことができます。そのような飼育形態によって、ストレスがなくなり健康に育つため、肉が引き締まった美味しい鶏肉となります。
・秋田犬
1931年に日本犬で最初の天然記念物として秋田犬が指定されました。秋田犬は、1630年代にマタギ猟に使われていた犬と土着犬などとの混血によって誕生したと言われており、大きな体と穏やかな性格が特徴です。渋谷駅の忠犬ハチ公も秋田犬で、大館駅前にも同一原型のものが建設されました。
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これからの秋田県大館市
大館市は市の活性化のため、人口動向や土地利用、災害等に対する安全性、都市交通などの課題解決に取り組んでいます。そのうちの人口動向と都市交通について解説します。
人口動向
人口密度が低下すると、地域コミュニティの希薄化や生活サービスの提供が難しくなっていきます。大館市は人口減少が進んでおり、その対策として移住・定住に向けた利便性の高い市街地環境や、魅力のある居住環境の形成に取り組んでいます。
都市交通
大館市は高齢化が進んでおり、高齢者は自家用車を利用することが難しくなっています。そこで大館市は高齢者や学生、障がい者でも移動のしやすい効率的な公共交通網の形成に取り組んでいます。
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まとめ
いかがだったでしょうか。今回は秋田県大館市について解説しました。大館市は名産品が有名だったり、交通アクセスが発達していたりと魅力あふれるまちです。
一方で、近年人口減少や少子高齢化が進むと共に、地価は下がっている傾向にあります。市としてもそれらの課題に取り組みつつ、活性化を進めています。そのため、もし秋田県大館市の不動産をお持ちでしたら、売却について本格的に検討する必要があるかもしれません。今回の記事が、その検討材料になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考文献
・大館市公式ホームページ https://www.city.odate.lg.jp/
・地域医療情報システム https://jmap.jp/cities/detail/city/5204
・生活ガイド.com https://www.seikatsu-guide.com/
・人口問題研究所 https://www.ipss.go.jp/
・気象庁公式ホームページ https://www.jma.go.jp/jma/
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