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2025/11/21一軒家購入の平均価格と費用内訳|年収に合う予算は?
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宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
Contents
一軒家の平均価格とは?購入時の相場を把握しよう
一軒家の購入に必要な費用を、事前に把握していない方も多いのではないでしょうか。住宅購入は高額な支出になるため、事前に資金計画を立てることが重要です。
一軒家の平均価格を知るために、住宅金融支援機構「フラット35」の利用者調査を参考にしてみましょう。2021年の利用者調査では、全国の一軒家の所要資金は以下の通りです。
融資区分別の全国平均所要資金
- 土地付き注文住宅 4,455万円
- 注文住宅 3,572万円
- 建売住宅 3,605万円
- 中古戸建住宅 2,614万円
中古の一軒家を購入する際には平均2,614万円、土地付き注文住宅を購入するには平均4,455万円かかります。つまり一軒家の平均価格は約3,000万から4,000万円ほどです。
建売住宅の平均価格である3,605万円が、一軒家の相場の目安となるでしょう。
地域によって物価や需要が異なるため、同じ間取りでも立地によって一軒家の価格は変動します。
地域別の一軒家平均価格は、次の通りです。
土地付き注文住宅の地域別平均価格
- 首都圏 5,133万円
- 近畿圏 4,658万円
- 東海圏 4,379万円
- その他の地域 3,980万円
注文住宅の地域別平均価格
- 首都圏 3,899万円
- 近畿圏 3,778万円
- 東海圏 3,650万円
- その他の地域 3,372万円
建売住宅の地域別平均価格
- 首都圏 4,133万円
- 近畿圏 3,578万円
- 東海圏 3,139万円
- その他の地域 2,905万円
中古戸建住宅の地域別平均価格
- 首都圏 3,295万円
- 近畿圏 2,654万円
- 東海圏 2,208万円
- その他の地域 2,601万円
人口が多く不動産需要が高い首都圏では、全国平均価格よりも高額になる傾向があります。反対に東海圏や、その他の地域は不動産需要が低いため所有価格も低いです。
一軒家を購入する際には、予算に合った地域で物件を探しましょう。
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一軒家購入時の費用と諸費用内訳
一軒家を購入する際には、住宅建築を依頼する注文住宅か、すでに建築された一軒家を購入する建売住宅かで費用が大きく変わります。
土地を購入して住宅建築を依頼する場合は、土地の購入費用と住宅建築費用がかかるため、費用が高額です。土地をすでに所有していて住宅建築を依頼する場合は、住宅建築費用だけで一軒家を建てられます。
建売住宅や中古戸建住宅の場合は、すでに建てられた一軒家を購入するため、注文住宅よりリーズナブルな価格で住宅購入が可能です。
予算によって購入する住宅を検討する必要があります。どのケースでも諸費用がかかるため、事前に確認しておきましょう。
諸費用には、土地の購入費や住宅建築費以外にかかる税金や手数料などが含まれます。
一軒家購入時に発生する諸費用の内訳を確認しておきましょう。
一軒家購入の諸費用詳細
仲介手数料
不動産会社への成功報酬として支払う手数料です。仲介手数料の上限は「不動産価格×3%+6万円+消費税」が上限と法律で定められています。
印紙税
不動産売買契約書や工事請負契約書に課税される税金です。相場は1万から3万円ほどで、収入印紙を貼って納税します。
登録免許税
購入した住宅を登記登録する際に発生する税金です。費用相場は「固定資産税評価額×0.1から2%」で求められます。
不動産取得税
新しく不動産(住宅や土地)を所有した際に、納税する税金です。不動産取得税は「固定資産税評価額×税率」で求められます。
税率は本来基準の4%です。2024年3月31日までに住宅を購入すると軽減措置によって税率3%で納税可能です。
司法書士依頼料金
登記を司法書士へ代行依頼する際の料金です。相場として10万円ほどを用意しておきましょう。
また一軒家を購入する際は一括払いをする資金がない限り、住宅ローンを借りる流れが一般的です。住宅ローンを借りる際にも諸費用が発生するため、合わせて確認しておきましょう。
住宅ローンに関する諸費用
事務手数料
金融機関へ支払う住宅ローン手続きに関する手数料です。3万から5万円ほどが相場になります。
印紙税
金銭消費貸借契約書に課税される税金です。2万から4万円ほどが相場になります。
登録免許税
住宅ローンを借りる際に、購入住宅を抵当に入れる抵当権設定登記にかかる費用です。住宅ローン借入金額の0.1から0.4%が相場になります。
司法書士依頼料金
登記を司法書士へ代行依頼する際の料金です。4万から8万円ほどが相場なので、事前に用意しておきましょう。
住宅ローン保証料
住宅ローンを支払えなくなった時に備えて、加入する保証会社への費用です。住宅ローン借入金額の0.5から2%が相場になります。
火災保険料、地震保険料
住宅ローンを組む際に加入する保険料です。万が一、災害などによって被災・破損した際の修繕費用を補償してくれます。
一軒家を購入する際の諸費用は、住宅購入価格の5から10%ほどが相場です。つまり3,600万円の一軒家を購入した際には、360万円ほどの諸費用が発生します。
諸費用だけでも高額な出費となるので、一軒家を購入する際にはしっかりと資金計画を立てておきましょう。
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年収に応じた一軒家の購入価格の目安
一軒家を購入する際の平均価格を理解しても、自分にはどれくらいの価格帯が適正か判断できません。
平均価格は、広い土地付き注文住宅を建てた富裕層や、リーズナブルな価格で中古戸建を購入した方など、さまざまな年収層のデータを平均化した指標です。
平均価格はあくまで参考として覚えておき、自分の年収や貯金に合った適正価格を確認しておきましょう。
返済負担率で適正価格を見極める
年収に対する一軒家の適正価格を把握するには、住宅購入後の生活を想定してみましょう。
一軒家を購入する際、多くの方が住宅ローンを利用します。そのため、無理のない返済計画を立てられる価格帯の一軒家を選ぶことが大切です。
生活に支障が出ないような返済計画を立てるには、返済負担率を考慮する必要があります。返済負担率とは収入に対して、どれくらいの割合を返済に当てるかを割り出したものです。
一般的に返済負担率が25%以内を目安に、住宅ローンを組むように推奨しています。つまり月収30万円の場合は、月々の返済額が7万5,000円以下になるよう住宅ローンを借りなければいけません。
購入する一軒家の価格帯が定まらない時には、自分の年収から返済負担率が25%以下になる返済計画を立ててみてください。
平均年収倍率
適正な一軒家の価格帯が不明な場合は、住宅購入者の平均年収倍率を参考にしましょう。
2021年度のフラット35利用者の平均年収倍率は、次の通りです。
土地付き注文住宅購入者の平均年収倍率
- 首都圏 7.8倍
- 近畿圏 7.8倍
- 東海圏 7.6倍
- その他の地域 7.2倍
- 全国平均 7.5倍
注文住宅購入者の平均年収倍率
- 首都圏 6.9倍
- 近畿圏 7.1倍
- 東海圏 6.8倍
- その他の地域 6.6倍
- 全国平均 6.8倍
建売住宅購入者の平均年収倍率
- 首都圏 7.4倍
- 近畿圏 7.1倍
- 東海圏 6.6倍
- その他の地域 6.3倍
- 全国平均 7.0倍
中古戸建住宅購入者の平均年収倍率
- 首都圏 6.3倍
- 近畿圏 5.7倍
- 東海圏 5.4倍
- その他の地域 5.0倍
- 全国平均 5.7倍
地域差もありますが、中古住宅や建売住宅を購入する方より、注文住宅を建てる方の方が高い年収倍率で住宅購入をしています。
また都市部である首都圏や近畿圏では、住宅が高い年収倍率で購入される一方、その他の地域では年収倍率が低くなっています。
首都圏や近畿圏の住宅価格は高いため、年収倍率が上がる原因となっているでしょう。
全国の平均年収倍率を参考にして、自分が住みたいエリアを探してみてください。
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一軒家購入時の年収倍率と地域別の適正価格
一軒家を購入する際には、住宅ローンを組む方がほとんどです。住宅ローンを組む際には、頭金をどれだけ用意するかで総返済金額が大きく変わります。
一軒家購入を検討する際、頭金をできるだけ多く用意することが大切です。
頭金を多く用意すれば、利息を削減して総返済金額を減らせます。なぜなら、頭金が多いほど住宅ローン借入金額を少なくして借入期間を短くできるからです。
頭金は住宅購入時に一括で支払う必要があり、事前に用意しておかなければいけません。
一軒家を購入した方が頭金をどれだけ用意して住宅ローンを借りたのか、2021年度のフラット35利用者の自己負担平均価格を確認しておきましょう。
土地付き注文住宅購入者の平均自己負担平均価格
- 頭金額 412.3万円(9.3%)
- 住宅ローン借入額 3840.6万円(86.2%)
- その他の資金額 202.6万円(4.5%)
注文住宅購入者の平均自己負担平均価格
- 頭金額 596.6万円(16.7%)
- 住宅ローン借入額 2874.4万円(80.5%)
- その他の資金額 101.4万円(2.8%)
建売注文住宅購入者の平均自己負担平均価格
- 頭金額 270.0万円(7.5%)
- 住宅ローン借入額 3120.9万円(86.6%)
- その他の資金額 214.0万円(5.9%)
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一軒家購入後に必要な費用の総まとめ
一軒家の平均価格は地域によって、大きく変わります。また、一軒家の中でも注文住宅を建てるか、建売住宅や中古住宅などを購入するかで平均価格が変わるので注意しましょう。
目安として建売住宅の全国平均価格3,605万円が、一軒家の相場と言えるでしょう。
一軒家を購入する際には、年収に応じた返済負担率と年収倍率を考慮して、資金計画を立てる必要があります。無理をして住宅ローンを組むと、住宅購入後の生活が困窮するので注意してください。
また、一軒家を購入する際には、できるだけ頭金を多く用意しておくのがいいでしょう。頭金が多いほど利息を削減して、総返済金額を抑えられるからです。
自己負担率の平均は10から20%ほどなので、住宅購入費用の10から20%程度を目安に頭金を用意しておきましょう。
一軒家の購入を検討している方は、この記事を参考に資産計画を立ててみてください。
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