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2023/12/22最終更新⽇時
2023/12/22リフォーム/りふぉーむとは
- 不動産専門用語

は行
新築ではない建物の機能を改善するために施される工事のこと。 リフォーム工事にはいくつか種類があり、耐震性の不足を改善させる耐震化工事、高齢者や障害者が利用しやすいような構造へと改修するバリアフリー化工事、建物のエネルギー効率を改善する省エネルギー化工事、建物を劣化しにくくさせ耐久力を改善する耐久化工事などが存在する。
また、リフォームを実施することで、基本的に建物の実際の価値は上がることになるが、固定資産税においては、大規模な修繕などを除いて、ほとんどの場合において支払う固定資産税額に変更はないと判断される。 固定資産税額の増額に該当する可能性があるリフォームは下記のとおり。
・建築確認を必要とする大規模な修繕のもの
・住居であった建物の用途が店舗などに変わるもの
・増築工事のうち、床面積が増えるもの
一定の要件を満たしたリフォーム済みの建物に対するリフォーム減税や、中古住宅の流通活性化などの影響もあり、リフォームへの需要は今後も増加することが見込まれる。 しかしながら、現状においては、建物によってその状態が異なっており、工事に要する技術や費用もその状態に応じて変動するため、画一的な金額や技術相場を算出することが難しく、また、リフォームによって機能の改善が図られた点を建物の価値に反映させる基準も整備されていない。