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最終更新⽇時

2023/12/22

リバースモーゲージ/りばーすもーげーじとは

  • 不動産専門用語
記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

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所有する建物を担保に資金の融資が行われ、所有者が死亡するか契約期間を満了した場合に債務の弁済が行われるという仕組みのこと。 通常の住宅ローンの場合は、月日の経過により借入金は減少していくが、リバースモーゲージの場合は、月日の経過により借入金は増加していくこととなる。 借入金の弁済方法は、担保とした持家が売却処分された際の金銭が弁済に充てられることとなる。

リバースモーゲージは、持家を有するものの、生活するための資金の確保が困難な高齢者等向けに欧米にて仕組み化されたものであり、日本においては、1981年に武蔵野市福祉公社による福祉資金貸付サービスが先駆けとされているなど、地方公共団体による生活支援のための手法としても取り入れられている他、金融機関のサービスとしても取り入れられている。 なお、社会福祉協議会による場合と金融機関による場合とでは下記のとおり、返済の方法が多少異なっている。

<社会福祉協議会の場合>
毎月の各種返済は発生せず、所有者の死亡等で契約が終了した際、相続人が借入元金及び利息の一括返済を行う。

<金融機関による場合>
毎月ごとに利息の返済が行われ、所有者の死亡等で契約が終了した際、借入元金の一括返済が行われる。

また、所有者が死亡せず、契約期間の満了を迎えた場合は持家が処分される運びとなるが、実際の取引においては、契約終了後も引き続き居住できるよう特約が設けらる場合が多い。

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エキスパート職 山口智暉
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