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2023/12/22最終更新⽇時
2023/12/22用途地域/ようとちいきとは
- 不動産専門用語

は行
都市計画法を根拠として、建築可能な建物の用途が限定された地域のこと。 居住環境の保護や、業務を行うにあたって利便を向上させることなどを目的とし、都市の形成のために、それぞれの市街地における類型に対応するよう建築可能な用途が限定された地域。 用途地域には下記の13種類が定められており、それぞれの地域によって用途や建ぺい率、容積率などの建築に関する各種規制が設けられている。
<住居系用途地域>
・第一種低層住居専用地域
・第二種低層住居専用地域
・第一種中高層住居専用地域
・第二種中高層住居専用地域
・第一種住居地域
・第二種住居地域
・準住居地域
・田園住居地域
<商業系用途地域>
・近隣商業地域
・商業地域
<工業系用途地域>
・準工業地域
・工業地域
・工業専用地域
なお、それぞれの用途地域は都市計画図と呼ばれる、市区町村によって作成される地図上に色ごとで分けられ表記されている。 また、用途地域を定める際は、各地域ごとに策定するのではなく、都市全体として十分に機能するようその配置や密度について踏まえた上で、理想的な市街地となるようその形成に努め、都市計画マスタープラン(又は市町村マスタープラン)に則り、その目指すべき将来像と相違がないよう策定すべきであるとされている。