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2023/12/22最終更新⽇時
2023/12/22プロパティ・マネジメント/ぷろぱてぃまねじめんととは
- 不動産専門用語

は行
不動産の所有者や投資信託会社などのアセットマネージャーの代行として、不動産が保有する資産価値を高めることを目的に管理、運営すること。
不動産投資には所有と経営の分離という考え方が存在し、所有している不動産の資産効率を向上させることを目的とするアセット・マネジメントと不動産が有する資産価値を維持若しくは向上させ、不動産賃貸による収益の向上を目的とするプロパティ・マネジメントのコンセプトが取り入れられた。プロパティ・マネジメントには下記の3つの機能が含まれていると考えられている。
・ビルディング・マネジメント
・リーシング・マネジメント
・コンストラクション・マネジメント
しかしながら日本においては、プロパティ・マネジメントが取り入れられる以前より、投資運用会社によって不動産の管理や賃料の回収が行われていた背景から、リーシング・マネジメントを除いた状態をプロパティ・マネジメントと呼ぶことがある。 なお、アメリカにおいてはリーシング・マネジメントを除いた状態をプロパティ・マネジメントであると考えられることが一般的である。
プロパティ・マネジメントが求められるようになった背景としては、不動産の流動性の高まりや証券化が進み、従前よりも高額な賃料を設定し、安定して運営が行うことが期待される場面が増えてきたためである。