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2023/12/22最終更新⽇時
2023/12/22不動産鑑定士/ふどうさんかんていしとは
- 不動産専門用語

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不動産の評価額や不動産の適正に利用されているかなどを判断する専門家のこと。 弁護士・公認会計士と並ぶ三大国家資格と呼ばれており、全国で8000人ほどしかいない資格である。主な業務として鑑定評価業務とコンサルティング業務がある。
鑑定評価業務でも公的評価と民間評価と業務が分かれており、公的評価では国や都道府県からの依頼で土地の適正な価格を公表するために地価公示や公共用地の買収評価、相続税路線評価などが行われる。地球の環境やさまざまな条件を考慮し適正な評価を判断する。
また、民間評価は一般企業や個人からの依頼で売買や賃貸借のための資産評価や担保評価などを行っている。 一方で、コンサルティング業務では、豊富な経験と知識を活かして企業や個人に不動産の有効利用などの総合的提案を行う業務である。 不動産鑑定士の資格を得るためには不動産鑑定士試験に合格したのち、研修生として不動産鑑定事務所で従事し、国土交通省の実務修習を経てから登録を受けなければならない