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2023/12/21最終更新⽇時
2023/12/21任意売却/にんいばいきゃくとは
- 不動産専門用語

な行
住宅ローンの返済が滞り、返済することが困難になってきたときに通常は住宅やマンションなどの不動産を売却し、その売却資金を返済に充てることが多い。ただし、その売却資金だけではローンの残額に足りない場合は抵当権が設定されている不動産を売却するには抵当権を抹消しなければならないが、抵当権抹消にはローン完済が条件となっている。 そのため別で返済資金を調達しなければならないため、このような場合に住宅ローンの債権者である金融機関などの許可を得て売却することを任意売却という。
所有者の条件により、一般的な不動産市場で売買されることになる。 金融機関が独自の方法で不動産の査定を行い、ローンの回収ができるような売却金額を決定し、競売よりも高い値段で交渉される可能性が高いため、住宅ローン返済により充てることができる。
また、通常の売却よりも早いことも特徴である。 任意売却という方法を取れば、売却したあとも買主に家賃を払えばリースバックでそのまま住み続けることができるという利点もある。 リースバックしない場合は引っ越し代が支給されるほかに、売却時の手数料などの諸費用を売却金額から出すことが認められ、持ち出し費用が不要である。