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2023/12/21最終更新⽇時
2023/12/21取引事例比較法/とろひきじれいひかくほうとは
- 不動産専門用語

た行
不動産鑑定評価において、実際の不動産市場での取引の実例を元に不動産鑑定評価を行い価格を算出する方法のこと。 取引事例比較法を根拠として不動産鑑定評価を行い算出された価格のことを比準価格と呼ぶ。
比準価格の算出方法としては、売買事例の価格、事情補正率、標準化補正率、地域要因格差補正率、個別要因補正率を乗算することによって算出することが可能となっている。 比準価格の利点として、算出する際に、不動産取引の実例を元に、比較対象である過去の不動産とこれから評価を行う不動産を比較して優位な点や劣っている点などを鑑みた上で、相応しいと思われる価格が設定される。 なお、取引事例比較法によって比較対象とする不動産には、投資を目的とした不動産やその他特殊な事由を持つ不動産は含まれない。