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最終更新⽇時

2023/12/21

セットバック/せっとばっくとは

  • 不動産専門用語
記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

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さ行

建物の前面道路から後退させて建てること。後退させることをセットバックと呼び、土地の境界線から一定の間隔を確保して建物を建てることを意味している。建築基準法に定められている接道義務によって、4m幅以上の道路に2m接していなければならない。しかし、昔の基準で建てられている建物が多く残っており接道義務を果たしていない箇所がある。このような所は将来的にセットバックをして、4mの道路幅を確保することを前提にしている。

セットバックは向かい合う土地の状況によって2つのパターンに分けられる。道路の向かい側が宅地であった場合は、道路の中心から2mずつセットバックすることとなる。道路幅がすでに3mあるときは0.5mずつセットバックすることとなる。道路の向かい側が川や線路などのときは、建物のある側だけセットバックしなければならないため注意が必要である。

建物を建て替えたりする場合にセットバックが必要な土地は要セットバック物件と言われている。セットバック部分の土地は建ぺい率や容積率を算出する際の敷地面積からは除かれる。そのため、既存の建物よりも狭くなってしまうことがある。

記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

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