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2023/12/21最終更新⽇時
2023/12/21専有面積/せんゆうめんせきとは
- 不動産専門用語

さ行
マンションなどの区分建物で区分けされている専有部分の面積のこと。面積として玄関ポーチやベランダ、ロフトは専有面積に含まれない。専有面積の計算方法は2つある。壁芯面積と内法面積である。壁芯面積は、壁や柱の厚みの中心を基準として測られた面積が計算される。これは、実際に使用できる面積より壁や柱の厚み分が加わっているため、広く表記される。一方で、内法面積は壁の内側を測って面積が計算される。こちらは実際の広さをイメージしやすい表記となる。
平成28年に国土交通省が発表した「住生活基本計画」内では、健康で文化的な生活が送れる最低限の専有面積を25㎡と定められている。そのため一人暮らしをする場合、25㎡を目安として物件探しすることが無難であるとされる。
また、延床面積とよく混同するが、延床面積は建物すべての床面積を合計した面積であるため2階建ての一軒家であれば、1階と2階の床面積が合計されていることとなる。