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2023/12/20最終更新⽇時
2023/12/20財形住宅融資/ざいけいざいたくゆうしとは
- 不動産専門用語

さ行
住宅金融支援機構の融資制度で、財形貯蓄をしている場合に利用できる住宅ローンのこと。
福利厚生として財形貯蓄制度がある会社員が利用できる融資であるため、財形住宅融資を利用するには財形貯蓄制度を導入している企業に勤めていることが条件になる。
ただし、融資の対象となるためには
・財形貯蓄を1年以上継続していること
・借入申込日の貯蓄残高が50万円以上あること
・勤務先に住宅に関する負担軽減制度があること
・70歳未満であること
が挙げられる。
財形住宅融資の融資額には上限が設定されており、融資限度額は4,000万円である。 そして上限額を決める条件がいくつか存在する。
・財形貯蓄の合計額の10倍まで
・住宅取得価額の90%以下まで
であることが、上限額を決める条件になる。 たとえば、財形貯蓄の合計額が400万円であれば、4,000万円の融資までが可能になるが、 物件自体の価格が3,000万円の場合は、その9割である2,700万円までが融資限度額となる。
通常の住宅ローンと比べて金利が低く手数料や保証料もかからないため、比較的安く住宅ローンを利用できるが、4000万円までしか借り入れが出来ないというデメリットも存在する