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2023/12/20最終更新⽇時
2023/12/20減価償却額/げんかしょうきゃくがくとは
- 不動産専門用語

か行
財産の使用が複数年にわたる場合に、資産価値が経年劣化によって減少することも考慮した上で算出される各年ごとの財産の経費のこと。減価償却の対象となる物は、パソコンや車両などが一般的であるが、不動産業界においてはビルや建物がそれにあたる。
なお、土地や美術品、骨董品については年数の経過によって価値が減少する類の物ではないため減価償却が行われない非償却資産である。
減価償却額は、購入金額を耐用年数で割った上で算出されるが、ビルや建物における耐用年数はその構造に応じて設定されており、鉄筋造りが最も長く、木造や建物内の設備であるエレベーター等の耐用年数は短い。また、耐用年数は法によって定められているが、法改正が行われるとその年数が変わる場合があるので、減価償却額を算出する前に確認する必要がある。