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投稿⽇時

2023/12/20

最終更新⽇時

2023/12/20

証券化(不動産の証券化)/しょうけんか(ふどうさんのしょうけんか)とは

  • 不動産専門用語

さ行

不動産をSPC(Special Purpose Company)と呼ばれる、資産を担保にして証券を発行する法人に対しての譲渡や、信託し有価証券を発行すること。 不動産の証券化は、不動産の流動化を実現するための方法の一つである。 なお、発行される有価証券は、その不動産から得ることができる収益を拠り所としている。

不動産が有価証券となることにより、金融商品として不動産が流通することとなる。 不動産をもともと有していた者は、大きなリスクを負うことなく資金を調達することが可能となり、他方で、投資家が不動産投資をする機会が増大する効果がある。

不動産の証券化には多様な種類があり、不動産や証券を発行する団体の属性、証券そのものの属性によって、投資リスクとリターンなどその内容が異なる。 また、発行された証券は不動産からの収益を拠り所としているため、不動産の管理運営状態の透明性やその状況の監視体制が重要となっている。 また、金融商品であることから、証券化した後もその不動産から得られる収益を増加させるための評価制度など専門的な技術的観点が必要となってくる。