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投稿⽇時

2023/12/20

最終更新⽇時

2023/12/20

軽量鉄骨構造/けいりょうてっこつこうぞうとは

  • 不動産専門用語

か行

厚みが6mm未満の骨格材が使われている鉄骨構造のこと。 S造とも表現されることがある。 鉄骨によって作られた柱及び梁と、軽量気泡コンクリートパネル、木質系パネルなどが床や壁に使われている。

軽量鉄骨構造のメリットとしては、RC造やSRC造などよりもコストが安く、家賃が比較的安くなることが挙げられる。 デメリットとしては、遮音性がそれほど高くはないため、近隣の生活音が聞こえてしまう。また、火災にそれほど強くないことなどが挙げられる。 耐用年数は、骨格材の厚みや用途によって異なるが、15〜38年ほど。 骨格材の厚み別、用途別の耐用年数は下記のとおり。

<骨格材の厚みが4mmを超える>
事務所用のもの:38年
店舗用・住宅用のもの:34年
飲食店用・車庫用のもの:31年
旅館用・ホテル用・病院用のもの:29年
公衆浴場用のもの:27年
工場用・倉庫用のもの(一般用):31年

<骨格材の厚みが3mmを超え4mm以下>
事務所用のもの:30年
店舗用・住宅用のもの:27年
飲食店用・車庫用のもの:25年
旅館用・ホテル用・病院用のもの:24年
公衆浴場用のもの:19年
工場用・倉庫用のもの(一般用):31年

<骨格材の厚みが3mm以下>
事務所用のもの:22年
店舗用・住宅用のもの:19年
飲食店用・車庫用のもの:19年
旅館用・ホテル用・病院用のもの:17年
公衆浴場用のもの:15年
工場用・倉庫用のもの(一般用):17年

国税庁「耐用年数(建物/建物附属設備)」より引用