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投稿⽇時

2023/12/20

最終更新⽇時

2023/12/20

狭小住宅/きょうしょうじゅうたくとは

  • 不動産専門用語

か行

狭い敷地を土地とする住宅のことで、その敷地が50㎡(平方メートル)までの住宅がそれにあたる。 建築基準法などの各種法規にて定められている訳ではなく、あくまで通称である。

狭小住宅は、都心部などの地価が高額なエリアに多く見られる住宅である。 敷地が狭いため、間仕切りを設けない、吹き抜け構造を取り入れる、階高を高くする、地下室を設ける、敷地を目一杯使い建てるなどの工夫がされることが多い。

通常、都心部に家を建てる場合、土地代が高額となってしまうが、狭小住宅のような狭い土地や歪な形をした土地であれば、比較的安価で購入することができ、かつ、立地が都心部であることから通勤や通学の便がよいために好んで選ばれる場合が多い。 しかし、狭い敷地へ建物を建てるために、建築時の難易度が高くなり、通常よりも建築費用が高額となってしまう傾向にある点については注意が必要である。

また、固定資産税、都市計画税について、その敷地の狭さから、小規模住宅用地と呼ばれる一戸あたりの面積が200㎡(平方メートル)までの住宅用地となる場合が多く、小規模住宅用地である場合は、課税の軽減対象となることから、課税額が比較的安価となる場合がある。