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2023/12/20最終更新⽇時
2023/12/20基準金利/きじゅんきんりとはか行基準金利/きじゅんきんりとは
- 不動産専門用語

か行
各金融機関が市場の金利に合わせて設定しているローンの金利のことで、店頭金利とも呼ばれる。さまざまな経済の動きによって毎月変動があり、資金調達のコストや金融機関の経費なども関係している。一般的な商品の定価に当たると考えられる。そのため、実際に利用される金利は基準金利よりも低いものが適用されることが多い。住宅ローン金利はこの基準金利をベースとして、引き下げ金利や最優遇金利などを算出し、適用することが多い。また、実際に借り入れる際の金利は借入金利と呼ばれる。基準金利から引き下げ金利を差し引くと借入金利が算出できる。引き下げ金利の幅が大きくなると、借入金利を低く設定することが可能になり、返済額も抑えることができる。そして、住宅ローンの引き下げ金利には通期引き下げプランと当初引き下げプランの2つの種類がある。通期引き下げは、返済開始から完済するまで一定の金利の引き下げを受けられるプランである。当初引き下げ金利は、返済し始めの一定期間の金利の引き下げを受けられるプランである。
基準金利はさまざまな経済状況によって変動があるが、金利タイプによっても決まり方が異なる。長期固定金利の場合は、10年国債の利回りの長期金利に影響され決まっている。変動金利の場合は、短期プライムレート連動長期貸出金利の短期金利に影響を受けるとされている。つまり、日銀が行う金融政策の影響が関係している。どの金融機関も影響する金利はほぼ共通しているため同様な基準金利となる。