© REAL ESTATE Co.,Ltd. All RIGHTS RESERVED.

投稿⽇時

2023/12/20

最終更新⽇時

2023/12/20

既存住宅状況調査技術者/きぞんじゅうたくじょうきょうちょうさぎじゅつしゃとは

  • 不動産専門用語

か行

既存住宅状況調査技術者講習を修了し、その修了資格を有する者のことであり、既存住宅の状況調査を実施するにあたり、十分な見識と技術を有している。

国土交通大臣によって登録された既存住宅状況調査技術者講習を受講できる者には下記の資格を有している必要がある。
・一級建築士
・二級建築士
・木造建築士

講習を修了した建築士には修了証明証が交付され、既存住宅状況調査技術者となることができる。 当該修了証明証には、3年間の有効期限が設けられている。

既存住宅状況調査技術者となった者は、下記の既存住宅状況調査を既存住宅の売買契約が締結される前の段階で実施する。
・既存住宅の安全を確保する上で主要となる構造部分である基礎、壁、柱のひび割れの有無
・屋根の劣化による雨漏り等の有無
なお、既存住宅状況調査技術者が行う調査には下記の検査は含まれない。
・破壊検査
・瑕疵の有無
・建築基準に関係する各種法令に適合しているか否かの判断
調査の結果、各部分に劣化等が見られなかった場合は、当該調査結果をもって既存住宅瑕疵保険への加入が可能となる場合があるが、加入の判断は瑕疵担保責任保険法人によって異なる。