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投稿⽇時

2023/12/20

最終更新⽇時

2023/12/20

価格形成要因/かかくけいせいよういんとは

  • 不動産専門用語

か行

不動産の評価を行う際に、その価格を決定する要因となること。主に一般的な要因、地域的な要因、個別的な要因の3つに分けられている。その中でも一般的な要因は、自然的要因、社会的要因、経済的要因、行政的要因の4つがある。自然的要因とは、その土地の地質や地盤の状態であったり、地理的な位置関係、気象の状態がある。社会的要因は、人口や家族構成、都市形成及び公共施設の整備状況、教育などの状態、生活様式の状態が当てはまる。経済的要因は、貯蓄・消費・投資などの状況、物価や賃金の状況、税金の負担状況、国際化の状況などが挙げられる。最後に、行政的要因は土地利用に関する計画や建物に対する規制、不動産への課税状況、不動産取引の規制状況などがある。これらを分析することで不動産価格を算出する一つの方法として扱われる。

次に、地域的要因はその不動産がどのような地域に属しているかが問題となる。住宅地域であるのか、商業地域なのか、工業地域、農地地域、林地地域など区分分けされているためどの地域かによって問題となる状況は異なる。 個別的要因は、土地・建物・建物及びその敷地それぞれに存在する。さらに土地には宅地や農地、林地かによって価格に影響する要因が異なってくる。 このような要因が複合的に関係して不動産の価格は決まっていく。ただし、この要因自体も時間とともに変化していくため、不動産価格も変動的となっている。