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投稿⽇時

2023/12/22

最終更新⽇時

2023/12/22

報酬比例部分/ほうしゅうひれいぶぶんとは

  • 年金用語集

は行

老齢厚生年金、障害厚生年金、遺族厚生年金において、給付される年金額を算出する際の基盤となるもののこと。 各種年金制度へ加入していた期間や給与によって値は異なり、以下の計算方法で算出される。

報酬比例部分:下記A+下記B
<A(加入期間が2003年3月以前である場合)>
平均標準報酬月額 × 7.125/1000 × 加入していた期間の月数

<B(加入期間が2003年4月以降である場合)>
平均標準報酬月額 × 5.481/1000 × 加入していた期間の月数

なお、過去の標準報酬月額については、再評価率を乗じ現在の価値に置き換えた上で計算される。
また、報酬比例部分の算出にあたっては従前額保障という制度も存在し、1994年の水準で標準報酬月額を再評価した際、上記の計算方法で算出した報酬比例部分が従前額を下回っていた場合に従前額が報酬比例部分とみなされる制度である。 従前額の算出方法は下記の通り。

従前額の場合の報酬比例部分:(下記A+下記B) × 0.995
<A(加入期間が2003年3月以前である場合)>
平均標準報酬月額 × 7.5/1000 × 加入していた期間の月数

<B(加入期間が2003年4月以降である場合)>
平均標準報酬月額 × 5.769/1000 × 加入していた期間の月数