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投稿⽇時

2023/12/22

最終更新⽇時

2023/12/22

在職老齢年金/ざいしょくろうれいねんきんとは

  • 年金用語集

さ行

60歳以降に厚生年金保険に加入していながら、つまり働きながら受給できる老齢厚生年金のこと。ただし、月給や賞与と年金額に応じて年金額が支給停止される場合がある。それは賃金と年金額の合計が47万円を超える場合は、47万円を超えた分の半分の金額が年金額より支給停止される。また、65歳以降も同様の扱いとなる。70歳以降は保険料の徴収はないが、働いている場合は70歳以降も支給停止の対象となる。これらの減額の対象は老齢厚生年金のみで、老齢基礎年金は含まれない。この減額対象の基準は2022年4月に改正され、従来の28万円から47万円に緩和されることで、就労との中立的な立場に立つ制度となっている。

また、2022年4月より在職定時改定が導入された。これは老齢厚生年金の受給対象者である65歳の人には在職中、年1回の10月に年金額が改定されることとなった。したがって、働き続けることで退職を待たずに在職中の経済基盤を充実させることが可能になった。