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投稿⽇時

2023/12/22

最終更新⽇時

2023/12/22

加入可能年数(年金において〜)/かにゅうかのうねんすう(ねんきんにおいて〜)とは

  • 年金用語集

か行

老齢基礎年金は、原則20歳から60歳になるまでの40年の間の保険料をすべて納めた者が年金を満額もらえるというもの。40年に満たない年数しか保険料を納めていない場合は、その未納の期間に応じて減額される。ただし、国民年金制度が始まった昭和36年4月の時点で20歳を超えていた者は60歳までの40年間加入することが不可能である。そのため、このような者は昭和36年からその人が60歳になるまでの間の保険料をすべて納めていれば満額の年金を受け取ることができる。この期間のことを加入可能年数と呼ぶ。

例えば大正5年生まれの人は加入可能年数が25年となるが、昭和36年以降で60歳になるまでの期間に保険料の未納がなければ年金は満額受け取れることになる。実際保険料を納めている期間は40年より短いが年金が受け取れる制度となっている。ただし、満額の年金額ではなく最低でも年金を受け取るために必要な資格期間は10年となっている。国民年金保険料の納付やサラリーマンの期間など資格期間を合計したものが算出される。また資格期間10年で受け取れる年金額は満額の4分の1程度となる。