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2026/03/17東京で無料で住める空き家はある?探し方と注意点を解説
- 不動産の知識
- その他
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- 東京の世田谷区や大田区などでも、無料で貸し出しされる空き家は実際に存在します。
- 無料物件は修繕が必要な場合や、立地が不便な物件が多い点には注意が必要です。
- 自治体の空き家バンクなどを使い、税金や契約トラブルに備えて探すのが賢明です。
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
Contents
東京にも無料貸し出し空き家は存在する
「無料貸し出しの空き家は地方にしかない」と思われがちですが、実際には東京でも無料貸し出し空き家が存在します。
不動産価格が下がりにくいと言われている東京で、空き家が無料で貸し出されているのは驚きかもしれません。しかし、現実にはそのような物件が存在し、関心を持つ方も多いのです。
ここでは、東京と地方との違いや無料空き家の現状についてご紹介します。
地方に多い傾向
2018年に総務省が実施した調査によれば、全国の空き家数は約849万戸に達し、13.6%が空き家であることが判明しています。この30年間で2倍以上に増加している現状があります。
中国地方や四国地方では、空き家率が20%を超え、8割の自治体で空き家率が上昇していると言われています。
主な原因としては、都市部への移住や高齢化が考えられ、特に空き家の管理が難しくなった所有者が、無料で手放すケースが増加しています。
人のつながりによって流通
地方の空き家は、人とのつながりによって紹介され、流通するケースが多いです。例えば、空き家の所有者が若者に貸し出すケースが増えています。
そこから無料空き家を、ゲストハウスや店舗として活用する若い事業者が増えたことによって、移住者の増加や観光客の受け入れなど地域の活性化における重要な力となっています。
また、地方では収入よりも利他的支援を希望する方が多いことも、一因として考えられます。
東京にも存在する
少子高齢化の問題は地方だけでなく、東京も例外ではありません。世田谷区や大田区では5万戸近く、足立区では4万戸近くの空き家が存在しています。
これらの地域は、全国の市区町村別空き家数ランキングにおいて、全てが10位以内に入るほど空き家が多いです。
全国的にも非常に多くの空き家を抱えている自治体であるため、なかには無料空き家も存在します。
東京で空き家が目立たない理由は、地方と比べて人とのつながりが少なく、利益も小さいため流通しにくいからです。
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東京で無料貸し出し空き家が存在する理由
東京でも無料または格安で取引されている空き家は多く存在しますが、それには理由があります。
ここでは、東京でも無料貸し出し空き家が存在する3つの理由についてご紹介します。
アクセスがよくない
1つ目は、アクセスがよくない点です。
都心から離れている場所では、空き家の値段が安くなることは想像に難くありません。
無料もしくは格安で取引される空き家は、公共交通機関や幹線道路から離れており、都心までに2時間ほどかかることが多いです。
また、周辺に商業施設がないなど、生活環境において不便を感じやすい場所にあるのも特徴となります。
このような条件が多いことから、頻繁に都心へアクセスする方や自家用車での移動を考えていない方には向いていないと言えるでしょう。
修繕が必要
2つ目は、修繕が必要となる点です。
無料もしくは格安で取引されている空き家は、老朽化が進んでおり、すぐに住める状態ではないことが多いです。無料で手に入れたとしても、リフォームが必要になることがあります。
全面工事を行う場合、200万から300万円程度の費用がかかることが一般的です。
ただし、家が傾いている、あるいは支柱が腐敗している場合は、解体して新しく建て直す必要があります。
その場合、数千万円の費用がかかることもあるでしょう。
空き家の状態によっては、無料で手に入れても多額の費用がかかることがあるため、中古の一戸建てを購入する方が安く済む場合もあります。
このような条件から、古い家に抵抗があったりリフォーム費用が捻出できなかったりする場合はオススメできません。
事故物件の可能性
3つ目は、事故物件の可能性がある点です。
事故物件とは、物件内で人が亡くなる事件が発生した物件のことです。「心理的瑕疵物件」とも呼ばれ、心理的な抵抗感を抱かせることがあります。
物件に関する情報は、購入者または借り手に伝える義務があるため、仲介者も事故物件の情報を隠すことはできません。
立地や家の条件が良いにもかかわらず、無料または格安で取引されている場合は、事故物件である可能性があります。
事故物件を避けたい場合は、気になる物件を見つけたら、過去に事件や事故がなかったかを事前に調べたうえで購入を検討しましょう。
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東京で無料貸し出し空き家を探す方法
ここでは、東京で無料貸し出ししている空き家を探す3つの方法についてご紹介します。
自治体運営の空き家バンクを利用
1つ目は、自治体が運営している空き家バンクを利用する方法です。
空き家バンクとは、地方公共団体が一般の方に向けて空き家の情報を提供する仕組みです。主に、ホームページを活用して多くの方に物件情報を提供しているのが特徴です。
空き家バンクは、不動産会社では取り扱わないような安価な物件を掲載していることが大きな魅力です。登録されている物件は、各自治体のホームページから閲覧できます。
ホームページから物件情報を閲覧し、興味のある物件があれば、運営元の役所に問い合わせます。その後、所有者と相談し、スケジュールを決めると見学が可能です。
実際に空き家の状態を確認し、希望する条件に適している場合は、所有者と交渉し、双方が納得できれば契約を締結します。
自治体によっては、移住者への資金補助を行っている点も魅力の一つです。
法人運営の空き家バンクを利用
2つ目は、法人が運営している空き家バンクを利用する方法です。
法人が運営する空き家バンクを利用すると、東京都全域の空き家情報を閲覧できます。
また、神奈川・埼玉・千葉など、東京近隣の空き家情報も掲載されているのが特徴です。
たとえば、「LIFULL HOME’S」が運営する空き家バンクは、全国の自治体から提供された情報をまとめているため、信ぴょう性の高いサイトです。
設備情報や周辺の魅力、外観写真など、豊富な情報が掲載されているため、事前の情報収集に最適です。
空き家を所有する知人に相談
3つ目は、空き家を所有する知人に相談をする方法です。
親類や知人が空き家を所有している場合、所有者は処分に困っていることが多いので、譲ってもらえないか聞いてみるとよいでしょう。
具体的な活用案や管理方法を提示することで、無料で譲渡してくれる場合もあるかもしれません。
条件によっては無料にならない場合もありますが、格安で譲ってくれたり、所有権を移動せずに無料で貸し出してくれたりする可能性もあります。
特に、親類や友人であれば融通が利き、好条件で利用できる可能性もあります。
不動産ビギナー東京で無料で貸し出している空き家は、不動産屋さんに行けば見つけることができますか?
山口智暉不動産会社ではなく、『空き家バンク』という専用のサイトを使って探すのが一般的です。不動産会社では利益が出にくく、取り扱いが少ないからです。
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無料貸し出し空き家の注意点
ここでは、格安や無料での貸し出しをおこなっている空き家の4つの注意点についてご紹介します。
諸費用が発生する
1つ目は、諸費用が発生する点です。
当然ながら、無料貸し出しであっても諸費用は必要となります。
たとえば、不動産所得税や固定資産税、登録免許税といった税金がかかるほか、無償で譲り受けた場合は贈与税が発生します。
不動産所得税とは、固定資産課税台帳に記載されている固定資産評価額に基づく税金で、贈与の場合も必要です。
また、固定資産税とは、毎年1月1日時点で所有している資産に基づく税金のことを言います。
さらに、登録免許税とは、空き家取得後の登記にかかる税金です。書類提出には時間がかかる場合があり、必要に応じて司法書士に依頼することもあります。
これらの税金に加え、修繕などの経費も予め計画しておくと良いでしょう。
周辺環境にも注意する
2つ目は、周辺環境に注意する点です。
東京では、無料または格安で取引される空き家の中には、不便な立地のものが多いです。特にスーパーマーケットや商業施設が少ない場合、日常生活に影響が出ることがあるため注意が必要です。
一方、公共交通機関が少ない点や幹線道路から離れている点については、都心部への通勤が不要な在宅勤務の場合、不便さが軽減されることもあります。
空き家に問題がある
3つ目は、空き家に問題がある点です。
事故物件であったり、接道義務を満たしていなかったりと、空き家自体に問題がある可能性があります。対処可能な問題であれば対策を講じることで解決できる場合もありますが、接道義務を満たしていない場合は建て替えが難しいでしょう。
解決することで活用できる場合は、好条件であることも多いですが、空き家のスペックや原因について把握したうえで検討することをオススメします。
直接契約ではトラブルになりやすい
4つ目は、直接契約ではトラブルになりやすい点です。
空き家バンクや無料の物件サイトでは、直接契約となることも多くあります。
そのため、手続きが煩雑であったり、支払いや価格交渉の段階でトラブルが起きたりすることも少なくありません。
また、身元が不明確な取引には不安を感じることがあります。自分で取引を行う際は、基礎知識や交渉に関する情報を把握し、細心の注意を払うことが重要です。
不動産ビギナー無料で家を借りられたら、お金は一切かからずに住むことができるのでしょうか?
山口智暉無料だとしても初期費用や維持費がかかります。また建物の修繕費に加えて、税金や名義変更の手数料などが発生するため、事前の資金計画が必要になります。
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まとめ
今回は、東京に無料貸し出し空き家はあるのか、存在する理由や探す方法、注意点についてご紹介しました。
無料貸し出し空き家は、人と人とのつながりによって流通することから地方に多いと思われがちですが、東京にも存在します。
しかし、アクセスが不便で修繕を必要としたり、事故物件であったりといった理由がほとんどです。
東京で無料貸し出し空き家を探す際は、自治体や法人が運営している空き家バンクを利用するか知人に相談するといった方法があります。
当然ながら、無料貸し出しであっても諸費用が発生する点に注意しておきましょう。
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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