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2026/03/17持ち家の維持費はいくら?年間費用の内訳と賃貸との比較
- 不動産の知識
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
Contents
持ち家にかかる維持費とは?理解しておきたい基本的な費用
家を購入すると、税金や修繕費用などの維持費をすべて自己負担することになります。なかには、どのくらいかかるのか不安に思っていたり、将来お金で困りたくなかったりと、なかなか購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
しかし、維持費がどの程度かかるのか理解している人は少ないでしょう。購入を検討している方は、維持費について十分に理解しておく必要があります。
ここでは、持ち家にかかる4つの維持費についてご紹介します。
固定資産税の仕組みと費用の目安
1つ目は、固定資産税です。
固定資産税と固定資産税とは、土地や建物を所有している場合に課せられる税金です。毎年1回または、4回に分割して支払うのが一般的です。計算式は「固定資産税評価額 × 1.4%」で求められます。
また、固定資産税評価額とは、各自治体が定めた土地や建物を評価した金額のことです。地域や大きさ、形状などによって異なります。
一戸建ての場合、月に1万〜2万円、年間で10万〜20万円が一般的な費用です。
都市計画税の計算方法と費用相場
2つ目は、都市計画税です。
都市計画税とは、都市計画事業や都市区画整備事業の費用に充てられる税金です。都市計画法による市街化区域に該当する土地と建物が課税対象です。固定資産税と同様、毎年1回または、4回に分割して支払います。
計算式は「固定資産税評価額 × 0.3%」で求められます。都市計画税の相場は、年に2万から3万円ほどです。市街化地域に該当するかどうかは、自治体の窓口やインターネットで調べられます。
修繕費用の予測と対策
3つ目は、修繕費用です。
所有期間によって異なりますが、600万〜800万円ほどかかるとされています。新築の場合、修繕費用は数年間発生しません。築年数10年が経過すると徐々に必要となります。
修繕費用の中で、最も高額になるのが外壁塗装です。そのほか、トイレや浴室、キッチンなどの水回りやフローリングの張り替え修繕なども必要となります。
仮に、30年間所有し修繕費を800万円とすると、月に2万2,000円の計算となります。
保険費用の重要性と相場
4つ目は、保険費用です。
住宅が地震や天災などの被害を受けた場合の補償として、火災保険や地震保険に加入する必要があります。火災が発生すると、全焼してしまうケースも少なくありません。
また、近隣住宅からの出火で自宅が燃えたとしても、重大な過失がない限り損害賠償の請求はできません。保険料の相場は、5年で15万から20万円となります。
これら4つの費用を合わせると、持ち家の維持費は年間で約40万円かかることがわかります。そのため、40万円の維持費がかかることを踏まえたうえで、購入を検討しましょう。
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一戸建てとマンションの維持費の違い
一戸建てとマンションにかかる維持費の違いについて、以下で紹介します。
固定資産税の違い:一戸建てとマンションの比較
1つ目は、固定資産税の違いについてです。
一戸建てと比較して、マンションのほうが固定資産税が高い傾向にあります。なぜなら、マンションは鉄筋コンクリート造で建てられることが多く、木造が一般的な戸建てよりも資産価値が高いと判断されるためです。
また、固定資産税や都市計画税を計算する際は、建物よりも土地の負担は軽いのが一般的です。マンションでの土地部分は共有持分となり、建物比率が多いことから一戸建てよりも税負担が高い傾向にあります。
修繕費用と管理費:一戸建てとマンションの違い
2つ目は、修繕費や管理費の違いについてです。
一戸建てでは、修繕積立金や管理費は発生しません。そのため、すべて自分で資金計画を立てておく必要があります。
しかし、マンションの場合は、修繕積立金や管理費を毎月支払わなければなりません。相場は、修繕積立金が月に6,500円程度、管理費が月に1万5,000円程度となり、あわせて月に2万円の支払いが発生することとなります。
30年間マンションに住み続けた場合と、一戸建てに住み続けた場合の修繕費や管理費を比較してみましょう。マンションの場合は、修繕積立金と管理費に約780万円、メンテナンス費用は0円です。駐車場代に約700万円となります。
一方、一戸建ての場合は修繕積立金、管理費、駐車場は0円です。メンテナンス費用に約700万円かかります。この部分だけ見ると、マンションは約800万円近く高くなることがわかりました。
さらに、マンションの場合は、住宅ローンの完済後も支払いが継続することを覚えておきましょう。
保険料の差異:一戸建て vs. マンション
3つ目は保険料の違いについてです。
一戸建てと比較すると、マンションの火災保険料は安い傾向にあります。なぜなら、一戸建ての木造よりもマンションの鉄筋コンクリート造のほうが防火性は高いからです。
実際に10年間の保険料を比較すると、一戸建てでは10万円前後、マンションでは2万円前後に抑えられることがわかります。マンションでは2万円前後に抑えられることがわかります。
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持ち家 vs 賃貸:維持費とコストの比較
結局のところ、持ち家と賃貸物件はどちらがお得なのでしょうか。コストだけ見ると、総額はあまり変わりありません。支払金額に差がない場合、資産として残せる持ち家のほうがお得と考える人が多いでしょう。
しかし、ローン完済後も維持費は継続して発生し、築年数が経過するほど高くなる傾向があります。
ここでは、一戸建てとマンションのメリットとデメリットについてご紹介します。
持ち家のメリット・デメリット
ここでは、持ち家のメリットとデメリットについてご紹介します。
まずは、メリットからご紹介します。
持ち家の最大のメリットは、自己資産となる点です。資産として子どもに残すことを検討されている方に向いています。また、完済後は経済的負担も大幅に軽減される点も大きなメリットと言えるでしょう。
さらに、ライフステージやライフスタイルに合わせてリフォームや建て替えができるのも、持ち家ならではのメリットです。
続次に、デメリットについてご紹介します。
持ち家のデメリットは、維持費が継続的に発生するうえ、引っ越しは難しい点が挙げられます。その点、賃貸物件であれば、近所付き合いがうまくいかなくても、すぐに引っ越しが可能です。
災害があっても自分で修繕する必要はありません。管理業者に任せたり、引っ越したりしてしまうことも可能です。
賃貸物件のメリット・デメリット
ここでは、賃貸物件のメリットとデメリットについてご紹介します。
まずは、メリットからご紹介します。
賃貸物件のメリットは、ライフスタイルに合わせて家の広さや間取りを変えたいときにも、引っ越すだけで済む点です。また、設備の交換や修繕費用の負担が少ない点も大きなメリットと言えます。さらに、固定資産税を負担する必要もありません。
続いては、デメリットをご紹介します。
賃貸物賃貸物件のデメリットは、設備や間取りを自由に変更できない点です。また、持ち家のように自己資産になることはありません。シニアライフに入り収入が減少した際も、家賃を払い続けるのに不安を感じるでしょう。
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持ち家の維持費を抑えるための3つのコツ
ここでは、持ち家の維持費を抑える3つのコツについてご紹介します。
固定資産税控除を活用する方法
1つ目は、固定資産税控除を利用することです。
固定資産税は、築年数や家の広さなどによって控除は受けられるのが特徴です。
たとえば、通常の一戸建ての場合、固定資産税が3年間、2分の1に減額されます。申請が必要となりますが、申請するだけで数十万円もの差が生じるため、維持費を抑えるためにも申請しておくことをオススメします。
火災保険の見直しで維持費を削減
2つ目は、火災保険の見直しをおこなうことです。
火災保険は、紹介されたものになんとなく加入し、補償内容が把握できていない方も少なくありません。建物は築年数とともに価値が下がるため、火災保険の更新時に保険料も下がる傾向にあります。
なかでも、火災保険に含まれる家財保険について把握していない方が多い現状です。家財保険とは、家具や衣服、家電などに関する保険のことを言います。補償額自体は自分で設定が可能です。実際の被害に遭った金額分しか保険金は出ません。
そのため、家財の価値より多い補償を付けると損をする可能性があります。保険料を余分に払わないためにも、ご家庭の家具や家電の再調達にかかる費用を踏まえたうえで検討するようにしましょう。
このように、保険料を節約するには、定期的に見直しをおこなうのが重要なポイントです。
定期的なメンテナンスで修繕費用を抑える
3つ目は、こまめにメンテナンスをおこなうことです。
基本的に、メンテナンス費用は高くつくため、後回しにしてしまう方も少なくありません。しかし、そのときは小さな欠陥であっても長期間放置することによって、ほかの部分にも影響し、最終的には大規模な修繕工事が必要になるケースもあります。
たとえば、雨漏りをしていても早い段階で発見できた場合は、雨漏り部分の補強とクロスを張り替える程度で済みます。長期間放置すると木材が腐食してしまうのです。
木材の腐食が進むと、大規模な修繕が必要となるため、こまめな点検やメンテナンスは重要です。また、軽微な不具合であれば、自分で修繕することによって費用も抑えられるでしょう。
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まとめ:持ち家維持費の理解とコスト削減のポイント
今回は、持ち家の維持費やマンションとの違い、費用を抑えるコツについてご紹介しました。
維持費の種類には、固定資産税や都市計画税、修繕費用、保険費用などが含まれます。これらをあわせると、年間で40万円の費用がかかると言われています。
マンションと比較すると、固定資産税や修繕費・管理費はマンションのほうが高くなる傾向にありますが、保険料に関しては一戸建てのほうが高くなるのは特徴的です。
また、持ち家と賃貸物件を比較すると、持ち家は自己資産となりローン完済後の自己負担が軽減され、自由にリフォームができる点はメリットとなります。一方、賃貸物件の場合は、固定資産税の負担がなく修繕費用の負担も少なく済むうえ、引っ越しがしやすい点も挙げられます。
維持費を抑えるコツとして、固定資産税控除を利用したり、火災保険の見直しやこまめにメンテナンスをおこなったりしておくことが重要なポイントです。
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