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2025/11/21一軒家にかかる維持費とマンションとの比較、抑える方法について解説
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける
Contents
一軒家にかかる維持費の内容
一軒家を所有していると維持費の負担が必要となります。一軒家を所有したときにかかる維持費には、どのようなものがあるのか、把握できている方は少ないのではないでしょうか。本記事では、一軒家にかかる維持費の内容について紹介します。
固定資産税や都市計画税
土地や建物といった不動産の所有者は、毎年固定資産税を納税しなければいけません。居住しているエリアの自治体から納税通知書が届き、年1回か4回に分割された額を納税します。
一軒家が都市計画法による市街化区域に所在している場合、固定資産税とともに都市計画税の納税も必要です。
固定資産税の計算方法は、固定資産税評価額×1.4%で算出できます。都市計画税の計算方法は、固定資産税評価額×0.3%です。
固定資産税評価額は各自治体が、地域相場や鑑定評価などにより算出した評価額となり、所在するエリアや、広さ、構造などによって評価額は異なります。
メンテナンスに関する費用
メンテナンスに関する費用も必要です。メンテナンスとは建物を長持ちさせるために必要な費用を指します。外壁や天井など雨風にさらされる場所は、長い時間の経過に伴い、経年劣化してしまうのでメンテナンスが必要です。
毎年行うわけではなく、数年に一度これらのメンテナンスを行って一軒家を維持管理しなければいけません。定期的にメンテナンスを行うことにより、建物が長持ちし、資産価値の維持に繋がります。
一軒家の維持管理に対するメンテナンスを、何年おきに行うのかといった点をあらかじめ計画しておき、メンテナンス費用を定期的に積み立てておくといいでしょう。
それぞれの箇所でメンテナンス期間は異なります。何年後にどの部分をメンテナンスするといった計画を立てることが大切です。
修繕費用
一軒家などの建物は、予期せぬ修繕が発生することもあります。給湯器や浴室乾燥機などの故障、配管の不具合による水漏れ、その他設備の故障などが挙げられます。修繕費用に関してもメンテナンス費用と同様に毎年必ず発生する費用ではありません。
一軒家の所有期間が長ければ長い程、修繕のリスクは高まり、設備の交換ともなると多額の費用が必要になるかもしれません。修繕費用に関する積み立てなどを行っておくと、突発的な修繕でも対応できるようになります。
数日間でも故障した設備が使えないとなると、生活には大きな支障をきたしてしまうでしょう。早急な修繕ができるように積み立てなどの対策が必要です。
保険料
地震や火災といった万が一の事態に備えて、火災保険や地震保険の加入も必要な維持費です。一軒家が火災被害にあってしまった場合、全焼してしまうことも考えられます。
隣家からの火災が飛び火してしまったための全焼でも、隣家の過失が重大であると認められない場合は、自己負担で火災による損害を負担しなければいけません。火災に対する備えとして火災保険の加入は必須ともいえます。
地震により火災が発生し、一軒家が被害を負った場合、火災保険の適用対象外となってしまいます。地震保険に加入しなければ適用対象にはなりません。火災保険と地震保険にセットで加入しておく必要があるでしょう。
火災保険や地震保険の加入に関しては、5年分を一括して支払うケースと毎年分割で支払うケースがあります。火災保険などの保険料も必要な維持費の一つです。
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一軒家とマンションにおける維持費の違い
一軒家と同様に、マンションに住んでいる場合にも維持費の発生は避けられません。一軒家とマンションの維持費には違いがあります。どのような違いがあるのかを把握しておくと、住まいを選択する場合の参考となるでしょう。
一軒家とマンションにおける維持費の違いを解説します。
納税関係での違い
一軒家とマンションでは、建物に対する固定資産税や都市計画税の納税額を比較すると、マンションが高い傾向にあるといえます。固定資産税評価額が高いのは、木造が多い一軒家よりも鉄筋コンクリートが多いマンションの方で、構造により評価額に違いがでます。
一軒家の場合、所有している土地全体が課税の対象です。マンションの場合、マンションの戸数で敷地を分割しますので敷地全体が対象とはならず、戸数に応じた割合分の課税となります。
土地に関しては、一軒家は敷地面積が広くなりがちなので、双方の違いを認識しておくといいでしょう。
メンテナンスに関する違い
メンテナンスに伴う費用に関して一軒家の場合は、すべて所有者で負担する必要があります。マンションの場合、マンション全体のメンテナンスに関してかかる費用は、住民全員で負担しなければいけません。
マンションでは月々管理費や修繕積立金を支払っており、メンテナンスに関する費用に関しては管理費や修繕積立金から支出します。一軒家の場合はすべてを所有者が負担することになりますので、メンテナンスに関する費用を積み立てておくなどの対策が必要です。
メンテナンスに関する費用は、共用部が多く、足場を組む必要性があるマンションの方が高くなる傾向といえます。
修繕に関する違い
一軒家もマンションも居室内の修繕に関しては大きな違いがありません。設備の修繕や交換など、居室内にある設備が故障した場合などに発生するのが修繕費です。
マンションでの生活において、毎月徴収されている修繕積立金は、定期的な改修工事の際に使われますので居室内の修繕費用は自己負担となります。外部の修繕に関して、一軒家の場合は所有者が負担し、マンションの場合は住民から徴収している修繕積立金により修繕を行います。
居室内の修繕はさほど変わりがない点や、外部の修繕に関する費用面に対する違いを理解しましょう。
保険に関する違い
火災保険や地震保険に関しては、一軒家とマンションどちらも加入しておいた方がいいでしょう。火災保険の費用に関して一軒家とマンションを比較した場合、延焼の可能性が高い木造よりも、延焼の可能性が低い鉄筋コンクリート造の方が安くなります。
火災保険は、内容の充実度合いや保険金の設定によって、かかる費用は大きく異なります。同一内容で、同一の保険金であれば、鉄筋コンクリート造のマンションが保険料は安くなるケースが多いでしょう。
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一軒家の維持費を抑えるコツとは
一軒家にかかる維持費の内容や、一軒家とマンションで必要な維持費の違いなどについて、解説してきました。ここでは、一軒家の維持費を抑えるコツについて紹介しましょう。
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メンテナンスが少ない材料を使用する
一軒家を建築する際、なるべくメンテナンスに手がかからない材料を使用しましょう。定期的なメンテナンスの回数が抑えられる材料を使用できると、最終的に一軒家にかかる総コストを抑えることが可能です。
設備面においても、設置当初にメンテナンスがあまりかからない設備を選択することで、修繕費を大きく抑えられるでしょう。
一軒家の建築当初の外観やデザイン性を重視し過ぎてしまい、メンテナンス費用まで考慮されていないことも多く、数年後にメンテナンス費用がかかりすぎることにもなりかねません。
外観やデザインだけではなく、維持費が抑えられる材料の使用などを心がけましょう。
リフォーム時には複数の業者に見積もりを依頼する
築年数が経過してくると、リフォームの必要性がでてきます。リフォームを行う場合は、複数の業者から見積もりを取り比較しましょう。リフォームの費用は、業者によって大きく異なります。
高額なリフォームが想定される場合はとくに、ひとつの業者だけの見積もりだけで判断してはいけません。規模が大きい会社ともなると下請けに依頼することもあり、リフォーム費用に仲介手数料が含まれてしまうケースも考えられます。
自社で請け負いリフォームを行う業者に依頼した方が、余計な費用もかかりにくくなり、意思疎通もしやすくなります。費用面や付き合いやすさなどを比較する意味でも、複数の業者に見積もりを依頼するのがオススメです。
DIYで費用を抑える
簡単な修繕工事でも業者に依頼してしまうと、材料代だけではなく人件費などの費用が発生します。自分でできる範囲の工事ならば材料代だけの支出となり、大幅なコストダウンが見込めるでしょう。
最近はDIYに関する商品も数多く販売されており、以前と比較すると格段に使いやすく手軽にできる商品が増えています。簡単な修繕などを自分で行えるようになると、修繕やメンテナンスに関する費用を抑えられるでしょう。
不要な保険をかけない
火災保険や地震保険に加入する場合、条件や特約などをよく調べた上で、不要な内容の保険特約などは入らないようにしましょう。火災保険や地震保険は、設定する保険金やオプションなどにより費用が大きく異なります。
過剰だと思われるオプションは付けず、保険金もかけすぎないことを心がけましょう。2022年10月より、最大10年間加入できていた火災保険が、最大5年間までと短くなっています。
一括加入しても5年分の割引になってしまうので、10年間加入できた時と比較して保険金額が上がっています。火災保険や地震保険の内容をしっかりと理解した上での加入が必要です。
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一軒家の維持費に関する注意点
一軒家の維持費を抑えるコツについて紹介しました。他にも一軒家の維持費に関する注意点がいくつか挙げられます。一軒家の維持費に関する注意点について紹介しましょう。
築年数を考えながらメンテナンスを行う
定期的なメンテナンスによって資産価値が維持しやすくなります。あまり頻繁にメンテナンスをやりすぎてしまうと、維持費のコストが増加してしまいます。
逆に、定期的なメンテナンスを引き延ばしにしてしまうと、建物の劣化が急速に広まってしまうかもしれません。一軒家のメンテナンスについては、場所ごとに築年数を考えながらメンテナンスを行っておくといいでしょう。
また定期的なメンテナンスを引き延ばすことで、メンテナンスを行う範囲が広くなってしまい、余計な費用がかかる可能性も考えられます。築年数と場所や材料を考えながらのメンテナンスがオススメです。
定期点検でこまめな修繕がポイント
定期点検で、少し気になった個所などを修繕しておくと、早めに劣化を防ぐことにつながります。わざわざ業者を入れて定期点検を行う必要はありません。自分たちでできる目視点検だけでも点検する効果があります。
目視で気になった部分を修繕するといいでしょう。発見が早かった場合、業者に頼まなくても自分たちができる修繕で済むかもしれません。
定期的に点検をすることでこまめに修繕ができるため、資産価値の維持や長持ちにつながる上に、費用を抑えることも可能です。
20年以降になると設備交換に注意
一軒家に限らす居住用の建物に関しては、設備面の修繕に注意しておかなければいけません。居室内の設備が故障してしまうと設備が使用できない間、不便な生活を強いられてしまいます。
設備の故障による交換などは築20年以降になると故障し、交換となるケースが多いので、設備の交換が重なってしまうことも考えられます。
少しでも設備の不具合を感じた場合、早めに修理業者やメーカーなどに点検を依頼しましょう。設備の故障に関する費用が重ならないような対策も重要です。
修繕計画が必須
築年数を考えてのメンテナンスや定期点検の実行など、不具合個所を早めに見つけ計画的な修繕が必要といえるでしょう。
そのために必要なのが修繕計画です。築年数ごとにメンテナンス個所をあらかじめ計画しておくと、予算を準備しやすく、いざというときに焦らず修繕できます。修繕計画を立てた上で、維持管理を行いましょう。
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一軒家にかかる維持費とマンションとの比較、抑える方法についてのまとめ
一軒家に必要な維持費やマンションとの比較、維持費を抑えるコツといった点について紹介しました。一軒家でもマンションでも所有した以上、維持費のコストは必ず発生します。
どのような維持費がかかるのか、マンションと一軒家ではどのように違うのかを理解しながら維持費が抑えられる対策を検討しましょう。一軒家にかかる維持費の把握と計画的な修繕がポイントです。
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