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最終更新⽇時

2025/12/05

防音性の高いマンションを選ぶなら知っておきたい!見分け方と遮音ポイント

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記事まとめ
  • 床・窓の仕様で防音性は大きく変わる
  • 内見でのチェックと周辺環境確認が重要
  • 生活スタイルに合う防音性能を選ぶことが大切
記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

防音性が求められる現代の暮らしと背景

都市部でのマンション生活が一般化するなか、「生活音」に対する許容度は年々下がり続けています。テレワークの普及により日中の在宅時間が延びたことで、これまで気にならなかった上階の足音や話し声がストレス要因になりやすくなりました。

また、子育て世帯やペット飼育可マンションの増加により、生活リズムや生活騒音の種類そのものが多様化しています。そのため、近年は単に“静かに暮らしたい”というニーズではなく、「長く安心して住むために、防音性能は必須の設備」と考える人が増えています。防音性の高いマンションは、生活の質を守る“見えない設備”であり、資産価値にも直結する項目です。

マンション構造と防音性能の関係

防音性を考えるうえで、マンションの構造(RC造・SRC造・鉄骨造・木造など)は最も重要な要素です。特に鉄筋コンクリート造(RC)は、コンクリートの厚みと密度により、軽量床衝撃音・重量床衝撃音のいずれも軽減しやすい構造といえます。一方、構造がRCであっても、壁式構造なのかラーメン構造なのかによって、防音性能には大きな差があります。壁式構造は壁そのものが躯体のため遮音に優れ、ラーメン構造は柱と梁で支えるため壁の厚みが物件ごとに異なります。このように、構造は単に「RC=安心」と考えるだけでなく、詳細な工法まで確認して判断することが大切です。

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防音性の高いマンションとは

集合住宅で発生しやすいのが「騒音トラブル」です。
騒音トラブルを回避するためには、防音性の高いマンションに住むのが有効でしょう。
ここでは、防音性の高いマンションとは何かについて解説します。
防音性の高いマンションには、主に3つの要素が影響します。

壁の厚さ/材質

音が漏れにくい鉄筋コンクリートの壁や、隣の住戸との間に厚い壁があるマンションは防音性が高いです。

壁は、隣接している住戸とダイレクトに接している部分であるため、音が伝わりやすい大きな原因となります。
その点、壁自体が音を通しにくい素材である場合は、音が漏れにくくなります。

反対に、音が漏れやすい素材や薄い壁は、音が伝わりやすく、防音性が低いとされます。

窓の仕様

窓サッシの遮音性能が高い場合や、防音仕様の窓ガラスを使用したマンションは防音性が高まります。

実際、マンションで聞こえる音は、近くの線路や道路の交通音、歩行者の声、チャイムなど、外部からの音が多いです。

しかし、窓サッシの外側は多くの場合、共有部分にあたるため、住人が許可なく修理や工事はできません。
そのため、最初から防音性に優れた窓サッシのマンションを選ぶことが重要です。

床の厚さ/材質

床も壁と同様に、鉄筋コンクリートの造りや厚い床があるマンションの防音性は高いのが特徴です。

床は上下階の住戸と接しているため、物を落とした音や足音が伝わりやすいです。

壁と同様に、音が漏れやすい素材や薄い床などは、騒音トラブルに発展する可能性もあるため、注意が必要です。
このように、壁・窓・床がしっかりしたマンションは防音性が高いと言えます。

音のトラブルに巻き込まれないためにも、これらの3つの要素が満たされているマンションを選択しましょう。

防音性能を見極めるための“数値”という指標

防音性は感覚だけで判断するのは難しく、実際には「遮音等級(D値・L値)」という明確な指標が存在します。D値は壁・窓などの「空気音の遮断性能」を示し、L値は床の「衝撃音の伝わりにくさ」を表します。一般的な生活で快適に暮らすためには、D-50以上、L-45以下が望ましいとされています。
ただし、分譲マンションと賃貸マンションでは基準が異なる場合もあるため、パンフレットや管理会社への問い合わせで確認することが重要です。

窓と壁の組み合わせで変わる“音の抜け方”

外からの音の多くは窓から侵入し、室内の生活音は壁から漏れやすいという特性があります。つまり、「窓が弱点の物件」「壁が弱点の物件」「床から響く物件」と、音の侵入・漏れの方向は物件ごとに異なります。たとえば、二重サッシで外部音は抑えられているものの、隣戸との壁が薄く生活音が響きやすいマンションもあります。

逆に、隣接住戸との壁は厚いものの、道路側の窓が単板ガラスで外の音が大きく聞こえるケースも多いです。このような“音の弱点”を理解して選ぶことは、防音性の高い住まいを見極めるうえで非常に重要です。

  • 不動産ビギナーさん

    防音マンションの基準が分かりません。

  • 山口智暉

    生活音をどこまで許容できるかが判断軸になります。

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防音性の高いマンションを選ぶポイント

ここでは、防音性の高いマンションを選ぶ際の4つのポイントについて解説します。

鉄筋コンクリート

1つ目は、鉄筋コンクリートの構造を選択することです。
鉄筋コンクリートは鉄の頑丈な棒の骨組みとコンクリートによって造られたものなので、壁の密度が高く、音が響きにくくなります。

一方で、家賃が高い傾向もあります。
防音性を重視する方は、鉄筋コンクリート構造のマンションがオススメです。

また、鉄骨構造も木造に比べて防音性が高いです。
コンクリートが入ることによって、さらなる防音効果が期待できるでしょう。

なお、鉄筋コンクリートであっても間取りや周辺環境などによっては音が伝わりやすいマンションもあるため、内見でチェックしておくようにしましょう。

角部屋

2つ目は、角部屋を選択することです。
隣に住戸があると、少なからず生活音は耳に入ってくるでしょう。
その点、ひとつの住戸としか接していない角部屋は、静かに暮らしたい方にオススメです。

一方、階段やエレベーターが設置されている角部屋は、人通りが多くなるので音が気になる方もいるかもしれません。
その場合は、反対側の角部屋を選択するとよいでしょう。

過去のトラブルチェック

3つ目は、過去の騒音トラブルについて確認することです。
過去の騒音トラブルについては、大家さんや不動産会社に確認しましょう。

トラブルが頻繁に起こっているようであれば、物件の防音性が低下していたり、周辺施設に問題がある可能性も考えられます。

分譲賃貸

4つ目は、分譲賃貸を選択することです。
マンションの場合は、賃貸よりも分譲賃貸のほうが防音性は高い傾向にあります。
分譲賃貸は音を広げない構造になっていることが多いためです。

そのほか、管理会社のメンテナンスが行き届いていたり、住人の生活レベルが比較的高かったりすると、トラブルが起こりにくくなります。

お部屋探しの段階では、これら4つのポイントを押さえることによって防音性が高められます。
音が気になる方や悩まされたくないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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防音性の高いマンションの見分け方

気になる部屋が見つかっても、実際どれほど音を防いでくれるのか気になる方も多いでしょう。
できるかぎり入居前には物件に足を運び、実際に防音性の確認をオススメします。
ここでは、内見で防音性の高いマンションの見分け方について3つご紹介します。

手を叩く

1つ目は、部屋の中央で手を叩くことです。
手を叩くことによって見分けられるので、もっとも簡単な方法です。

手を叩いて音が響かず返ってこない場合、部屋の外に音が漏れている可能性があり、防音対策が不十分と考えられます。
一方、音がきれいに跳ね返ってきた場合、防音性が高いと判断できます。

壁を叩く

2つ目は、壁を叩いてみることです。

壁を叩いて重厚感のある音がした場合、防音性が高いと考えられます。

できれば2つの部屋に1人ずつ待機し、1人が壁を叩くことで、音の伝わり方がなんとなくわかるでしょう。
ダイレクトに壁を叩く音がすれば、防音性はあまり高くない物件といえます。

周辺環境を確認する

3つ目は、住居の周辺が騒がしくないか確認することです。
静かな場所を希望する場合は、幹線道路付近のマンションは避けたほうがいいです。
自動車の行き来が激しく、夜間に音が気になって眠れないといった可能性も考えられます。

ほかにも、バイパス付近や高速道路といった交通量の多いところでは騒がしくなりやすいため、注意が必要です。
一方、周囲に建物が多い場合は、音を遮断する効果があるため、周辺の建物の有無もチェックしておきましょう。

また、昼間は静かでも、夜間に音が気になることがあるため、時間帯ごとの音も確認する必要があります。
そのため、時間帯による騒音も確認しておく必要があります。

とくに、周囲に飲食店が多くある場合は、夜でも騒がしくなる傾向にあるため、時間帯ごとの騒がしさも調べておくとよいでしょう。

時間帯別の“生活騒音”の癖を読み取る

マンション周辺の静かさは時間帯によって大きく変わります。昼は静かでも、夜になると飲食店の人通りが増える地域、早朝に配送トラックが集中するエリア、休日になると子どもの声が増える住宅街など、音環境には“日替わりの癖”があります。

最も推奨されるのは、内見を「朝・昼・夜」の3回に分けて行うことです。とくに静かに暮らしたい人は、夜間の内見が最も参考になります。また、建物の前の道路が“抜け道”になっているかどうかも重要で、夜間の車の通行音は想像以上に響きます。音の原因を「住戸側」「外部環境側」に切り分けて確認することで、防音性の“総合力”が見えてきます。

住人のライフスタイルも防音性に影響する

マンションは構造だけでなく、住人の生活スタイルでも音環境が大きく変わります。たとえば、20〜40代の単身者が多いマンションは生活リズムが遅めになりやすく、夜間の生活音が発生することがあります。一方、ファミリー層が中心のマンションは、昼間の子どもの足音や生活音が気になることがあります。掲示板の内容や共用部の雰囲気を見ることで、住人層を把握するヒントになります。

このように、5つの方法を試すことによって簡単に見分けられます。
内見時にはぜひお試しください。

  • 不動産ビギナーさん

    内見だけで防音性は判断できますか?

  • 山口智暉

    限界はありますので、気になる物件は数値も確認しましょう。

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防音性の高いマンションの必要性

騒音トラブルを回避するためには、事前にマンションと周辺の環境を十分調査したうえで、入居後の暮らし方でも工夫することが必要です。

例えば、隣の住戸と接する壁にテレビを置かない、床にカーペットを敷いて音を軽減するなど、少しの工夫で快適な生活が守られます。

また、遮音効果のある厚いカーテンは、音を軽減させたり部屋の温度を保ったりするのに役立つためオススメです。

一方、工夫してもマンションは集合住宅であるため、多少の音は漏れてしまうことがあります。
そのため、住人同士でマナーを守ることが、騒音トラブルを回避することにもつながります。

ここでは、防音性の高いマンションであることの必要項目について、目的別にご紹介しますね。

まずは、楽器の演奏による防音対策の必要性についてです。
マンションで、ピアノを演奏したりホームシアターを楽しんだりする際は、防音室を設けるなどの防音対策が必要となります。
とくに音は、遮音等級という等級が決められており、数値が高いほど遮音効果も高まります。

楽器を演奏する場合は、音の振動によって壁や天井、床などの部屋全体に音が伝わるため、市販の防音グッズでは対応しきれないかもしれません。
自分で音が漏れないように工夫するのはむずかしいのが現状でしょう。

そこで、楽器演奏による防音対策をおこなうには、「Box in Box工法」が採用された防音室を設けるのがオススメです。
Box in Box工法とは、天井・壁・床に囲まれた構造の中に、もうひとつ部屋を浮床構造によってつくることを言います。

完全にすべての音を漏れないようにするのはむずかしいでしょう。
しかし、防音室自体が独立した箱であるため、防音性が非常に高く、音の振動は伝わりにくいのが特徴です。

続いては、子どもの足音による防音対策の必要性についてです。
小さなお子様がいるご家庭では、足音が気になっている方も多いでしょう。
子どもが走り回ることによって伝わる音を「重量床衝撃音」と言います。

上記でご説明した、Box in Box工法でも対策は可能です。
しかし、子どもの重量床衝撃音に特別な防音工事は必要ありません。

子どもの足音における防音対策は、フローリングなどの床の上に防音効果のあるカーペットを敷くことで十分効果が得られます。
また、防音効果のあるカーペットは費用がかかりにくく、ご自身で準備ができる点もオススメポイントです。

最後は、ペットの鳴き声による防音対策の必要性です。
ペットを飼育している方は、ほかの住民の迷惑となっていないか心配になることも多いでしょう。
とくに、早朝や夜間は配慮が必要です。

たとえば、ペットの鳴き声については壁の遮音補強をおこなうことによって、基本的には対応できます。
市販グッズにあるものでは、吸音パネルや防音カーテンによっても対応可能です。

一方、鳴き声が大きい場合は市販グッズで対応できないこともあるでしょう。
その場合は、壁を厚くする工事や窓の内側にもうひとつ窓を追加する工事によって、防音対策の強化が可能です。

ペットとの快適な暮らしを送るためにも、防音意識はしっかり持っておきましょう。

遮音工事だけでは解決できない“振動音”の課題

楽器演奏や子どもの足音対策を考える際、多くの人が「吸音材を貼れば解決する」と誤解しがちです。しかし、吸音材は空気音には有効でも、振動を伴う音(重量床衝撃音)にはほとんど効果がありません。この点からも、重量衝撃音を大幅に軽減するには、「床の構造そのもの」が鍵となります。

遮音等級LL-45以下の床であれば、一般的な生活音はかなり抑えられますが、それでも完全に消すのは困難です。子どもやペットの音対策では、「部屋全体」よりも「音が発生しやすいポイント」を重点的に改善する方が現実的で、費用対効果も高くなります。

建物全体での対策が必要となるケース

高い防音性を求める場合、住戸単位の工事では限界があります。排水管・換気ダクト・梁まわりなど、建物全体の構造が要因となるケースは個人での改善が難しいため、分譲マンションでも構造変更が許可されないことがあります。このような事情から、「最初から防音性の高い建物を選ぶ」という視点は非常に重要です。

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防音性の高いマンションの見分け方に関するまとめ

今回は、防音性の高いマンションの見分け方や必要性についてご紹介しました。
壁や床が鉄筋コンクリート構造であったり、窓ガラスに遮音効果・防音効果がある場合は、防音性が高いと言えます。

そのため、鉄筋コンクリート構造のマンションや角部屋、分譲マンションをおすすめします。
そのほか、過去のトラブルに関しても確認しておくことは重要です。

また、内見時に防音性が高いマンションかを見分ける方法として、手を叩いたり壁を叩いたりするといったことが挙げられます。
あわせて、周辺環境も確認しておくとよいでしょう。

楽器を演奏する場合や、小さなお子様がいるご家庭、ペットを飼育している方にとっては、防音性の高いマンションが必要と言えます。
近隣の方とお互いに快適な生活が送れるように、防音意識を持ち、マナーを守ることが騒音トラブルを回避することにもつながるでしょう。

記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

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