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最終更新⽇時

2025/11/21

賃貸マンション退去の流れと費用を完全解説

  • 不動産の知識
  • その他

賃貸のマンションを退去し新たな物件への引越しを考えた時に、気になるのは退去費用、退去手順なのではないでしょうか。「壁紙を傷つけてしまったがいくらかかるのかな…」「風呂場や洗面所の汚れを落とす費用はどのくらいなのかな…」「退去のための手順はどのようなものなのかな…」。このような悩みは退去時にかなり多いと思います。しかし、汚れや傷の修繕費用は全て入居者が負担しなくてはならないものではありません。また手順もそこまで複雑ではありません。これから退去をお考えの皆さんに分かりやすく解説していきます!

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記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

賃貸マンション退去時の費用について

賃貸マンションの退去時、傷や汚れに関する修繕費用は必ずしも入居者が全額負担するわけではありません。負担すべき費用は、傷や汚れが「経年劣化によるものか」、「原状回復義務に該当するか」によって異なります。

またこれらの基準は国土交通省から発表されている「原状回復のガイドライン」に従って定められています。以下に詳しく解説していきます。

原状回復に必要な費用とガイドライン

「原状回復のガイドライン」とは、国土交通省住宅局が定めた指針で、近年の裁判例や実務を考慮し、賃貸物件の退去時における原状回復に関するトラブルを防ぐことを目的に策定されています。以下の項目からこの「原状回復のガイドライン」の考え方に沿って解説していきます。

経年劣化による退去費用の影響

ガイドラインによると、「経年劣化」とは年数や月日が経つごとに品質が低下することを言っています。経年劣化の例として、壁紙の色のくすみやシミ、雨や風などによる外壁の損傷などがあります。このように時間と共に自然に劣化していくことを経年劣化と定めています。

ガイドラインでは、この経年劣化により発生する修繕費用は入居者が負担する必要はなく、原則として大家さんが負担する事が定められています。これは経年劣化による修繕費用は家賃に組み込まれているという考え方から来ています。

通常消耗で発生する退去費用

経年劣化と合わせて知っておきたいのが「通常消耗」による傷や汚れです。これはガイドラインによると、冷蔵庫や洗濯機を床に置いた際に発生する凹みや傷、配線による電気焼けなどが挙げられます。要するに、通常消耗とは日常的に生活していても出来てしまう傷や汚れのことを指しています。

ガイドラインでは、この通常消耗により発生した傷や汚れも経年劣化同様大家さんが負担する事として定められています。これも、通常消耗による修繕費用は家賃に組み込まれているという考え方から来ています。

原状回復とは

通常、賃貸物件を借りると入居者には原状回復義務が生じます。原状回復義務とは、「入居者の居住や使用により発生した建物の価値の減少のうち、故意や過失、善管注意義務違反、または通常の使用を超える消耗や毀損を回復すること」とされています。

このように定められています。つまり、入居者が掃除を怠った事による汚れや故意による傷などは入居者の使用に問題があるとして入居者側に費用が請求されることになります。

敷金と退去費用の関係

ここまで経年劣化や原状回復に関する内容をお話ししましたが、入居時に支払う敷金に関してもご紹介します。

そもそも原状回復のための費用は入居時に支払った「敷金」から差し引かれて支払うものとなります。そのため、敷金が原状回復のためにかかった費用に余剰があった場合、入居者に返還される仕組みとなっています。

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退去費用を抑える方法

これまで退去費用に関する内容を「原状回復のガイドライン」に基づいて解説してきました。次に、退去費用を抑えるための具体的なコツを紹介します。

入居前にできる費用節約術

マンションに入居する前に、不動産業者や大家さんから部屋の状態を確認するためのチェックリストが手渡されます。これは退去時に原状回復に関するトラブルを防ぐための書類となっています。この書類に沿って部屋の現状を確認する時は、カメラと平面図を用意しましょう。チェックリストに沿って確認する時は、壁や床の傷や汚れ、機器類の破損等がないか細かくチェックしていきます。もし傷や汚れが入居前からあった場合には、大家さんや不動産会社に連絡を入れましょう。退去時にその傷や汚れがあり、原状回復に関する点で自分の過失や損傷ではないことの証明となります。

入居中に注意すべきポイント

退去時に傷や汚れがあった場合、原状回復のための費用が入居者の負担となることから、入居中はとにかく傷や汚れをつけないことが基本となります。なので、日常的な掃除や丁寧に扱うことが大切になります。特に水回りの水アカや黒カビ、トイレや風呂場のカビなども徹底してきれいにすることが大事です。さらにエアコンのフィルター清掃やメンテナンスも忘れがちですが必ず行いましょう!

退去時に費用を抑えるコツ

退去時に残ってしまった傷や汚れは、自分のできる範囲でできるだけ清掃や補修を行いましょう。換気扇や台所での油汚れやシミ、フローリングの凹みや傷は掃除、補修によって行うことができます。

また、原状回復に関わる修理費用やクリーニング費用が発生してしまう場合、本来払わなくても良い物なのに請求されたりとトラブルも多くあります。不当な請求を阻止、防止するためにも、「原状回復を巡るトラブルとガイドライン」を良く読んでおきましょう。

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賃貸マンション退去の手順

賃貸マンションを退去する際の基本的な手順は、以下の通りです。

  • ①退去する旨を大家さん・不動産会社へ通知
  • ②退去届の提出
  • ③電気、水道、ガス、新聞などの転居に伴う手続き
  • ④郵便物の転居届
  • ⑤住民票の転出届け
  • ⑥引越し日の連絡
  • ⑦退去前の掃除や引越し作業
  • ⑧退去立ち会い・鍵の受け渡し
  • ⑨敷金の精算

①退去の連絡と通知方法

賃貸の退去・解約を決めたのなら、まずは大家さんや不動産会社に連絡を入れる必要があります。ここで大事なポイントになってくることが、入居時に交わされた入居時の約款の確認となります。今すぐ解約、退去したい!と思っても、解約や退去は一ヶ月前など日数が決められ、その日数に合わせて通知する必要がある場合がほとんどです。なので、まずは入居時に交わされた約款の確認を行ってから大家さんや不動産会社に通知を行いましょう。

②退去届の提出方法

約款の確認・通知が終わったら退去届の提出を行いましょう。多くの場合、FAXや郵便などで送付する事がほとんどです。

③電気、水道、ガス、新聞などの転居に伴う手続き

電気や水道などの公共サービスに関わる転居の手続きも忘れずに行いましょう。水道局や電力会社などに問い合わせを行うことで簡単に済ませることができます。また、新聞やテレビの契約に関しても忘れずに手続きを行いましょう。

④郵便物の転送届

退去後に元の部屋に郵便物が届けられた場合、新たな居住先に転送してもらえるよう手続きを行いましょう。引越しから1年間は転送してもらえますが、新たな居住先近くにある郵便局で住所変更も行いましょう。

⑤住民票の転出届け

現在居住している住所を管轄する役所に住民票の転出届けを行いましょう。マイナンバーカードを所有していた場合、この手続きが大幅にラクになるため、事前にマイナンバーカードの作成をお勧めします。また、手続きには印鑑と身分証明書が必要になりますので、忘れずに持参しましょう。

⑥引越し日の連絡

引越しをする日が決まったら、不動産会社や大家さんに連絡を入れましょう。また、立ち会いをお願いする日も忘れずに連絡してください。また、この立ち会いを希望日時に行うようにするためには、引越し前から時間的な余裕を見ておいた方が良いかもしれません。

⑦退去前の掃除や引越し作業

退去前の掃除や引越し作業を進めていきましょう。しかし大抵の場合、退去後に部屋のクリーニングが入ることがほとんどです。ではなぜ退去前に部屋の掃除を進めておくことが必要なのでしょうか?

通常、入居者は自分の部屋を常に清潔にしておく義務があります。しかし、退去後にその部屋があまりにも汚れていた場合、入居者の過失としてクリーニング費用や清掃費用が請求される場合があるためです。そのため、風呂の黒カビや換気扇の掃除、フローリングの掃除等常識的な範囲で掃除を進めていきましょう。

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賃貸マンション退去費用の詳細

マンションの退去にかかる費用は経年年数、間取りの違いなど、その条件によって費用が変わってきます。
例えば、間取りがワンルームの場合、退去費用は15000円〜30000円、大きめのお部屋になると4LDKほどの大きさになる場合、最低でも90000円程を見込んでおくと良いでしょう。自分のお部屋がどの程度の大きさになるかを把握した上で、退去のために必要な金額を用意しておきましょう。

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賃貸退去の費用を抑えるまとめ

いかがでしたか?賃貸マンションの退去時に発生する費用について、原状回復ガイドラインに基づく傷や汚れの負担について解説しました。退去前にしっかりとガイドラインを理解し、退去手順を把握して準備を整えておくことが大切です。最低でも退去の1ヶ月前辺りから準備しておくことをお勧めします。
退去費用をあまりかけずに退去できるよう、しっかりと準備していきましょう!

参考
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000020.html

記事執筆・監修
エキスパート職 山口智暉
  • -資格-

    宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士

  • -経歴-

    株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
    東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
    株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
    リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

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