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2024/06/174LDKは何人家族に最適?おすすめの使い方を解説
- 不動産の知識
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

「4LDKとは何?」
「4LDKとはどのような間取りで、何人住めるのか?」
マンションやアパート、戸建てを探しているときに見かける4LDKという間取りがありますね。4LDKの間取りでは、どのような生活が実現できるのでしょうか。
本記事では、4LDKにはどのような特徴があるのか、誰に向いているのかということに焦点を当てて、検討する際のチェックポイントも含めて解説します。
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Contents
4LDKの間取りとは?
4LDKの間取りに適した家族構成
間取りには、1Rから4LDKまで、さまざまな間取りタイプがあります。それぞれの間取りの特徴とオススメの居住者について解説します。
1R:玄関、キッチン、居室が一体となったシンプルな間取りです。一人暮らし向けで家賃が比較的安いという特徴があります。一人暮らしにオススメです。
1K:1Kは、1つの居室とキッチン(K)がある間取りのことです。居室はリビングや寝室としても使用します。
1DK:居室とキッチンスペースが分かれており、ダイニングの機能もあります。カップルや新婚夫婦に向いています。一人暮らし、二人暮らしの方にオススメです。
1LDK:リビングスペースが広く、リビング、ダイニング、キッチンが一体となっているため、広々とした空間が確保できます。一人暮らしはもちろん、二人暮らしやカップルにも適しています。
2DK:1DKよりも1部屋多く、プライベートな空間を確保できるタイプです。2人暮らしやルームシェア向けです。
2LDK:リビングスペースが増え、家族の時間を大切にできるでしょう。二人暮らし、ファミリー、ルームシェア向けの部屋です。
3DK:3部屋あり、子ども部屋としても利用可能です。柔軟な間取りで、家族が成長しても使いやすいでしょう。ファミリー、ルームシェアしたい人向けです。
3LDK:4人家族や2世帯家族向けの間取りです。部屋の使い方が自由で、子どもの成長に合わせて使い分けられるでしょう。ファミリー世帯にオススメです。
4DK:4つの部屋があり、子どもが3人以上いるご家庭やルームシェアに適しています。ファミリー世帯にオススメです。
4LDK:今回紹介する4LDKは、リビングスペースと4部屋の間取りです。2世帯家族や家族での共同生活に適しており、部屋を多目的に使えます。
4LDKのさまざまなタイプ
4LDKにはさまざまなプランがあり、それぞれに特徴があります。それぞれのプランを詳しく解説します。
玄関アクセスタイプ4LDK
廊下側に3つの個室があり、LDKに和室や洋室が1室あるタイプです。占有面積は約85~95m²程度で、LDKと隣接した部屋はさまざまな用途に活用可能です。
オススメのライフスタイル:4人家族が快適に暮らせる間取りです。5人家族の場合は、子供同士で部屋を分けたり、受験生の間を確保するなど柔軟に利用可能です。
リビングアクセスタイプ4LDK
リビングに面した和室と寝室3つがあるタイプです。占有面積は約85~95m²程度で、すべての部屋がバルコニーに接続しており、家族とのコミュニケーションが取りやすいでしょう。
オススメのライフスタイル:4人ファミリーやシェアハウス、将来的に家族が増える夫婦に適しています。
フレキシブルタイプ4LDK
LDKと2つの和室があり、玄関を挟んで2つの個室があるタイプです。部屋の使い方が柔軟で、プライバシー性が高い部屋と開放的な部屋がそれぞれ2つずつある点が特徴的です。
オススメのライフスタイル:2世帯で暮らす、あるいは将来的に子供が独立した場合など、さまざまな家族構成にも対応可能です。
豪邸タイプ4LDK
占有面積が約200m²を超え、25m²のゲストルームもある大豪邸タイプです。2世帯で暮らす際にも気兼ねなく利用でき、バルコニーにはジャグジー風呂もあるタイプです。
オススメのライフスタイル:人数が多いファミリーや2世帯、または広いLDKを望む人々に適しているでしょう。
それぞれのプランには、異なる利点があります。自身のライフスタイルやニーズに合わせて最適なプランを選択することが重要です。
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4LDKを選ぶメリットと注意点
4LDKにするメリット
4LDKの間取りには多くの利点があります。以下では、それぞれの特徴をより詳しく説明します。
将来に備えられる
4LDKの間取りには、家族が成長しても快適に過ごせる広さがあります。大人4人が生活するには充分なスペースがあり、将来的に子供が成長して部屋が必要になっても対応できるでしょう。また、将来的に親と同居する可能性がある場合にも、十分なスペースが確保されているため安心です。このように、4LDKの間取りは将来的な家族構成の変化に柔軟に対応できます。
部屋にバリエーションを持たせられる
4LDKの間取りでは、洋室だけでなく和室も含めたバリエーション豊かな部屋を設けることができます。和室を用意すれば、リラックスした雰囲気を醸し出し、日本の伝統的な文化を楽しむ場としても活用できるでしょう。部屋のバリエーションが豊富なため、家族それぞれの好みや用途に合わせた空間を作れます。
来客用の部屋として使える
4LDKの間取りでは、1部屋を来客用に使うことができます。急な来客があった際にも、ゲストルームを提供できるため、遠くにいる家族や友人の滞在を歓迎できるでしょう。また、来客用の部屋があることで、家族のプライバシーを守りつつも、来客の満足度を高められるでしょう。
収納場所を増やせる
4LDKの住宅には多くの収納スペースがあり、生活を快適にするための収納場所を確保できます。衣類や書類、季節家具などを整理整頓するための収納スペースが豊富であるため、部屋全体がスッキリとした印象を持つでしょう。また、収納場所が増えることで、部屋が散らかりにくくなり、快適な生活空間を維持できます。
趣味や仕事専用の空間がつくれる
4LDKの間取りでは、余った部屋を趣味や仕事のための専用スペースにすることができます。テレワークが増える現代では、自宅での仕事スペースが重要視されています。また、趣味のスペースを持つことでストレス発散や充実した時間を過ごすことも可能です。4LDKの間取りなら、仕事とプライベートを分けて過ごすことができるため、生活の質が向上するかもしれませんね。
以上のように、4LDKの間取りは家族のライフスタイルや将来の変化に柔軟に対応できるだけでなく、快適な生活を送れるような利点があるのです。
注意点
4LDKの間取り設計を成功させるためには、注意が必要なポイントがあります。以下では、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
プライバシーが守られていない設計になることを防ぐ
4LDKの間取りでは、家族のプライバシーを守るために適切な設計が重要です。とくに、リビングや寝室などの主要なスペースは、外部からの視線が気にならないように計画する必要があります。外部との接点が多い場所は、カーテンやブラインドなど、広いがゆえにプライバシーを守るための適切な対策が必要です。
収納が少なくなることを防ぐ
4LDKの間取りにおいて、収納スペースの確保は非常に重要です。家族人数や生活必需品の増加に対応できる充実した収納スペースが必要です。クローゼットや押し入れ、収納棚などを多めに作っておくことで、無駄なスペースを最小限に抑えつつも、必要な物を整理整頓できる環境にしましょう。
リフォームがしにくい構造になるかもしれない
4LDKの間取りを設計する際には、将来のライフスタイルの変化に備えた設計を心掛けることが重要です。例えば、将来的に子供が独立して部屋を使わなくなった場合や、趣味やライフスタイルの変化に伴う部屋の使い方の変更などに対応できるような間取りを考えます。壁や柱の位置、間取りのレイアウトなど、変更が容易な構造を選ぶことがポイントです。
生活しやすい動線ではなかったということを防ぐ
4LDKの間取りでは、家族の生活動線を考慮した設計が求められます。例えば、キッチンからリビングやダイニングへ移動しやすいか、各部屋への移動がスムーズに行えるかなどを検討する必要があります。とくに、水回りや洗濯スペースなど、家事を行う上で頻繁に利用する場所は、使い勝手の良い配置を心掛けることが重要です。
これらのポイントに留意することで、4LDKの間取りをより快適で使いやすい空間にすることができます。
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生活スタイルに合わせた4LDKの活用法
4LDKをオススメしたい人
4LDKの賃貸物件は、さまざまな生活スタイルやニーズに対応できる柔軟性を持っています。以下では、それぞれの人がなぜ4LDKに適しているかについて詳しく解説します。
子供のいるファミリー
4LDKの賃貸物件は、子供が複数いる家族にとって理想的です。子供が成長するにつれて、それぞれが自分の空間を持ちたいという願望が出てきます。このような場合、個々の子供に独自の部屋を提供できるため、子どもの成長に大きなメリットを与えるでしょう。
ルームシェアしたい人
学生や若者、または友人同士が共同生活を始めたい場合、4LDKの賃貸物件は良い選択肢です。各自が個室を持ち、共有スペースを使うことで、自立した生活を送りながら生活コストも節約できます。
書斎や仕事部屋が欲しい人
リモートワークや創造的な活動に取り組む人にとって、4LDKの間取りは有益です。独立した書斎や仕事部屋を持つことで、集中して作業に取り組むことができます。これにより、仕事とプライベートのバランスを保ちながら、より生産性を高めながら仕事をすることができるでしょう。
趣味の部屋が欲しい人
趣味や特定の活動に専念する人々にとって、4LDKの物件は理想的な選択肢かもしれません。リビングや寝室以外に、趣味のスペースやコレクションを展示するスペースを確保することで、ストレスなく趣味を楽しめるでしょう。これにより、休日の充実度の向上やリフレッシュする時間の確保を期待できます。
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まとめ
今回は、4LDKの間取りについて詳しく説明してきました。今回紹介したように、4LDKの賃貸物件は、さまざまな人々のニーズやライフスタイルに合わせられることがわかりました。4LDKに限らず、マイホームの購入を検討する際には、自身の状況や目標に合わせて、適切な間取りを選択することが重要です。それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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