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2024/06/06最終更新⽇時
2024/06/06タワーマンション後悔理由10選!失敗しないための選び方7つ
- 不動産の知識

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「なぜタワーマンション購入後に後悔するのか知りたい」
「購入したいがデメリットが気になる」
といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、タワーマンションを購入して後悔した理由や後悔しないための選ぶ基準、購入するメリットについて解説します。
タワーマンションの購入を検討中の方は必見です。
タワーマンションを購入して後悔した理由10選
タワーマンションを購入して後悔する理由10選をご紹介します。
- 毎月の出費が多い
- 騒音が気になる
- ベランダに洗濯物が干せない
- 荷物を受け取るのが面倒
- エレベーターに乗るまで時間がかかる
- タワーマンション内に階層間の格差が存在する
- 資産価値が下がる可能性がある
- インターネット回線が悪い
- 災害時にすぐに逃げられない
- 子どもが落ちないか不安
それぞれの理由についてくわしく解説します。
毎月の出費が予想以上に高い
タワーマンションを購入して後悔した理由のひとつが、毎月の出費が高い点です。
タワーマンションを購入すると、トレーニングルームやゲストルームといった設備があるため、維持費が高くなります。
また、修繕積立金や管理費、固定資産税なども、通常のマンションより高い傾向です。
一方、賃貸の場合、家賃と管理費のみという物件が多いので、賃貸の方がいい方もいます。
タワーマンションを購入するときは、住宅の購入費用だけでなく、維持費も含めたうえで支払い続けられるか検討しましょう。
騒音問題が気になる
騒音問題がタワーマンション購入後の後悔理由の一つです。
タワーマンションは駅近くにある可能性が高いので、電車の音が原因で眠れない場合もあります。
とくに、1階や2階といった低層階では、騒音が気になり後悔している方もいます。
他にも、タワーマンションの構造は、建物の軽量化に向けて設計されているため、一般的なマンションより音が透過しやすくなります。
そのため、隣の方の音が気になるという方もいます。気になる場合は隣との壁側に家具を置くと、音を軽減できるでしょう。
ベランダに洗濯物を干せない
タワーマンションの購入で後悔した理由のひとつが、ベランダで洗濯物が干せない点です。
タワーマンションの高層階は、強風が吹いているため、洗濯物が干せません。
また、マンションの規約によっては、低層階であっても洗濯物が干せない可能性があります。
しかし、乾燥機付きの洗濯機を設備すれば、それほど困らないことですが、購入すると、ずっと抱える問題になるかもしれません。
そのため、ベランダで干したいという方は、タワーマンションの規約がない物件か、別の物件を検討しましょう。
荷物の受け取りが面倒に感じる
タワーマンションは、エントランスやエレベーター前のインターホンなど、オートロックが複数あるので、荷物の受け取りに時間がかかります。
また、同じマンション内の配達が先だと、来るまでに時間がかかる可能性もあります。
そのため、タワーマンションは荷物を受け取るのが面倒に感じるというのがデメリットのひとつです。
エレベーター待ちで時間がかかる
タワーマンションは一般的なマンションに比べ、階数が多いため、エレベーターに乗れるまでの時間を考えて家を出るのが重要です。
また、別の階から乗ってくる方がいるとエレベーターは停止するので、自分の住んでる階に着くまで時間がかかります。
とくに、通勤で混み合う時間帯や休日は外に出るまで時間がかかるため、タワーマンションの購入を後悔したという方もいます。
タワーマンションを購入すると、簡単には引越しができないので、事前に確認しておきたいポイントのひとつです。
タワーマンション内での格差やカースト
タワーマンションを購入して後悔した理由のひとつが、タワーマンション内にカーストがあるということです。
タワーマンション内では、階層が高いとステータスも高いと考えている方が、少なくありません。
また、低階層に住んでいる方の中には、エレベーターのボタンを押すときに格差を感じる方もいます。
結果、タワーマンションを購入したが、格差を感じて、住み心地が悪いという方もいます。
そのため、タワーマンション内でのヒエラルキーも視野に入れましょう。
資産価値が下がるリスクがある
タワーマンションは、一戸建てに比べて資産価値が下がる可能性が高くなります。
なぜなら、タワーマンションの資産価値は、ほとんどが建物の価値で、古くなれば基本的に下がっていくからです。
一方、一戸建ての場合は、基本的に価値が落ちにくい土地の割合が高いため、トータルするとタワーマンションより資産価値が下がりづらいです。
そのため、購入する場合は周辺の環境や立地で先のことまで考えてから選ぶ必要があります。
インターネット回線の遅延が問題
タワーマンションを購入して後悔した理由のひとつが、インターネット回線が遅い点です。
マンションはインターネットの回線が建物ごとに繋がっているケースが多いので、部屋数が多いタワーマンションでは回線が遅れることがあります。
また、高速インターネットを導入している物件であっても、主回線からの距離が離れているので、回線速度が遅くなったと思う方もいます。
回線速度にこだわりがある方は、事前に調べておかないと後悔する原因になるので注意しましょう。
災害時に避難が難しい
タワーマンションを購入して後悔した理由のひとつが、災害時に素早く避難できない点です。
タワーマンションは、地震や火災などの影響でエレベーターが停止した場合、高層階からでも階段で避難するか、復旧するまで残る方法しかありません。
低層階マンションでは自力で1階まで避難できますが、タワーマンションの場合、若い方であっても1階に行くまで時間がかかります。
そのため、タワーマンションの高層階に住むと、災害時の不安がある方もいます。
子どもが落ちないか不安
子どもが落下しないか不安で、タワーマンションの購入を後悔した方もいます。
タワーマンションの高層階では、小さいお子さんがいる家庭は、窓を開けたりベランダに出たりするのが危なくてできないという方が少なくありません。
また、子どもは高所が危ない場所とわかっていないケースもあるため、ベランダに入るときは、踏み台になりそうなものは置かないなどの工夫が必要となるでしょう。
タワーマンションを購入する際に後悔しないための7つの選び方
タワーマンションの購入で後悔しないための選ぶ基準7選は以下のとおりです。
- 複数の物件を見学する
- ランニングコストを考えたうえで余裕のある物件にする
- マンションの口コミを見る
- 自分にとって賃貸よりメリットが多いか検討する
- タワーマンションの価値が落ちづらい物件にする
- 数年後の生活を考えて階層を検討する
- 専門家に相談する
注意点について解説しますので確認しましょう。
物件を複数見学して慎重に選ぶ
タワーマンションの購入で後悔しないために、複数の物件を見学するのが重要です。
多くの物件を見学すると、同じエリアの相場や物件のデメリットを把握しやすくなるからです。
また、自分が物件選びで必要な要素を新たに発見できる可能性もあります。
そのため、少なくとも3カ所以上は物件の見学に行きましょう。
ランニングコストを計算して予算に余裕を持たせる
ランニングコストを考えたうえでタワーマンションを購入しないと、生活が苦しくなる可能性があります。
タワーマンションの購入費以外にも、固定資産税や修繕積立金、共用施設の使用費用などのランニングコストがかかります。
そのため、ランニングコストを考えたうえで、返済ができる物件を選ぶのが、タワーマンションの購入で後悔しないためのポイントです。
他の住民の口コミや評判を確認する
「近くの公園まで遠いから不便」「騒音がうるさい」など、実際に住んでいる方しかわからないデメリットがたくさんあります。
また、マンションの口コミから物件内の様子や、どんな特徴がある物件なのかわかります。
そのため、住んでいる方がいるタワーマンションは、口コミを見るのが重要といえるでしょう。
賃貸よりも自分にとってのメリットが大きいか見極める
自分にとって賃貸よりメリットが多いか検討するのも、タワーマンションを購入して後悔しないためのポイントです。
たとえば、マンション内に託児所があったとしても、利用するのは一時的なものです。
この場合、一時的にしか利用しない託児所があるマンションより、自分が半永久的に使えるサービスがあるマンションを購入した方が、メリットが多い可能性があります。
そのため、一生住もうと考えていない場合は、賃貸の方がいいといえるでしょう。
価値が下がりにくい物件を選ぶ
タワーマンションの価値が落ちづらい物件を購入すれば、マンションに対しての不満があっても売ればいいので、後悔する可能性を下げられます。
このときに重要なポイントは立地で、マンションの価格に大きく影響します。
正直、立地がいいタワーマンションは入居希望者も多いので、賃貸で貸し出しても回収できるため、リスクを抑えられます。
一方、将来人口が減りそうなエリアは、スラム化がより深刻化していく可能性があります。
長期的に住むことを考えた階層選び
タワーマンションの購入で後悔しないためのポイントのひとつが、数年後の生活を考えて階層を検討する点です。
高層階と低層階には、それぞれデメリットがあるからです。
高層階のデメリットは、「外に出るまで時間がかかる」「エレベーターが停止したら動けない」「家賃が高い」などがあげられます。
一方、低層階のデメリットは、「外から部屋の中が見える」「タワーマンションの格差を感じる」などです。
高層階は景色で選ぶ方もいますが、20年後でも魅力的であるか、先のことを考える必要があるでしょう。
不動産の専門家に相談する
一般の方ではわからない観点がある専門家に相談するのも、タワーマンションを購入するときに後悔しないための基準のひとつです。
ただし、ある一定のタワーマンションしか扱っていない企業に相談しても、他の物件がわからない場合もあります。
そのため、多くのタワーマンションを扱っている企業に相談しましょう。
タワーマンションの購入で得られるメリット
タワーマンションを購入するメリットは以下のとおりです。
- セキュリティのレベルが高い
- 共用施設が充実している
- タワーマンション周辺は利便性が高い
ここまでタワーマンションを購入するデメリットを中心に解説してますが、メリットも把握してから購入や売却を検討しましょう。
高いセキュリティと防犯性
タワーマンションは犯罪対策で、高いレベルのセキュリティシステムが導入されています。
具体的には、オートロックシステムや防犯カメラ、モニターがついてるインターホンなどです。
また、24時間体制で管理人がいる物件もあり、サポートを受けられます。
共用施設が充実している
タワーマンションは、共用施設が充実しているメリットがあります。
たとえば、来客が来たときに使えるゲストルームや運動できるジム、子どもを遊ばせられるキッズルームなどです。
また、普段の生活で役立つ、いつでもゴミを捨てられるごみ置き場や、宅配ボックスなど、便利な仕組みが豊富です。
利便性の高い立地が魅力
タワーマンションは、駅の近くに建設される場合が多く、利便性が高いといえます。
駅の近くにあるので、通勤や通学がしやすいメリットがあります。ただし、タワーマンションは高層階では、外に出るまでに時間がかかることもあるので時間に余裕をもつのが重要です。
他にも、雨や雪といった天候に左右されない、駅から直結のタワーマンションもあります。
10年後を見据えてタワーマンションを選ぶためのアドバイス
本記事では、タワーマンションの購入で後悔した理由や選ぶ基準について解説しました。
タワーマンションの購入で後悔しないためにも、以下の選ぶ基準を参考にすれば、失敗しづらくなります。
- 複数の物件を見学する
- ランニングコストを考えたうえで余裕のある物件にする
- マンションの口コミを見る
- 自分にとって賃貸よりメリットが多いか検討する
- タワーマンションの価値が落ちづらい物件にする
- 数年後の生活を考えて階層を検討する
- 専門家に相談する
タワーマンションのイメージとは、離れている可能性もあるので、購入の際は、しっかり検討しましょう。