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2023/10/04【住み替えの流れを徹底解説】不動産売却でスムーズに引っ越す方法
- 不動産買取
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-資格-
宅建士、不動産コンサルティングマスター、FP2級、定借プランナーR、認定空き家再生診断士
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-経歴-
株式会社MDIにて土地活用の提案営業に従事
東洋プロパティ㈱にて不動産鑑定事務に従事
株式会社リアルエステートにて不動産買取再販事業に従事
リースバック、買取再販、借地底地、共有持分、立退き案件を手がける

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Contents
住み替えの基本とは?不動産買取を活用した方法を解説
みなさんは不動産の住み替えについて聞いたことはありますか。不動産を売却して住み替えることはできるのでしょうか。また、住み替えとはどのような流れで行われるのでしょうか。今回は住み替えについて説明していきます。
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「住み替え」の意味と選ばれる理由
住み替えとは住居を変えることを指します。住み替えには、賃貸物件から別の賃貸物件へ、賃貸物件から自宅に移る場合や、持ち家を売却して新たなマイホームを購入するパターンなどがあります。このように住居を変えることを住み替えといいます。つまりこれまで住んでいた物件を売却し、新たな物件を購入、または賃貸しないと住み替えとは呼ばれません。例えば、実家へ戻るような場合は購入も賃貸も行わないので住み替えではなく、ただの引っ越しとなります。
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住み替えはどのタイミングで行われるのか?ライフイベント別に解説
家を住み替えるタイミングとしては、ライフイベントが影響することが一般的です。例えば、就職や転職、退職などの仕事の都合や、結婚、出産などのプライベートな理由で住み替えを行うケースが多いです。他にも、さらに住みやすい住居を追求して住み替えを行う人もいます。このようにさまざまな理由で住み替えは行われています。
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不動産売却後に住み替えは可能?実現するためのステップ
結論として、不動産を売却して住み替えることは可能です。住み替えには「売り先行」と「買い先行」の二種類があります。それぞれについて説明していきます。
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売り先行で住み替え:売却してから新居購入のメリット・デメリット
売り先行の住み替えとは、先に現在の住居を売却してから新居を購入する方法です。この方法には、メリットとデメリットがそれぞれあります。それらについて順を追って説明していきます。
売り先行の流れとポイント
売り先行で住み替えを行う場合、まず現在の住居を売却する手続きを開始します。不動産業者に査定を依頼し、複数の業者から選定します。業者が決定したら、媒介契約を結んで本格的な売却活動を進めます。不動産の買い手を探すために売却活動をします。この頃、新居探しを始めます。いくつかの不動産は実際に見学しに行ったりもしましょう。
持ち家の売却先が見つかったら、買い手と売買契約を結びます。家を引き渡し、このタイミングで家の代金を受け取ります。その資金も元にして新居を決定します。入居の準備を始めますが、家は売却してしまったので、新居が間に合わなければ仮の住まいに引越しをします。もちろん、タイミングがうまくいけば仮住まいを経由せずに済むこともあります。
次は新居の購入手続きを行います。売買契約を結び、代金を支払ったら、新居へ引っ越します。これが売り先行の流れです。
売り先行のメリット1: 資金計画が立てやすい
売り先行のメリットの一つは、資金計画が立てやすいことです。新居を購入する前に現在の家を売却しているため、売却額や売却時期に気を取られずに新居探しができ、資金面での不安が減少します。さらに、新居の資金を家の売却代金から確保できるので、予算に余裕を持って新居探しができます。
売り先行のメリット2: 不動産の魅力を直接伝えられる
売り先行では今の家に住みながら売却活動をすることになります。そのため、内覧に立ち会って購入希望者に自分で不動産の魅力を説明する機会があるのです。日当たりの良さや交通アクセス、近くのショッピングセンターについてなどは実際に住んでいた人から聞くととても説得力があります。その不動産に住んだ場合のイメージがつきやすくなるため購入に繋がりやすいです。内覧に対応するときにはチラシには載っていないような不動産の情報を伝えてあげるとわかりやすいでしょう。
売り先行のデメリット1: 仮住まいが必要になる場合
売り先行の場合、新居が見つかるまでの間、仮住まいを借りる必要が生じることがあります。例えば、売却後に新居が決まらなければ、仮住まいとして賃貸物件を借りることになります。どこに住むかを探して、契約などの手続きをする必要があります。 新居を早いうちに探さないと長い間仮住まいの部屋に住まなくてはならなくなってしまうので、新居は早めに探すとよいでしょう。
売り先行のデメリット2: 2回引っ越しが発生する可能性
仮住まいを経由すると、引っ越しが2回必要になる場合があります。最初に現在の住居から仮住まいへ引っ越し、その後、新居に移ることになります。これにより、引っ越しの費用や手間が増えることになります。そうすると費用の面でも時間の面でも余計にかかってしまいます。荷物の量を減らすなどして引っ越しの手間を軽減させるとよいでしょう。
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買い先行で住み替え:先に新居購入する方法とその注意点
買い先行とは、先に新居を購入してから現在の住居を売る方法です。ここからは売り先行のメリットとデメリットについて見ていきましょう。
買い先行の流れとは?
まずは買い先行の流れについてご説明します。住み替えの検討に入ったら物件探しをします。不動産業者をめぐったり、実際に物件の見学に行ったりします。それと同時期に自宅の売却手続きも始めます。不動産業者と契約を交わして売却活動を始めます。またそれと同時に、新しく買う住居の売買契約を締結します。新居への入居の準備と代金の支払いを行います。もし支払いが困難な場合はローンを組むことも可能です。このように買い先行では売却よりも先に新居の購入が完了するのです。
売却活動によって買い手が決まったら、契約手続きをして家の代金を受け取ります。そして売った物件を引き渡し、住み替えが完了します。買い先行の場合の住み替えはこのような順番で進んでいきます。
買い先行のメリット1: 時間をかけて理想の住まいを探せる
それでは、買い先行のメリットについてご紹介します。
買い先行のメリットは、現在の住居に住みながらじっくりと新居を探せる点です。売り先行のように仮住まいでの生活を避けられるため、焦ることなく理想的な新居を見つけることができます。しかし買い先行では現在の家から直接引っ越すことになるため、本当に住みたい住居が見つかるまで物件探しができます。
買い先行のメリット2: 引っ越しが1回で済む
買い先行の場合、現在の家を売却せずに新居を先に購入するため、引っ越しが1回で済むことが大きなメリットです。これにより、引っ越しの手間や費用を大幅に削減できます。今の家から新居に直接引っ越すことができるので引っ越しが1回だけで済みます。引っ越しが2回必要になってくると時間も費用もかかってしまうので、その必要がないというのは買い先行のメリットだといえます。
買い先行のデメリット1: 新居の費用調達が必要
買い先行のデメリットとしては、現在の家の売却金に頼らずに新居の費用を用意しなくてはならないという点があります。売り先行であれば持ち家を売却した資金を利用して新居を購入することができます。しかし、買い先行ではそれができないため、資金に余裕がない状態で新居探しをすることになってしまいます。そのために、希望の物件が見つかっても費用の面で購入できなくなってしまう可能性があります。
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住み替えの決定はどちらが最適?売り先行と買い先行を比較
売り先行が向いている人
これまで買い先行と売り先行のメリット、デメリットについて見てきました。住み替えを行う際には、実際のところ買い先行と売り先行のどちらを選べばよいのでしょうか。売り先行の方がよいのは、資金面で不安がある場合です。それは、先に不動産を売却しておけば資金に余裕を持って新居探しができるからです。先に持ち家を売却すれば売却して得た代金を新居の購入資金に充てることができるので、予算を増やした状態で物件探しができます。しかし、その分仮住まいの住居を用意しなければならなかったり。二度の引っ越しが必要になったりすることがあります。そのため、売り先行の方がかかる費用が少ないとは必ずしも言い切れません。どのような費用がかかるのかよく検討してから選びましょう。
もし資金に余裕があるのであれば、新居の購入費用の調達に焦る必要はないので、売り先行でも構いません。
買い先行が向いている人
新居探しをじっくり行いたい場合は買い先行が最適です。買い先行では現在の住居に住み続けながら新居を選べるため、焦らずに理想の物件を見つけることができます。本当に気に入った物件が見つかるまで時間をかけて新居を探すことができます。しかし、もちろん売り先行でも自分に合った不動産を見つけるまで新居探しをすることは可能です。つまり、売り先行と買い先行はどちらかでなくてはならないというわけではないのです。自分がより優先したい点に合う方法を選べばよいでしょう。
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住み替えを成功させるための最終的なポイントまとめ
今回は、不動産を売却して住み替えすることはできるのか、またその流れなどを説明してきました。不動産を売却して住み替えることは可能です。その方法としては、買い先行と売り先行という二つがあります。買い先行とは今の持ち家を売却するよりも先に新居を購入してしまう方法で、売り先行とは新居を購入するよりも先に今の持ち家を売却する方法です。新居を購入するための資金に不安がある場合には売り先行がおすすめですが、資金が十分に用意できるのであれば売り先行でも買い先行でもよいでしょう。また、じっくりと新居探しをしたい場合は買い先行がおすすめです。自分の優先事項は資金調達なのか新居探しなのかをよく考えてから住み替えに臨む必要があるといえそうです。
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