静岡県 静岡市 清水区 不動産売却時に知っておくべき情報について徹底解説!
今回は静岡県静岡市清水区についてご紹介します。静岡市清水区にお住まいの方で、リースバックを考えている方は、清水区についての情報はもちろん、現在のリースバック価格の相場や今後の市の動向にも注意して着目する必要があります。
今回は数値などを具体的に出しながら清水区の特徴をご説明し、今、リースバックをすべき理由を述べたいと思います。売却をご検討の方はぜひ最後までお読みください。
Contents
静岡県 静岡市の概要(背景)
まず静岡市の概要についてご説明しますが、市全体が温暖な気候に恵まれていることから農業が盛んなだけでなく、古くから今川氏や大御所時代の徳川家康公の城下町として独自の文化や産業を築き上げてきた街になります。
日本の中枢都市として、有名なところで言うと 「お茶」「桜えび」「プラスチックモデル」など多種多様な特産物を生み出しています。
歴史の授業でも学ぶ登呂遺跡や、久能山東照宮などの歴史的遺跡と建造物は、国の大切な財産となっています。
特に今回ご紹介する「静岡市清水区」は、東海道の宿場町として栄えてきた地域です。清水区について詳しくご紹介するために、まずは区のイメージカラーとサブエレメントについて記載します。
イメージカラー
清水区のイメージカラーは「アクアブルー」です。
「清水港・みなと色彩計画」のシンボルカラーにもなっています。国際海洋文化の拠点であり、暖かい人の交流があり、 世界に広がっていく清水区にふさわしい色として選定されました。明るい青は、透明性、落ち着き、 知的、広がり、さわやかさ、清潔、美しさ、信念を連想する色とされています。
*参考清水区HP
数値情報(人口、病院数、コンビニ数、学校数)
清水区の現在の数値情報を見ていきたいと思います。
人口 ※令和2年2月末時点
総人口 235,285人となっています。
同市内の葵区よりも多い人口となっています。
*参考清水区HPより
病院数
清水区には一般診療所が計136ヶ所あります。
内科系診療所が80ヶ所、外科系診療所が40ヶ所、小児科系診療所が18ヶ所、産婦人科系診療所が6ヶ所存在しています。また歯科系は97ヶ所あります。全体的に人口10万人あたり施設数の全国平均と比較すると、平均数を下回っているのですが、近隣には医療機関が十分にある葵区などもありますので、医療環境に関して困ることは少ないと言えるでしょう。
そして清水区は薬局の数が多いので、いざという時にも心配無用な安心した生活を送ることができます。
コンビニ数
静岡県内のコンビニ数ランキングで清水区は43位中3位となっています。
コンビニ数は108ヶ所であり、同市内の葵区に次いで3位にランクインしています。まず生活していく上で困ることはないと言えるでしょう。
学校数
以下の数値は清水区のみではなく、静岡市全体ですがご紹介します。
- 公立幼稚園は1園、私立幼稚園は30園あります。幼稚園園児数は3,817人です。
- 小学校は90校あり、32,736人の生徒が在籍しています。
- 中学校は57校あり、17,987人の生徒が在籍しています。
- 高校は27校あり、18,893人の生徒が在籍しています。
静岡市の高校に通う高校3年生の現役大学進学率は、59.9%となっており半数以上が進学する状態となっています。
*参考https://www.seikatsu-guide.com/info/22/22100/5/
以上、静岡県静岡市清水区においてはコンビニ・病院・学校数は十分すぎるほど揃っていると言えます。
静岡市清水区の魅力について
現在、清水港では新興津コンテナターミナルの整備が進められています。
今後も『中部横断自動車道』や『新東名高速道路』の整備が促進されることにより、国際グローバルな物流経済拠点として更なる発展が期待されています。
開発
現在JR清水駅を中心とした市街地開発や『清水港ビジョン』に基づく施策が進められています。かつてより国際海洋文化都市として発展してきた清水区ですが、その名にふさわしい基盤が整いつつあります。富士山を望む港まちとして、活力と賑わいの創出を目指し続けている勢いのある地位です。
観光
羽衣伝説で知られる『三保の松原』、『日本平』や『薩埵(さった)峠』から望む富士山は絶景となっています。
さらに『船越堤公園』や『御殿山』などは桜の名所となっています。
産業
お茶やみかんの生産が特産品です。日本でも有数なバラの生産地でもあります。
水揚げ日本一を誇る冷凍マグロ、駿河湾で獲れるシラスや桜えびなどの海産物は、海の幸に恵まれた清水区ならではの味として親しまれています。
文化
サッカースポーツ少年団の発祥地であり、Jリーグ発足時に旧清水市が『清水エスパルス』のホームタウンでもあったことから、サッカーをはじめとする様々なスポーツ・レクリエーションが推奨されています。
毎年8月に開催される『清水みなと祭り』は、約2万人が“港かっぽれ”を踊り、1万発の花火が夜空を彩る、まさに清水区の夏を象徴するイベントとなっています。このみなと祭りは静岡市民はもちろんのこと、市外や県外からも多くの人が訪れる夏の風物詩です。
以上のように、清水区は同市内の葵区や駿河区とはまた異なった顔を持つ区域となっていることがわかりました。静岡市といっても、地域によって歩んできた歴史や現在目指している地域像が異なる点は、非常に興味深いですね。
静岡市の移住支援について
静岡市では、市内への移住・定住の促進のために、東京圏から静岡市に移住して、就業または起業した方に対し、最大100万円(加算される場合あり)を支給する「静岡市移住・就業補助金」が、令和元年度より開始されていました。単身の場合は60万円の支給となっています。
しかし令和4年度6月22日時点において、予算に達したため受付終了されています。来年度も移住支援が実行される可能性があるので、都内から静岡市への移住を考えている方は要チェックが必要です。
条件としては
- 移住する直前の10年間のうち通算5年以上、かつ、移住する直前に連続して1年以上、「東京23区内に在住していたこと」
- 移住する直前の10年間のうち通算5年以上、かつ、移住する直前に連続して1年以上、「東京圏のうちの条件不利地域以外の地域に在住し、東京23区内へ通勤をしていたこと」 ※東京23区内の大学等に通学し、東京23区内の企業等に就職した方は、通学期間も上記期間に加算可能となっています。
- 静岡市に移住後5年以上継続して居住の意思があること
以上のように、細かな条件がありますので来年度も要確認が必要です。
まとめ リースバックについて
今回は静岡県静岡市清水区をご紹介しました。清水区は静岡市の中でも水産業が盛んな街であり、海洋文化都市としての顔を現在も持ち続けている街です。
もちろん富士山が見える街として観光業も盛んであり、歴史的な観光地も複数有しています。宿場町として栄えた歴史を持つ清水区ですが、現在もその面影を残す「由比本陣公園」などは、歴史好きの方からすると一度は訪れたい場所ではないでしょうか。
現在静岡市清水区における一戸建てのリースバック価格相場は、2,044万円となっています。現在、静岡市清水区における戸建の売却相場価格は下落しており、土地購入のニーズが低くなっています。取引件数も減少しているので、売却に際して競合が少ないという点もポイントとなっており、不動産購入の需要がこれ以上減少する前に売却すべきでしょう。
前述したとおり、静岡市では移住に関する支援も行っており、移住者にとってメリットとなるプランが用意されています。静岡市清水区におけるリースバック相場は、県内では2位の売却値となっています。現在相場が下落しているものの、県内の他地域と比べると静岡市内の物件は、非常に高く売却することが可能です。
さらにリースバック相場価格が下落しているだけでなく、競合も少なくなっているので、今が一番の売却チャンスかもしれません。この記事が、静岡市清水区において売却について具体的なアクションを起こす一歩になると幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
*参考リースバック相場価格