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投稿⽇時

2023/10/10

最終更新⽇時

2023/10/10

群馬県太田市の特徴について紹介!街の住みやすさや家賃相場は?

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群馬県太田市はどのような街なのか?

みなさんは群馬県太田市についてどれくらい知っていますか。群馬県というと、草津温泉や伊香保温泉など、温泉郷のイメージがある人も多いかもしれません。太田市にも温泉がありますが、それだけではありません。実は、太田市は群馬県の中でも住みやすい街だと言われています。今回は、太田市の魅力や住みやすさについて紹介していきます。

太田市の概要

まずは、太田市の概要について紹介します。太田市は群馬県の中でも南部にある市です。市の歴史は平成17年にまで遡ります。太田市や藪塚本町などいくつかの市が合併して、現在の形になりました。面積は約175平方キロメートルで、これは群馬県の面積の約3%です。太田市の面積は群馬県の中でも3番目に大きいです。太田市は群馬県の南に位置し、東側は大泉町や邑楽町と、西側は伊勢崎市と接しています。さらに、栃木県や埼玉県とも接しています。太田市の標高は30mから110mと、平坦な場所が多いです。しかし、市内には金山という標高239mの山や八王子丘陵があり、平坦な土地ばかりではありません。さらに、利根川や渡良瀬川といった河川が流れており、自然豊かな環境が広がっています。気候は一年を通して温暖で、平均気温は15度くらいです。比較的晴天に恵まれる日が多いですが、夏には雷雨が、冬には北西の季節風が発生します。

太田市の観光スポット

太田市の観光地と言ったらみなさんは何を思い浮かべますか。太田市には、魅力的なスポットがたくさんあります。ここでは、太田市を訪れたらぜひ行きたい観光スポットを紹介していきます。

ぐんまこどもの国

まずおすすめなのが、「ぐんまこどもの国」です。ぐんまこどもの国とは、自然の中でアトラクションを楽しめる都市公園です。18.7ヘクタールもの広さを誇る敷地の中で、滑り台やボブスレーなど、たくさんの遊具で遊ぶことができます。1日では遊びきれないほど充実している人気の観光スポットです。家族、恋人、友達など、誰と行っても楽しむことができます。公園の中にはレストランがありますが、おすすめなのは芝生の上でピクニックをすることです。都会ではなかなかできない、自然と触れ合う経験ができます。

藪塚温泉郷

群馬県といえば温泉をイメージする人が多いかもしれませんが、太田の温泉といえば、「藪塚温泉郷」が有名です。この温泉は湯量が圧倒的に多いことで知られています。なんと、温泉が1000年以上も絶えずに湧き出しているのです。この温泉の水は無色透明でサラっとしているのが特徴で、男性にも女性にも嬉しい水質です。肌を美しくしてくれたり、肝機能の働きを活発化させたりといった効能があります。さらに、藪塚温泉郷はかつて新田義貞が鎌倉を攻めた際に、負傷した兵士たちを療養させるのに利用したと言われており、「新田義貞の隠し湯」としても親しまれています。藪塚温泉郷自体が大規模で栄えているというわけではありませんが、周辺には小さな宿が立ち並んでおり、よい雰囲気を創り出しています。温泉郷の辺りは自然が豊かで、訪れる観光客を癒してくれること間違いなしです。また、温泉の他にも、「三日月村」や「スネークセンター」といった観光地があるので、時間に余裕がある場合は足を伸ばしてみてください。

三日月村

「三日月村」とは、江戸時代の村が再現されたテーマパークです。行けばまるでタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができます。中では現代の通貨では買い物ができず、寛永通宝を利用しないといけません。そのため、出入り口の両替所で両替する必要があります。

実は、三日月村とは、笹沢左保という作家が書いた作品「木枯し紋次郎」の舞台が再現されたテーマパークとなっています。この作品は、1972年にテレビで放映されたことをきっかけに有名になりました。

三日月村では、火の見やぐらや水車小屋など、江戸時代を感じさせるものが再現されており、街並みを見ながら歩くだけでもワクワクします。「木枯し紋次郎」を知らない人でも、子どもから大人まで誰もが楽しめる、太田市の人気の観光名所です。

ジャパンスネークセンター

太田市には、「ジャパンスネークセンター」というものがあります。ここでは、さまざまな種類のヘビを飼育しています。飼育されているヘビを見たり、資料館でヘビについて学んだり、毒蛇の採毒実験を見たりすることができます。さらに、ヘビと記念撮影したり、ヘビ料理を食べたりといった珍しいイベントも体験できます。普段はなかなかできないような体験をしたいという人におすすめです。

太田市の住みやすさ

続いて、太田市は住みやすい街なのかどうかについて説明していきます。実は太田市は、東洋経済新報社調べの「住みよさランキング」で2008年から10年連続で県内一位をとっていたことがあるほど、住み心地のよい街なのです。なぜ太田市が住みよさランキングで一位になったのか、その理由を探っていきましょう。

交通の便がよい

太田市は交通の便がよいです。太田市には東武鉄道が通っています。主要な駅は太田駅です。この駅は東武スカイツリーラインとつながっているので、浅草まで乗り換えなしで行くことができます。特急列車を使えば、その所要時間は1時間ほどです。さらに、太田市では車の移動もしやすいように整備されています。北関東自動車道を利用すれば、西の方面には前橋市、東の方面には埼玉県へアクセスできます。このように、都心へ出やすいというのは住むうえでとても魅力的です。太田市は、関東の中で、都心へ通勤、通学する人にとってのベッドタウンとして人気です。太田市は関東の北部にあるので都心へ出にくいイメージを持つ人も多いかもしれませんが、首都圏へも比較的簡単にアクセスできるのです。これは、「住みよさランキング」で一位を撮り続けられた理由の一つでもあるでしょう。

子育てしやすい

太田市は子育てしやすい街です。いくつかの子育て支援策や助成金制度があります。例えば、第2子まで不妊治療を支援してもらえたり、第3子以降だと出産祝い金をもらえたりします。このように、太田市は少子化対策に積極的に取り組んでいるのです。さらに、第3子以降は出産祝い金を支給されるだけではなく、保育料も無料になります。このような制度があるので、特に子どもが多い世帯には助かることでしょう。加えて、太田市では待機児童問題にも対策を行っています。その結果、なんと太田市では待機児童の人数が0人です。このように、太田市には安心して子育てできる環境が整っています。

中古住宅の相場価格

住宅の相場

続いて、太田市の中古住宅の価格相場について紹介します。住みよさランキングで一位をとった太田市なら、住宅需要が高く、相場が上がってしまうのでしょうか。

まず、太田市にはどのような物件があるのかというと、物件の平均築年数は13.9 年、駅からの所要時間は平均すると23分です。また、土地面積は平均で98坪、延床面積は平均47.4坪となっています。それでは、太田市で一戸建ての中古住宅を購入しようとした場合、いくら必要になるのでしょうか。太田市における一戸建て住宅の価格の相場は、1坪あたり58.5万円です。太田市では、持ち家率が高いのも特徴的です。太田市の持ち家率は約67%であるのに対して、東京は約45%です。また、家賃の相場は42,000万円で、これは東京の相場である78,000円と比較するとかなりお得です。これらのことからも、太田市は暮らしやすいということがわかります。

近年の住宅取引の特徴

太田市では、近年どのような物件の売買が多いのでしょうか。近年の傾向としては、駅から近い物件や、ファミリー向けの物件の取引が多いです。反対に、駅からの距離が徒歩 で20 分以上かかるような物件や、延床面積が大きすぎたり小さすぎたりする物件はあまり売買が成立していません。

実は、太田市の中古住宅の価格相場は増加傾向にあります。価格が上昇していることの一因は、建築されてから3年未満しか経っていない、新築と同様の物件数が増加したことだと考えられています。反対に、マイナスなことも起こっています。築年数が40年を超えている物件が増加していることや、駅からの所要時間が徒歩 6分未満という立地のよい場所に位置している物件の減少などが挙げられます。

まとめ

今回は、群馬県太田市の概要やおすすめの観光地、住みやすさなどについて紹介してきました。太田市は群馬県の南部に位置する、自然豊かな街です。都心からは離れているように感じるけれど、東武鉄道に加えて北関東自動車道や関越自動車道、東北自動車道といった交通手段があり、都会へのアクセスも充実しています。そのため、都会へのアクセスは捨て難いけれど、自然豊かな環境でのびのびと生活したいという人には太田市はピッタリです。住みよさランキングで群馬県の中で一位を獲得したことからも、太田市の住みやすさがわかります。「自然豊かな環境で生活したい」、「家賃の負担を下げたい」、「都会へ出やすいところに住みたい」という人には、群馬県太田市がおすすめです。