【必見】大阪市旭区とはどのような街?リースバックの現状とは?

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大阪市旭区とはどのようなところなのか?
みなさんは大阪市旭区について知っていますか。そもそも旭区はどこにあるのかというと、大阪市の中でも北東に位置しています。旭区に隣接している区は、東淀川区、都島区、城東区、鶴見区の4つです。北側には淀川が流れていることからもわかる通り、旭区では自然を堪能することができます。城北公園には菖蒲園があり、他にも淀川河川敷や旭公園など、自然を感じられる名所が数多くあります。このように、旭区は大阪市として発展している一方で、自然も味わえるのが魅力の一つなのです。それでは、大阪市旭区に住むとしたら便利な生活が送れるのでしょうか。今回は大阪市旭区の特徴について紹介し、もし旭区にある不動産を売却するとしたらいくらで売れるのかについて説明していきます。
旭区の人口推移は?
まずは、旭区の人口推移について説明します。旭区の人口は約91,000人で、世帯数は44,000世帯です(平成29年12月1日時点)。実は、旭区の人口は昭和 35 年から減少の一途を辿っているのです。ピーク時の人口は約14万3千人でしたが、それ以降は数千人ずつ減少し続けています。また、旭区は人口に占める高齢者の割合が高いという特徴があります。高齢者の割合は昭和55年から増加しており、平成27年の時点では29.4%にまで上昇しているのです。また、大阪市の他の区と比べても高齢者の割合が高いです。平成27年には、大阪市の高齢者の割合が22.7%であったのに対して、旭区の高齢者の割合は29.4%と、大阪市の中でも高齢者の人口が多いということがわかります。一方で出生数は減少傾向にあるので、旭区は典型的な少子高齢化が進んでいる区だといえます。
そのような中で、旭区は地域コミュニティ関連施設を充実させる取り組みをおこなっています。また、旧京街道や江野川筋遊歩道を整備したり、旭スポーツセンターや区民センター、芸術創造館などを創設したりしているのです。特に、高齢化の進行を受けて、在宅サービスセンターが設立されました。これによって保健福祉サービスが広く、手厚く供給されることになるでしょう。このように、旭区ではよりよい街づくりのための取り組みがたくさん行われているのです。
旭区の交通アクセスは?
生活していくうえでは、やはり交通アクセスのよさは欠かせません。毎日の通勤・通学のことを考えると、交通アクセスがよい場所に住んだ方がよいでしょう。都心への出やすさ、使える路線の多さ、バスや電車が来る頻度は重要な検討要素になります。旭区の交通アクセスは比較的よい方だといえます。旭区では、電車は大阪市営地下鉄谷町線、京阪電気鉄道京阪本線、今里筋線の三線を利用することができます。これらを使えば都心へも簡単にアクセスできます。例えば、京阪電気鉄道京阪本線に乗れば大阪の都心部である京橋駅や天満橋駅などにも出やすいです。これらに加えて、大阪外環状線鉄道という線が整備されており、南北方向の移動を万里にしてくれます。
さらに、旭区は電車だけではなく、道路交通網も充実しています。代表的なものとしては、例えば、淀川に架かっている「菅原城北大橋」という橋があり、東淀川区と旭区を結んでいます。また、菅原城北大橋の東の方には「豊里大橋」があり、この橋も菅原城北大橋と同じく東淀川区と旭区を繋いでいます。
このように、旭区は交通アクセスの面ではとても住みやすい街だといえるでしょう。
大阪市旭区といえばコレ!
みなさんは旭区といえば何が思い浮かびますか?旭区にはいくつかの有名なスポットがあります。ここでは、その代表例として大宮神社、城北公園、千林商店街を紹介していきます。
「大宮神社」
大宮神社は大阪市旭区を代表する神社です。その歴史は古く、源義経や豊臣秀吉などが建立に携わったと言われています。大宮神社にお参りすると、厄除祈願や鬼門守護、家内安全、商売繁盛などのご利益があると有名です。この神社では、一年に3回、1月と7月と10月に祭りが開かれています。出店がたくさんあり、多くの地元の人で賑わいます。3回の中でも1月に開催される「大宮えびす祭」は特に人気があります。春の時期には特に祭りはありませんが、大宮神社の桜はとてもきれいに咲き誇ります。その桜を目当てに訪れる人もたくさんいます。このように、大宮神社は地元の人たちに長い間愛されている神社なのです。
「城北公園」
旭区には「城北公園」という公園があります。城北公園は旭区の北の方に位置し、淀川の近くにあります。公園の中には大池があり、その周りを囲んでいる桜並木を散策するのはとても気持ちがよいです。他にも梅林の散策路や遊具なども設置されていて、さまざまな年齢層に人気があります。城北公園では、「城北菖蒲園」というイベントが開催されています。これは、約13,000平方メートルの敷地に咲き誇る250品種、13,000株もの菖蒲を楽しむイベントです。城北菖蒲園の歴史は、昭和39年5月にまで遡ります。毎年、5月下旬〜6月中旬にかけて開催されており、1番の見頃となるのは6月の初旬です。実は旭区にはマスコットキャラクターがいるのですが、そのキャラクターは花しょうぶの妖精「しょうぶちゃん」です。旭区では菖蒲が愛されているということがこのキャラクターからもわかります。
城北公園では、城北菖蒲園以外にもさまざまなイベントが開催されており、旭区では都心にいながら自然も堪能できるというのが魅力の一つです。
「千林商店街」
旭区というと有名なのが、「千林商店街」という商店街です。これは大阪を代表する商店街だと言っても過言ではありません。それほど活気がある商店街なのです。多くのテレビや新聞で取り上げられたことがあります。千林商店街の東端は、日本で初めてスーパーマーケットができた場所としても有名です。この商店街の特徴は、値段が安いお店が多いということです。ある不動産会社は、1ヶ月の家賃を100円としたことがあるほどです。さまざまなイベントが定期的に開催されるなど、たくさんの人が訪れる人気の商店街です。千林商店街に行けば、大阪らしい雰囲気を感じることができるでしょう。
旭区は住みやすい街なのか?
旭区は生活するのに適した街なのでしょうか。旭区の雰囲気は、大阪市らしい都心の雰囲気もありつつ、下町の風情も残っていて、落ち着いた感じがあります。それは、新築物件ばかりではなく古い家もたくさん残っているからかもしれません。旭区には高齢者がたくさん住んでいることもあり、幅広い世代の人との交流があります。
旭区には繁華街がありません。しかし、千林商店街もあるので、買い物には困りません。千林商店街には、他の区からも買い物に来る人がいるほどです。また、繁華街がないことで、治安面は安心できます。子供がいる家庭でも安心して生活できるでしょう。
また、旭区は教育に関しても充実しています。公立の学校も私立の学校もたくさんあるので、進学の選択肢が広がります。また、交通アクセスがよいので、区外の学校にも通いやすいです。
このように、旭区は治安面でも教育面でも住みやすい街だということがわかります。
リースバックの状況は?
大阪市旭区にはこのような特徴があるということがわかりました。それでは、もし旭区にある不動産を売却しようとしたらいくらで売れるのでしょうか。 まず、旭区のリースバックの状況としては、マンションの売却価格が高くなってきてい流という現状があります。取引数でみると、土地の取引件数が増加しています。
過去には、旭区高殿にある3LDKのマンションが3,500万円で(延床面積65平方メートル、平成18年建築、令和2年10月頃に売却)取引されたことがあります。また、同じく高殿にある2LDKのマンション(延床面積55平方メートル、令和2年10月頃に売却)が、昭和47年建築という古さにもかかわらず480万円で売却されました。築年数が経ってしまうと買い手がつきにくくなってしまうことが多いですが、諦めずに不動産会社へ行ってみると思っていたより高額で売却できるかもしれません。
また、戸建ての物件では、同じく大阪市旭区高殿にある、延床面積110平方メートルの不動産が4,000万円で売却されました(令和2年10月頃に売却)。もしこれらに類似した条件の不動産を売却しようとしている場合は、同じような価格で売却できるかもしれません。実際にいくらで売却できるのか気になった場合は、不動産会社を訪れるか、不動産査定サイトで見積もりを出してみるとよいでしょう。
まとめ
今回は、大阪市旭区について紹介してきました。旭区には大宮神社や城北公園、千林商店街といった有名なスポットがあり、自然を感じたり買い物をしたりすることができます。旭区は、治安の面でも教育の面でも住みやすい街です。しかし、現在更なるまちづくりが進められているので、旭区はより住みやすい街になることでしょう。そのため、不動産需要も高まることが見込まれます。旭区に不動産を所有している場合は今がチャンスかもしれません。特に旭区では現在マンションの売却価格が上昇傾向にあるので、マンションを手放そうとしている場合は一度不動産会社に相談してみるとよいでしょう。
【参照】
大阪市旭区役所「旭区の概要」
https://www.city.osaka.lg.jp/asahi/page/0000000603.html
大阪市旭区役所「旭区将来ビジョン 2022〜安心して住み続けられるあたたかいまち 旭区〜」
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanminrenkei/content/001315408.pdf